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※本資料は、2026年4月9日に開催された「“5回聞く”だけでは足りない、トヨタ式「なぜなぜ分析」の正しい実践法― 問題を構造的に解き明かす思考の型」の講演資料です。
なぜなぜ分析は、多くの製造現場で活用されている原因究明手法です。しかし、「なぜを5回繰り返す」という形式だけが独り歩きし、本来追求すべき真因にたどり着けていないケースも少なくありません。
本資料では、トヨタ自動車で長年なぜなぜ分析の指導に携わってきた伊藤正光氏の知見をもとに、真因にたどり着くための正しい思考プロセスと実践のポイントを解説します。
「真因と要因の違い」「再発防止につながる問いの立て方」「分析を形骸化させないための視点」など、現場で実践できるノウハウを具体的に紹介。品質不良や設備トラブル、設計・生産工程における課題解決の精度を高めたい方におすすめの内容です。
このカタログについて
| ドキュメント名 | 限定公開!“5回聞く”だけでは足りない、トヨタ式「なぜなぜ分析」の正しい実践法(セミナー資料) |
|---|---|
| ドキュメント種別 | ホワイトペーパー |
| ファイルサイズ | 4.4Mb |
| 取り扱い企業 | ストックマーク株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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既定のセクション、スライド 1
ストックマークセミナー
“5回聞く”だけでは足りない
トヨタ式「なぜなぜ分析」の正しい実践法
― 問題を構造的に解き明かす思考の型
TPS
Toyota Production System
リアルパートナーズ 伊藤正光
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スライド 2
プログラム
章 内 容
Ⅰ トヨタから広まった「なぜなぜ分析」
Ⅱ トヨタ流は「原因」と「要因」を区別して分析する手法
Ⅲ 「なぜなぜ分析」の基本手順
Ⅳ 作業ミスに関する分析
Ⅴ 事例による分析例
Ⅵ 「トヨタ流なぜなぜ分析」と「特性要因図手法」の違い
Ⅶ 質疑応答
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スライド 3
=自己紹介= = 経 歴 =
■1968年:トヨタ自動車へ入社
第2技術部 試作課
1986年 試作部 車両組立課
1991年:試作部 ユニット組立課
2004年:法規認証部 認証試験課
伊藤 正光
Itou masamitu ■2010年:定年退職
【資格】
●1949年生まれ
*高熟練技能者 (中央職業訓練協会認定)
● 趣味 *国家技能検定 1級3職種(労働大臣認定)
・鮎釣り
*衛生管理者 (厚生労働省認定)
・ゴルフ
・懐メロ *トヨタ生産方式及び問題解決訓練指導者
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スライド 4
私が「なぜなぜ分析」をマスターした経緯
平成10年、「トヨタ生産方式」の
訓練者資格を取得。
10年間。社内指導員を経験。
また、中堅技能者専修コースを受講し
「トヨタ生産方式」の生みの親である大
野耐一元副社長から直接指導を受け
ることができた。
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スライド 5
第Ⅰ章
トヨタから広まった「なぜなぜ分析」
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スライド 6
Ⅰ.「トヨタ生産方式」の生みの親大野耐一元副社長が
提唱した「なぜなぜ分析」の基本理念。
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スライド 7
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スライド 8
■著書で紹介された「なぜなぜ分析」の例示。(原文転記)
原 機械が故障して動かなくなった。
因
の なぜ;オーバーロードが掛かってヒューズが切れたからだ。
そ
の
ま なぜ;軸受け部の潤滑が十分でなかったからだ。
た
原 なぜ;潤滑ポンプが十分くみ上げていないからだ。
因
を なぜ;ポンプの軸が摩耗してガタガタになっているからだ。
深
堀
す なぜ;濾過器がついていないので切粉が入ったからだ。
る
手
法 根本対策:濾過器を取り付ける。
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スライド 9
事 象 なぜ① なぜ②
機械が動かない ヒューズが切れた。 軸受けが焼き付いた。
なぜ③ 潤滑油ポンプが十分に
吐出口 汲み上げていない。
モーター ポンプ
なぜ④ 潤滑油ポンプの軸がガタガタ。
なぜ⑤ 濾過器が付いていない。
潤滑油ポンプ装置
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スライド 10
軸の交換だけ! 再発を抑え込め
「処置」で済ませてはダメ
吐出口
モーター ポンプ
濾過器は外からは見えない。
根本対策:濾過器を取り付ける。
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スライド 11
「なぜなぜ分析」は
なぜー①の段階から「原因」を摘出する手法です。
不具合事象
なぜ① 原因ー1
なぜ② そのまた原因ー2
なぜ③ そのまた原因ー3
なぜ④ そのまた原因ー4
対策に繋がる
なぜ⑤ そのまた原因ー5
段階で終了。
5回より少なくても良いし多くても良い!
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スライド 12
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スライド 13
因果関係とは
事象(結果) 原因
エンジンが焼き付いた エンジンオイルが不足
逆から見ても因果関係が成立
エンジンが高速回転出来るのは、油膜によって軸と軸受け
とが直接接触しないから ⇒ 証明されている物理的作用。
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スライド 14
因果関係不成立の例
事象(結果) 原因
殴り合いの喧嘩をした 仲が悪かった
仲が悪くても殴り合いはしない
殴り合いの喧嘩に至るにはそれ相応の
個別的原因がある。
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スライド 15
なぜなぜの大原則 因果関係が成立していること。
エンジンが焼き付いた エンジンオイルが足りなかった
因果関係は成立
殴り合いの喧嘩をした 仲が悪かった
因果関係は不成立
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スライド 16
大野氏の分析は因果関係が成立
機械が動かない
過負荷・過大ジュール熱発生
フューズが切れた
異常な摩擦熱・メタルタッチ
軸受け部が焼き付いた
潤滑油供給圧不足
軸部の潤滑油不足
異物による異常研磨
ポンプの軸がすり減った
潤滑油に異物混入
濾過機がない
結 果 論理的根拠に基づいている 原 因
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スライド 17
世の中にある「なぜなぜ分析」の出版物の例
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スライド 18
ところが、世にある出版物は“原因のそのまた原因”
を深堀りしていないものが殆どです。
その結果、「なぜなぜ分析」は使い物にならない!
といった声や、『迷路に入り込むだけ!』とも
云われることがあります。
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スライド 19
【その原因を考察】
大野氏の本には「なぜなぜ分析」の解説が3頁のみであり、
読み手によっては理解が異なります。その結果、〇〇方式と
いった手法が派生的に生まれたと思われます。
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スライド 20
最も多く発刊されている人の分析例
問題 車がガードレールに接触し後部が
(特性) 破損した。
なぜ① 道路が凍結していた。
なぜ② スピードが出ていた。
(急にブレーキをかけた)
なぜ③ スタート時点では雨であったため
油断した。
道路が凍結していたのはスピードが出ていたからだ。?
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