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「不良が出るはずがないのに、実際出てしまう」ということはないでしょうか?とある一例を紹介します。
工場では様々な製品を生産していますが、作業工程を順に示した“作業指導票”は、例えば以下の様なときに使用されます。
・新しい人が入って作業してもらうときの教育資料として
・久々に注文がきたときに抜けが無い作業ができるように
・変更点を明確にして、間違った作業がされないように
熟練者が慣れた作業手順を確認するときにも使用されますが、
このような、いわゆる3H(はじめて、変更、久しぶり)のとき
に存在意義が大きいものと思います。
“作業指導票”には順調に作業がすすんだ場合のことは書いてあっても、「この工程でこのような不良が発生した場合は、このように処理する」といったような、不良品の処置方法まで記載してあるものは少ないのではないでしょうか?あったとしてもそれは実際の工程と合っているでしょうか?
本資料では、「作業指導票の通りにしているはずなのに、不良が発生してしまう」事例を紹介したいと思います。
このカタログについて
| ドキュメント名 | 品質管理の注意点~手直し作業編~ |
|---|---|
| ドキュメント種別 | 事例紹介 |
| ファイルサイズ | 735.8Kb |
| 取り扱い企業 | 株式会社松井製作所 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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品質管理の注意点
~手直し作業編~
URL http://matsui-ss.com/
(2022年8月作成)
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目次
前書き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.2
事例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p.3
確認結果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p.4
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前書き
工場では様々な製品を生産していますが、作業工程を順に示し
た“作業指導票”は、例えば以下の様なときに使用されます。
・新しい人が入って作業してもらうときの教育資料として
・久々に注文がきたときに抜けが無い作業ができるように
・変更点を明確にして、間違った作業がされないように
熟練者が慣れた作業手順を確認するときにも使用されますが、
このような、いわゆる3H(はじめて、変更、久しぶり)のとき
に存在意義が大きいものと思います。
“作業指導票”には順調に作業がすすんだ場合のことは書いてあっ
ても、「この工程でこのような不良が発生した場合は、このよう
に処理する」といったような、不良品の処置方法まで記載してあ
るものは少ないのではないでしょうか?あったとしてもそれは実
際の工程と合っているでしょうか?
本資料では、「作業指導票の通りにしているはずなのに、不良
が発生してしまう」事例を紹介したいと思います。
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事例
アルミの板金の穴に、ナットを埋め込む作業を考えます。
圧入
圧入した後に、目視検査でナットの取付状態を確認し、そのあ
とナットの外れやすさを機器で測定するという工程でした。
ある時期から、「ナットがすぐに外れてしまう」という不良が
多くなりました。現場に聞いても「特に工程の変更はない」と言
います。一体どのようなことが起こっていたのでしょうか?
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確認結果
品質管理の担当者が実際に加工場に張り付いて作業内容を確認
した所、以下の様な工程となっていました。
板金のプレス(穴あけ)
板金の穴のバリ取り
ナット圧入
目視確認
機器測定
NGの場合:板金を再利用
「板金の穴のバリ取り」は作業指導票には無い工程でした。プ
レス工程の治工具の摩耗により、製品立ち上げ時には発生してい
なかったバリが発生していた様です。そのままナットを圧入しよ
うとするとバリが嚙み込んでしまうため、現場の判断で工程を追
加したとのことです。また、「機器測定」でNGとなった板金は再
利用することとなっていましたが、勝手に追加されたバリ取り工
程も再び実施されていました。2回バリ取り作業をされた板金は穴
が広がってしまいます。そのため、ナットがすぐ外れてしまう不
良品が多くでてしまっていました。
・作業手順の勝手な変更
・実作業者における加工手順の意味の理解不足
(または現場内でのコミュニケーション不足)
以上の様な問題が露呈した結果の不良でした。
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