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管理会計による経営判断~ケース6:不採算部門の整理~

事例紹介

会計の数字を正しく使って経営判断に活かすための注意点を解説します!

「ビジネスは数字で考えることが大切だ」とよく言われます。
経営判断において数字と言えば、まず思い浮かぶのは会計で使用される財務的な数字(売上、製造原価、粗利益など)だと思います。
これらの数字を使って正しい判断ができれば良いのですが、使い方を間違うと思わぬ失敗をしてしまうことがあります。本資料では、「間違いやすい数字のワナ」を紹介、解説していきたいと思います。

このカタログについて

ドキュメント名 管理会計による経営判断~ケース6:不採算部門の整理~
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 829.8Kb
取り扱い企業 株式会社松井製作所 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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管理会計による経営判断 ~ケース6:不採算部門の整理~ URL http://matsui-ss.com/ (2022年8月作成)
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目次 前書き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.2 事例説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p.3-4 解説・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p.5 1
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前書き 「ビジネスは数字で考えることが大切だ」とよく言われます。 経営判断において数字と言えば、まず思い浮かぶのは会計で使用 される財務的な数字(売上、製造原価、粗利益など)だと思いま す。 これらの数字を使って正しい判断ができれば良いのですが、使 い方を間違うと思わぬ失敗をしてしまうことがあります。本資料 では、「間違いやすい数字のワナ」を紹介、解説していきたいと 思います。 2
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事例説明 ある会社にて、経営環境の悪化により不採算部門を整理することと なった。経理部にて作成された各製品の損益計算書は表1の様であった。 【表1】x月の損益計算書 (円)(※“生産販売量”のみ(個)) 1個当たり 生産販売 製品 売価 製造原価 純利益 利益 数量 A 600 310 290 1000 290000 B 320 240 80 800 64000 C 200 220 -20 3000 -60000 製造原価内訳 (円) 製品 変動費 固定費 計 A 210 100 310 B 140 100 240 C 120 100 220 表1を見た社長は、「製品Cは作れば作るほど利益がマイナスになる」こ とから、生産を止める様指示した。 すると、次月の損益計算書は表2の様となった(生産数は同一とする)。 【表2】x+1月の損益計算書 1個当たり 生産販売 製品 売価 製造原価 純利益 利益 数量 A 600 477 123 1000 123000 B 320 407 (円-8)7 800 -69600 製造原価内訳 製品 変動費 固定費 計 A 210 267 477 B 140 267 407 製品Bがx月は黒字であったのに赤字に転落していることを疑問に感じ た社長は、経理部に計算間違いがないか確認するように指示したが、 計算間違いは無いとのことであった。 3
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事例説明 そこで社長は再度、 「製品Bは作れば作るほど利益がマイナスにな る」ことから、生産を止める様指示した。 すると、次月の損益計算書は表3の様となった(生産数は同一とする)。 【表3】x+2月の損益計算書 (円)(※“生産販売量”のみ(個)) 1個当たり 生産販売 製品 売価 製造原価 純利益 利益 数量 A 600 690 -90 1000 -90000 製造原価内訳 (円) 製品 変動費 固定費 計 A 210 480 690 製品Aがx月、x+1月は黒字であったのに赤字に転落していることを疑 問に感じた社長は、経理部に計算間違いがないか確認するように指 示したが、計算間違いは無いとのことであった。 社長「もう会社をたたむしかないのか・・・」 間違い 4
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解説 直接原価計算にて各製品の損益を計算すると、表4のようになる。各製 品とも貢献利益はプラスであることから、どの製品も固定費の回収に役 立っていたことが分かる。 【表4】直接原価計算によるx月の損益計算書 (円)(※“生産販売量”のみ(個)) 生産販売 総貢献 製品 売価 変動費 貢献利益 固定費 純利益 数量 利益 A 600 210 390 1000 390000 B 320 140 180 800 144000 C 200 120 80 3000 240000 計 774000 480000 294000 結局、どの製品も生産をやめる必要はなく、新規取引の拡大、既存 の変動費や固定費の削減などに取り組むことが必要であった。 5