Vigo社製 InAs/InAsSb 赤外線センサ

本製品の更なる活用には 水銀不使用 Vigo社中赤外センサ 量子カスケードレーザ InAs、InAsSbセンサ (QCL) - Tunable(波長調整可能)を活かした分光精 ●将来的にRohSなどの規制対象になること 密計測 が懸念されている物質を使用していない、中 - レーザ、センサ共に高速応答であることを活か した高速処理などのアプリケーションに 赤外に感度を持つ半導体型センサ ●常温もしくは電子冷却タイプなので、小型 で場所を選ばない ●長年培ってきた半導体型赤外センサの製 造技術により電子冷却ながら高感度を実現 赤外透過ファイバ・導波管 ●ゼロバイアスでフリッカーノイズを無くしての - 中空導波管とQCLなどを用いた高精度NDIR 用途のほか、逆バイアスを用いてより高速・高 ガス検出に ダイナミックレンジで用いる用途などにも広く - 特殊専用プローブなどでの吸光度計測に 対応 主な目的・用途 ・高精度ガス分析 この製品の特長 ▷HC系有機ガス ◇MCTに代わる中赤外センサ ▷CO2の同位体分析 ◇レンズ組込や電子冷却で高感度化 ガスセル、リキッドセル ▷CRDS向け高速センサ ◇アンプ組み込みモジュールあり ▷呼気中微量ガスのモニタ、など - 温度や気圧に影響され安いサンプルそのもの ◇様々なカスタマイズにも応相談 ・高速レーザモニタリング の計測環境を安定させるために ◇充実の周辺機器 ・量子カスケードレーザ(QCL)、他 - 引火性や腐食性のあるサンプルの、周辺機器 などへの影響を最小限にするために - Photo Acousticセルとして Hg、Cd、Pb不使用 冷媒の要らない電子冷却 ■水銀(Hg)、カドミウム(Cd)、鉛(Pb)、テルル( ■電子冷却素子を内蔵することにより、液体冷媒 Te)などの毒性のある重金属の使用を避け、より環 などが必要とされた旧来の方式より大幅に小型化、 境や生体に安全となった赤外線検出素子 更に使う場所を選ばなくなったので、様々な用途や ■半導体型素子であるため高速応答と高感度が 市場への拡大が期待できる 取り扱い製品ラインナップ 期待でき、様々な計測への応用可能性がある ■専用のTECコントローラを用いれば自動的に温 ●赤外線機器：黒体炉、赤外カメラ評価装置・コリメータ。分光放射計測装置、ハイパースペクトラル、 度の安定調整を行うので信頼性の高い計測が可能 ボアサイト装置、MWS、試験装置、防衛用レーザー試験装置、赤外線透過率測定器、MTF試験装置 ●赤外線部品：赤外受光センサ(単素子/アレー他)、波長選別フィルタ、赤外基準光源、チョッパーなど周辺機器 ●赤外カメラ関連：非冷却サーモグラフィ、中赤外高感度冷却カメラ、差温度黒体炉、各種カメラレンズ ●テラヘルツ関連：THzカメラ、高感度冷却ボロメータ、THz計測用光学系、極低温クライオスタット、Winstonコーン 感度向上固浸レンズ 左図 ●その他の光利用計測システム：ダイナミック干渉計、高精度大型ミラー、半導体紫外線センサ ■受光部製造時のGaAs基盤を固浸レンズに作り 受光部 d’に対 ●半導体関連装置：超高感度エミッション顕微鏡、半導体プロセス温度モニタ、In-Line薬液濃度モニタ 変えることにより、レンズを後付した際に生じ得る界 ●MRI研究関連装置：MRI用ナビゲーショントラッキングシステム ●その他、赤外線/光関連ご相談下さい。 し、それより大面反射損失の影響を無くした きいdに入射す ■屈折率の高いGaAs基盤をレンズに転用するこ 株式会社 アイ・アール・システム とで、視野角をせばめて指向性を向上するのと同時 る光を集光し、 〒206-0041 東京都多摩市愛宕4－6－20 IRSビルディング に、実効受光面積を拡大してS/Nも大幅に向上、電 実効光量=S/Nを 電話:042-400-0373 FAX:042-400-0374 子冷却でも十分な高感度を持たせることに成功した 上げている E-mail:office@irsystem.com Homepage:http://www.irsystem.com

新しい中赤外受光センサシリーズ 専用プリアンプ付きモジュール ■旧来の、水銀(Hg)・カドミウム (Cd)・鉛(Pb)などを使用していた ■受光素子とプリアンプをヒートシンク筐体に内 赤外検出センサに代わり、イン 蔵したモジュールとしての提案も可能です。受光 ジウム砒素(InAs)を基礎にした 素子の個体ごとに内部抵抗などを最適に調整し 新しいタイプの赤外線受光素子 て納品します。 の取扱をはじめました。 ■電子冷却や一体型レンズな ■機能や大きさなどによって複数のラインナップから選択可能、ご用途や取付箇所のサイズな どのオプションで、右グラフのよ どによって最適なものをお選び頂けます。 うに波長や感度の調整もできる VIP：非冷却型素子向けStand Aloneタイプ MIP：汎用標準タイプ FIP：nsec(GHz)レベル高速応答向け PIP：プログラマブルプリアンプ ので、用途や目的に応じたセレ SIP：ヒートシンク付き最小サイズタイプ BIP：OEM向け(簡易ヒートシンク) クションが可能。 ■半導体型の赤外線受光素子 であるための高速応答性や高 電子冷却コントローラ 感度性、または逆バイアスによ ■OEM向けのPCB版から、接続してスイッチをオンするだけで使用可能なBasic版、または液晶 るAPD化など応用は多数。 と簡易操作ボタンの付属したAdvanced版まで、プログラマブルな電子冷却コントローラをライン ■これからの赤外線検出の新 ナップ。 デバイスとしてご検討ください。 ■ユーザフレンドリーな PC上コントロールソフトを 用いて、冷却条件の設 Specifications／仕様表 定などを簡単に操作可 能。 OEM向けモジュールや、多素子化の展望 ■ヒートシンク(アルミ板)・プリアンプ・電子冷 却コントローラまで全てを一つの基盤に集約 したOEM向けのフルカスタムモジュールも提 案可能。 ■リニアアレーや低MatrixFPAなどの多素子 化についてもカスタムのご相談はお気軽に。