1/5ページ
カタログの表紙 カタログの表紙 カタログの表紙
カタログの表紙

このカタログをダウンロードして
すべてを見る

ダウンロード(833.5Kb)

管理会計による経営判断~ケース5:苦境時に舞い込んできた案件の是非~

事例紹介

会計の数字を正しく使って経営判断に活かすための注意点を解説します!

「ビジネスは数字で考えることが大切だ」とよく言われます。
経営判断において数字と言えば、まず思い浮かぶのは会計で使用される財務的な数字(売上、製造原価、粗利益など)だと思います。
これらの数字を使って正しい判断ができれば良いのですが、使い方を間違うと思わぬ失敗をしてしまうことがあります。本資料では、「間違いやすい数字のワナ」を紹介、解説していきたいと思います。

このカタログについて

ドキュメント名 管理会計による経営判断~ケース5:苦境時に舞い込んできた案件の是非~
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 833.5Kb
取り扱い企業 株式会社松井製作所 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

この企業の関連カタログ

この企業の関連カタログの表紙
型打鍛造による機能部品の一体化
事例紹介

株式会社松井製作所

この企業の関連カタログの表紙
鋳造品から鍛造品への代替
事例紹介

株式会社松井製作所

この企業の関連カタログの表紙
切削加工品の組立から一体型鍛造品への代替
製品カタログ

株式会社松井製作所

このカタログの内容

Page1

管理会計による経営判断 ~ケース5:苦境時に舞い込んできた案件の是非~ URL http://matsui-ss.com/ (2022年8月作成)
Page2

目次 前書き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.2 事例説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p.3 解説・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p.4 1
Page3

前書き 「ビジネスは数字で考えることが大切だ」とよく言われます。 経営判断において数字と言えば、まず思い浮かぶのは会計で使用 される財務的な数字(売上、製造原価、粗利益など)だと思いま す。 これらの数字を使って正しい判断ができれば良いのですが、使 い方を間違うと思わぬ失敗をしてしまうことがあります。本資料 では、「間違いやすい数字のワナ」を紹介、解説していきたいと 思います。 2
Page4

事例説明 ある会社にて、顧客からの注文が急に少なくなってしまった。残る 製品Aだけを生産している状態であり、人も設備も余っている。製品 Aの利益もマイナスとなっており、このままでは倒産してしまう(表1)。 【表1】x月の損益計算書 (円)(※“生産販売量”のみ(個)) 1個当たり 生産販売 製品 売価 製造原価 販管費 総原価 純利益 利益 数量 A 1500 1100 500 1600 -100 10 -1000 製造原価内訳 (円) 製品 変動費 固定費 計 A 800 300 1100 そのような時、別の顧客から「製品Bを作ってみないか」と仕事の 話が来た。そこで社長は経理部に、もし製品A,B両方とも生産販売し た場合に、Bの損益はどうなるのか聴取した所、表2が提出された。 【表2】A,B両製品を作った場合のBの損益計算書 1個当たり 生産販売 製品 売価 製造原価 販管費 総原価 純利益 利益 数量 B 450 300 200 500 -50 10 -500 製造原価内訳 (円) 製品 変動費 固定費 計 B 200 100 300 表2を見た社長は、「製品Bは作れば作るほど利益がマイナスになる から、この仕事は辞退しよう」と考えた。 間違い 3
Page5

解説 全部原価計算にて、製品A,B両方とも生産販売した場合の製品A,製品B それぞれの損益計算書は表3の様になり、合計では利益が1500とプラス になっている。 【表3】A,B両製品を作った場合の損益計算書 1個当たり 生産販売 製品 売価 製造原価 販管費 総原価 純利益 利益 数量 A 1500 1000 300 1300 200 10 2000 B 450 300 200 500 -50 10 -500 計 1500 製造原価内訳 (円) 製品 変動費 固定費 計 A 800 200 1000 B 200 100 300 先ページでは上記表3のうち、製品Bの部分のみを切り取っていたので 誤解が生じたのである。製品Bを新たに生産することで、これまで製品Aに 配賦されていた“固定費”と“販管費”が製品Bに配賦された分だけ製品A に配賦されていたそれらが減少した結果、製品Aは黒字となった。 直接原価会計の考えを用いると、以下表4の様にシンプルに理解できる。 【表4】直接原価計算による当初及びA,B両製品を作った場合の損益計算書 生産販売 総貢献 製品 売価 変動費 貢献利益 固定費 純利益 数量 利益 A 1500 800 700 10 7000 8000 -1000 生産販売 総貢献 製品 売価 変動費 貢献利益 固定費 純利益 数量 利益 A 1500 800 700 10 7000 B 450 200 250 10 2500 計 9500 8000 1500 製品Bの販売により250円/個の貢献利益が得られる分、固定費が回収されて 黒字化した 4