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購買業務の効率化でお困りの方へ!≪事例で説明シリーズ1≫

事例紹介

まずはここから!購買業務の効率化

購買業務の効率化について、「課題意識はあるけどどこから手を付けたら良いかわからない!」ということはありませんか?

 本資料では、複数に分かれていた購買先を1社にまとめることによってどのような効果があるのか、事例を用いながら見ていきます。購買部門のみならず、他部署、ひいては会社全体の経営にまで影響が広がっていくことがお分かりになると思います。途中で財務分析のような話もでてきますが、なるべく分かりやすく書かせて頂きました。
 各業務は分断されているようで実はつながっています。購買ご担当者以外にも、経営者の方、また、新人の方にもご覧いただけますと幸いです!
 本資料の関連資料として、「検査業務の効率化でお困りの方へ!≪事例で説明シリーズ2≫」もぜひご参考下さい!

このカタログについて

ドキュメント名 購買業務の効率化でお困りの方へ!≪事例で説明シリーズ1≫
ドキュメント種別 事例紹介
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取り扱い企業 株式会社松井製作所 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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《購買業務の効率化に向けて》 URL http://matsui-ss.com/ (2020年9月作成)
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目次 1. 購買業務での悩み・・・・・・・・・・・・・・・ p.2 2. 潜んでいるコストやリスクを洗い出す 2-1. 部品ごとの個別注文にかかっているコスト・・・p.3 【関連】在庫削減による金利負担減少・・・・・・・p.5 【関連】人件費の見直し(固定費の変動費化)・・・p.8 2-2. 生産拠点が1か所であることのリスク・・・・p.11 2-3. コストダウン(製品原価の決定要因) ・・・p.12 3. 購買先の見直し時に気を付けたいこと・・・・・・p.13 1
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1. 購買業務での悩み 組立課A:「Bさん、この製品で使う部品の在庫知りませんか?」 資材部B:「システム上ではまだ100個在庫があるはずだよ」 A:「あれ、おかしいな。倉庫には無かったんだけど」 B:「そういや、手直ししたら使えるから置いてある分があるって、 加工課のCさんから連絡が来てたかも」 A:「それシステム上の在庫に含まれてるんですよね…。今週中には 必要だけど、手直しっていつ終わるんだろう。」 B:「どうだろう。直接聞いてみないと分からないなあ・・・」 ・ ・ ・ ・ ・ 上の会話はある工場での一場面です。 生産管理ソフトなど様々な便利なツールが増えていますが、どう しても人に頼ってしまうところ、自動化しにくいところもありま す。「ツールの使い方の教育が悪い」というのも大いにある話で すが、そもそも“手間をかけて管理しなければならない環境”を無 くすことが一番良い方法ではないでしょうか? 今回、多種の金属の加工とそれに続く組立工程も行える企業に 注文をまとめることによって発注業務や在庫管理の負担を減らし、 “管理しなくても上手く回る体制”をつくることについて主に考えて いきたいと思います。 また、非常事態に備えた生産拠点の分散化や、コストダウンに ついても触れたいと思います。 2
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2-1. 部品ごとの個別注文にかかっているコスト 本資料では以下の場合をケースに考えてみます。 アルミ製 ステンレス製 真鍮製 外注A 外注B 外注C 自社で組立 現在、3つの部品をそれぞれ異なる業者から購入し、自社で組 立を行っているとします。この時、購買先を1社にまとめるとどの ような影響があるでしょうか? 下記表をご覧ください。実はその影響は購買部だけにとどまり まらず、各部署の負担減につながります。 外注Aにまとめると・・・ 自社で組立 【考えられる影響】 項番 関係部門 頻度 内容 1 購買部 毎日 外注への発注業務が減る (業者ごとのシステムデータ送信、 メールやFAX送付の負担減) 2 購買部 都度 在庫調整など非定常業務にて、 各業者に連絡する手間が減る 3 経理部 毎日 伝票がまとまって、システム入力 及び月末 や月末締め作業が楽になる 4 品質 都度 部品毎に各業者へ不具合連絡が必 管理部 要だったのが、1社のみで良くなる 3
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2-1. 部品ごとの個別注文にかかっているコスト では、組立まで外注に頼むとどうなるでしょうか? その影響範囲はさらに広がります。購買部門の業務負担減だけ でなく、会社全体のコストダウンにもつながりえます。下記表を ご覧ください。 組立まで外注Aにまとめると・・・ 【考えられる影響】 項番 関係部門 内容 1 購買部 各部品の不良対応の必要が無くなる 2 資材部 各部品の在庫管理の必要が無くなる 3 製造部 部品在庫を保管していたスペースが減る。 空いたスペースによる生産性向上。 (仮置台設置による移動時間のムダ削減、 棚の整備による2S促進など) 4 経営者 在庫削減による金利負担減少(※1) 5 経営者 人件費の見直し(固定費の変動費化) (※2) (※1)(※2)は別途説明 上記以外にも様々な部門に影響があるかもしれません。 ここでは、上記項番4と項番5について、次ページから説明してい きたいと思います。 4
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在庫削減による金利負担減少 この項目を説明する前に、バランスシート(貸借対照表。BSと 略されることもある。)の構造について説明します。 【バランスシートの概要】 【資産】 【負債】 現金 銀行からの 製品 借入金 在庫 機械 土地・建物 【純資産】 自己資本 (※)かなり省略して記載していますので、詳しくは他の資料をご参考下さい 左側に「資産」、右側に「負債」と「純資産」が記載されます。 それぞれの内容は上記表をご確認ください。 このとき、左の「資産」と右の「負債」+「純資産」の和が一致 します。 「資産」合計額=「負債」と「純資産」の合計額 なぜ左右の合計額が一致するのかについて、次ページで説明し ます。 5
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在庫削減による金利負担減少 もともとバランスシートの右側は、「どこからお金を調達して きたか」を表します。銀行から借りた将来返さないといけないお 金は「負債」、自社が出した返さなくても良いお金は「純資産」 となります。 バランスシートの左側は、「調達したお金をどのように使って いるか」を表します。調達したお金のうち、一部で土地を買い工 場を建て、機械を買い、製品や在庫を作ります。もちろん、現金 で残っているお金もあります。 【バランスシートの概要】 【資産】 【負債】 現金 銀行からの 製品 借入金 在庫 機械 土地・建物 【純資産】 資金の用途 自己資本 資金の調達 (※)かなり省略して記載していますので、詳しくは他の資料をご参考下さい つまり、資金の用途の裏には必ず調達がセットになって付いて いるということです。 在庫は資産(左側)に計上されていますが、その裏の調達は何 でしょうか?次ページで確認します。 6
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在庫削減による金利負担減少 【バランスシートの概要】 【資産】 【負債】 現金 銀行からの 製品 借入金 在庫 機械 土地・建物 【純資産】 資金の用途 自己資本 資金の調達 (※)かなり省略して記載していますので、詳しくは他の資料をご参考下さい 上記図からお分かりの様に、「在庫」の裏には「銀行からの借 入金」があります。つまり、「在庫」が減るとそれに対応する 「借入金」も減少します。借入金にはもちろん金利が発生してお り都度銀行に支払っていますが、在庫を削減することで支払利息 の削減に貢献することができるのです。 つまり、 「組立工程まで外注化」 ⇒「各部品の仕入れ不要」 ⇒「各部品の在庫金額が無くなる」 ⇒「それに伴う借入金の金利負担が無くなる」 となります。 7
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人件費の見直し(固定費の変動費化) 次に、組立まで外注に頼んだ場合の影響の内、人件費について 見ていきます。 組立まで外注Aにまとめると・・・ その前に、会社で発生する“コスト“について説明します。 コストは大きく、売上に比例して発生する「変動費」と、売上に 関わらず発生する「固定費」に分けられます。 代表的な変動費:材料代、加工代、外注費 代表的な固定費:電気代、減価償却費、人件費 自社内で組立を行っていた時は、その作業をする人の「人件 費」が発生していました。これは、その製品が売れようが売れま いが発生する固定費として一般的に分類されます。 製品が売れている場合は自前で製作した方が利益が大きくなり ますが、今は製品寿命がどんどん短くなり変化が激しい時代なっ ています。 自前で製作となると、機械や装置の維持費・新規購入代金、そ れを操作するオペレーターを抱え込むリスクが発生します。 それでは、組立工程を自社で行った方が良いのか、それとも外 注に任せた方が良いのかをどの様に判断すればよろしいでしょう か?次ページではその助けとなるツールを説明したいと思います。 8
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人件費の見直し(固定費の変動費化) 自社生産か外注化か、その判断には“損益分岐点”による分析が 使用できます。損益分岐点の概要を以下に記します。 売上 費用・収益 ①売上が多い時の 利益 変動費 ②売上が少ない時の 損失 固定費 損益分岐点 売上高 売上が損益分岐点を超えるとき、売上>費用(固定費+変動費) となり、利益が発生します(上記①)。 一方、売上が損益分岐点より小さい時、売上<費用となり損失 が発生します(上記②)。 つまり、売り上げが損益分岐点を超えるかどうかによって、 利益か損失かが変わります。 では、自社生産か外注化か、それによって上記の図はどのよう に変化するでしょうか?次ページから見ていきたいと思います。 9
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人件費の見直し(固定費の変動費化) 【自社生産から外注化したときの損益分岐点の変化】 売上 費用・収益 (従来の損益分岐点) ②変動費の増加 (傾きが大きくなる) ③新たな損益分岐点 ①固定費の減少 (固定費の減少により、 売上高 変動費直線の開始地点が下がる) 外注化により、一般的に以下の変化が発生します。 ①固定費の減少(保有設備や人件費が減る) ②変動費の上昇(外注への依頼が増える) ③損益分岐点の移動 ※今回の図では損益分岐点が小さくなりました(左に移動)が、 場合によっては大きくなる(右に移動)可能性もあります。 固定費があまり下がらない、または変動費が大きく増加すると いう様な場合は注意が必要です(自社生産のままの方が良い場合 もあります)。外注にしたからといって人数が変わらないと、固 定費も下がりにくくなります。製造部の余分人員を新たに営業部 に配置して売上拡大を狙うなど、大局的な経営判断が必要となり ます。 以上の様に、製品毎にかかっている固定費と変動費を明確化し、 損益分岐点分析によりシミュレーションすることが、外注化する か否かの1つの判断基準となります。 10
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2-2. 生産拠点が1か所であることのリスク 生産拠点が1か所であると、以下の様なリスクで納品が遅れる 可能性があります。 ・地震、津波、台風などの自然災害リスク ・国、地域での感染症蔓延によるロックダウン ・海外での政治混乱、暴動、政府政策などにより輸入できなく なるリスク 生産拠点が複数ある取引先に外注依頼する、複数企業から購入 するなどの対策により、リスクが顕在化した際に対応しやすくな ります。 11
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2-3. コストダウン(製品原価の決定要因) 新製品が販売されるまでに経るフローは大まかに以下の通りです。 【製品を販売するまでのフロー】 設計 製造 販売 中でも設計時点でコストの8割は決まるという話をよく耳にし ます。 ・部品点数を少なくできないか? ・安い材料でつくれないか? ・加工方法はどうするか? ・過剰品質を求める図面になっていないか? 以上の様な点をチェックポイントとしてあげることができます。 設計と製造は密接に関わりあっているので、様々な加工方法を比 較すること、または詳しい業者や人に相談することも必要だと思 われます。 また、運送費の値上げも懸念されている世の中ですが、製作す るのに多工程かかる部品の場合、一貫生産できる工場だと運送費 の削減、また、納期の短縮に繋がる可能性があります。 12
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3. 購買先の見直し時に気を付けたいこと 新しい業者と取引を開始しようとする際、以下の様なコス トが発生します。 取引コスト 探索コスト:新しい業者を探索するコスト 確認コスト:品質レベル、価格、納期など 確認するコスト 監視コスト:安定した⾧期取引ができるか 監視するコスト 確認コストには、図面に描き切れていない情報を追加で説明 したり、非常時に柔軟に対応してもらえるかの確認、また、新 規業者の強みを活かした生産方式に切り替えることを新たに検 討するといったコストも考えられます。過去の取引実績を確認 することで、会社の信頼度をある程度推察することができるで しょう。 監視コストでは、財務基盤や後継者の有無も気になるところ です。帝国データバンクなどで調査することも考えられます。 これまでご説明させて頂いたメリットと上記コストを見比べ て費用対効果が十分見込めるとご判断された際に、新しい取引 先とのビジネスを進められてはいかがでしょうか。 13