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会計の数字を正しく使って経営判断に活かすための注意点を解説します!
「ビジネスは数字で考えることが大切だ」とよく言われます。
経営判断において数字と言えば、まず思い浮かぶのは会計で使用される財務的な数字(売上、製造原価、粗利益など)だと思います。
これらの数字を使って正しい判断ができれば良いのですが、使い方を間違うと思わぬ失敗をしてしまうことがあります。本資料では、「間違いやすい数字のワナ」を紹介、解説していきたいと思います。
このカタログについて
| ドキュメント名 | 管理会計による経営判断~ケース4:新規設備の導入~ |
|---|---|
| ドキュメント種別 | 事例紹介 |
| ファイルサイズ | 669.8Kb |
| 取り扱い企業 | 株式会社松井製作所 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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管理会計による経営判断
~ケース4:新規設備の導入~
URL http://matsui-ss.com/
(2022年8月作成)
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目次
前書き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.2
事例説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p.3
解説・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p.4
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前書き
「ビジネスは数字で考えることが大切だ」とよく言われます。
経営判断において数字と言えば、まず思い浮かぶのは会計で使用
される財務的な数字(売上、製造原価、粗利益など)だと思いま
す。
これらの数字を使って正しい判断ができれば良いのですが、使
い方を間違うと思わぬ失敗をしてしまうことがあります。本資料
では、「間違いやすい数字のワナ」を紹介、解説していきたいと
思います。
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事例説明
ある会社にて、新規の設備投資を考えている。投資回収期間につ
いて、担当者が以下の計算内容を提出してきた。
「今回の投下資本は、機械購入代金500万円と機械据付費用50万
円の合わせて550万円である。一方、1個当たりの加工時間節約は3
分となる。当社の賃率は70円/分であるから、1個当たり節約工賃は
210円(=70円/分×3分)となる。一方、月間の生産個数は2000個な
ので、1カ月当たりの節約工賃は42万円(=210円/個×2000個/月)
となる。
また、1カ月当たりの設備維持費は2万円である。
これらのことから、投資回収期間は550万円÷(42万円-2万円)=
13.8ヶ月となる」
※ただし、「賃率70円/分」は、直接作業者・間接作業者・間接部門
(事務所)社員全ての人件費を考慮して計算された値である。
この話を聞いて社長は、「1年ちょっとで回収できるのであればすぐ
に購入しよう」と考えた。
間違い
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解説
「当社の賃率70円/分」は、例えば以下の様な計算式によるものとする。
【人件費】
製造部 直接作業者:25万円/月 × 4人
現場班長 :60万円/月 × 1人
事務所 工場長 :90万円/月 × 1人
平均レート:40円/分(8h労働/日として計算)
+
【家賃と減価償却費】
30円/分
【合計】
70円/分
このとき、「1個当たり加工時間3分の節約」は直接作業者の作業時間に
関わるものなので、
25万円/月 = 23.7円/分 として、3分では71.1円/個の節約効果となる。
月の生産個数は2000個なので、71.1×2000=14.2万円/月の節約効果と
なる。
よって、正しい投資回収期間は550万円÷(14.2万円-2万円)=45ヶ月と、
4年弱となる。
「賃率70円/分」は家賃の回収なども含めた、”これだけ稼がなければ会
社全員が食べていけない(家賃も払えなくなる)“金額であり、これをその
まま節約効果の計算に使用してはいけない。賃率の大半は、工数と関係
ない費用の負担分であるので、工数を削減してもそれらの費用(例えば
家賃や機械の減価償却費、工場長の業務など)は減らない。
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