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Spinsolve 80MHz

製品カタログ

今年度、卓上型核磁気共鳴装置として多彩になりました!

2D測定、3D測定を80MHzで測定できます!またリアクションモニターリングもより精度アップして測定できます!
『Spinsolve 80』は、80MHzの磁場強度を実現した
卓上型NMRです。

優れた化学シフト分解能と感度、高い解像度(0.5Hz/20Hz)
が特長です。

プローブは様々な核種を測定可能です。
また、標準的なNMR試料管(5mm)が使用できます。

COSY、HSQC、HMBCなどの2次元特殊測定はもちろん、gsCOSYといった3次元足底も可能です。

【特長】
■80MHzの磁場強度
■測定時のスピンニングが不要
■ワンクリックで2D測定などの特殊測定が可能
■実験台に設置可能な大きさと重量
■液体窒素、液体ヘリウム等の冷媒不要

※オプションとして4核種以上を搭載できる「Multi」、水由来のピークを除去できる「ultra」
 

このカタログについて

ドキュメント名 Spinsolve 80MHz
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 3Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 株式会社朝日ラボ交易 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

Page1

圧倒的なパフォーマンスと独自のフレキシビリティが自慢です パワフルな機能を搭載した卓上型核磁気共鳴装置です 独特の技術 オンラインモニタリング Spinsolveの永久磁石の分解能は、 Spinsolve用に開発されたフローキット 他の市販の卓上型核磁気共鳴装置 を簡単に装着して、薬液をSpinsolveに に比べて約2倍優れています。 さら 送り、反応をリアルタイムにモニターす に、ピーク高さ0.11%で規格化されて ることができます。 いる唯一の卓上型核磁気共鳴装置 です。 軽水のピークを除去 オートサンプラー ULTRAを用いることで、溶媒の コンパクトなサンプルチェンジャー ピークを強く減衰させ、0.2ppm以 Spinsolveのために設計され、 下の狭い領域に閉じ込めることが Spinsolve Softwareで制御されるた 可能です。 め、完全自動化が可能です。 複数核のプローブ DOSYグラジェント 新しい「Multi-X」 は、1台の装置で複 Spinsolve 80は搭載できます 数の核を完全自動で測定することが 拡散実験やDOSY実験のための できます。 最強のパルス磁場勾配( 0.5 T/m)を備えています。
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Spinsolveマグネットの超高磁場均質性により、最高の分解能が得られます。 0.11%に ピーク [%] 線幅 [Hz] 規定された唯 50 < 0.25 一の磁石 0.55 < 10 0.11 < 20 200倍拡大 ケミカルシフトの近い構造も解析できる! Improve改良した定量化測定 他の卓上型NMR装置にはない、0.07 Hzの小さな5J この例では、ULTRAの分解能により、隣接する大きな信号と重 カップリングまで解析します。 なることなく、酢酸のピークを積分することができる。0.4Hzの低 分解能では、重なりが顕著になり、積分値に影響を及ぼします。
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優れた溶媒抑制効果 ミリオーダー濃度の尿中代謝物を数分で解析できます!! 溶媒抑制効果なし 約8分 で解析 溶媒抑制効果あり 2000 倍拡大 尿中には、純水中に非常に低濃度で溶解している代謝物が多数含まれています。上の図は、溶媒抑制を行っ た場合(赤)と行っていない場合(黒)のスペクトルを比較したものです。 溶媒抑制を行うことで、水の信号(青色)が非常に効率よく減衰していることが分かります。 溶媒抑制法の性能評価に関する参考資料 溶媒抑制法の効果を定量的に評価するためには、残留溶媒ピークの減衰量と線幅を測定する必要があります。減衰率 は残留ピークと溶媒ピークの振幅を比較することで容易に求めることができるが、残留溶媒ピークの線幅はスペクト ル中の絶対的な高さで測定する必要がある。この絶対的な高さは、通常、所定の濃度でサンプルに添加された比較す る化合物によって定義されます。下の図では、純水に20 mMで溶解したグルコースのαアノメリックプロトンの高さ での残留幅を測定しています。 溶媒抑制効果なし 溶媒抑制効果あり 2000倍拡大
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新世代の全自動多核プローブ Spinsolveには、1台の装置で複数の核種を自動的に測定できる新型プローブ「Multi-X」を装着できます。このプローブに は電子スイッチが搭載されており、核の切り替えにユーザーの操作は必要ありません。電気的なチューニング調整により、 核を切り替えてもシステムへの影響はありません。 この機能は複数の核種を測定する実験において、各核種を個別に事前に定義する必要があります。オートサンプラーはこの サンプルセットと完璧に連動します。 SPHOSサンプルを自動的に取得する高度な複数核の測定
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ワンクリックで複数の核種を測定することが可能に! 構造確認のための決定的な情報を提供するホモおよびヘテロ核の2次元測定のすべてを1時間未満で測定します。 80 MHz NMRスペクトル (Gibberelic Acid) 17分 溶媒: MeOH-d6 濃度: 250mM 10秒 1Dプロトン gs-COSY 4分 34分 gs-HSQC-ME: Non-uniform sampling (NUS)に 4 gs-HMBC より、わずか 分で取得できます! 勾 配 ア シスト
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オンラインリアクションモニターリングキット Spinsolveの全モデルには、ドラフト内で直接オンライン分析を行うために開発されたRリアクションモニターリングフ ローキットを搭載することができます。このキットにはガラス製のフローセルが含まれており、インレットからセル中央 部まで細いチューブを使用することができます。フローでのデッドボリュームを最小限に抑え、NMRの測定する中央部で チューブの容量を拡張することでNMR感度を最大化させています。フローセルの最適化された設計により、フローモード でのS/Nは標準的な5mmチューブを使用した場合と同じです。このキットには蠕動ポンプも含まれており、Spinsolveの ソフトで制御して連続フローモードと停止モードを設定でき、動作させることができます。フローセルはSpinsolveに簡 単に挿入でき、細いPTFEチューブまたはピークチューブでポンプに接続することができます。Spinsolveのソフトには、 反応をリアルタイムで追跡するために開発された強力なモニターモジュールが含まれています。ループに含まれる様々な プロトコルの測定値とポンプを同期させ、変換カーブを表示するための高度なデータ処理ツールを提供します。 ガラス製の フローセル 全てオートフォーメーションできます。 Spinsolveに新しい全自動オートサンプラーの回転台を組み込むことで、サンプル測定の精度を向上させることができま す。オートサンプラーはSpinsolveの上部に取り付けられ、移動の際に簡単に追加・取り外しができます。各サンプルに 対して実行するプロトコルはわずか数秒で構築でき、データ収集中であってもいつでも編集することが可能です。
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DOSY測定に適した拡散勾配 混合物中の異なる成分のスペクトルを分子サイズによって分離する(DOSYでの測定)。自己拡散係数を測定し、 分子の移動度を把握する(PFG拡散測定) DOSYは、グラデーションの振幅の関数として一連のスペクトルを取得することにより、2次元のプロットを作成します。 横軸にケミカルシフトをとり、縦軸に自己拡散係数をとります。この2次元スペクトルでは、ピークは水平線に沿って並 んでいます。これらの線はそれぞれ異なる自己拡散係数に対応し、混合物の異なる成分に対応します。拡散係数が10% 強異なるだけで、溶媒のピークと他の2つの成分を即座に分離することができるのです。このように、DOSYはNMRにお いて、拡散係数が異なる成分の混合物分析に非常に有効なツールです。 異なる原子核の自己拡散係数の測定 Spinsolveは1台で複数の核種を測定できるため、異なる核種を含む種の拡散定数を再チューニングすることなく自動的に 測 定 す る こ と が 可 能 で す 。 以 下 に 、 1-butyl-3-methylimidazolium tetrafluoroborate (BMIM-BF4) と lithium tetrafluoroborate (LiBF4) の混合物を測定する例を示します。拡散係数は、特定の核ごとに刺激-エコーシーケンスを実 行して測定された。左から右へ、BMIM-BF4中の50 mg/mL LiBF4のプロトン、フッ素、リチウムに対するPGSTE実験を 見ることができます。 勾配 0.5 T/m
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仕様 •核種i: 1H, 19F, 13C, 31P, 29Si, 7Li, 15N, 11B, 23Na (追加は適時ご相談) •共鳴周波数: 80 MHz (1H) •1H 線幅: - 標準 50 / 0.55% < 0.4 / 16 Hz - ULTRA 50 / 0.55 / 0.11% < 0.25 / 10 / 20 Hz NEW •1H 感度 (dual channel): > 200:1 (1% Ethyl Benzene) •別のPCで制御・接続します/重水素化溶媒不要 • オートサンプラーが利用できます。 •グラジェント配列により3次元の測定ができます。 •拡散パルス磁場勾配0.5T/m NEW •標準の5 mm, 7インチ長のNMRサンプル管を使うことができます。 •最小の容量は 250 μlです •測定可能な温度領域は18° C ~ 28° C (65° F t~82° F) •サイズ: 58 x 43 x 40 cm (23” x 17” x16”) •重量: 72.5 kg (160 lb) •浮遊磁場 < 2 G(システム周辺全体) Spinsolve 80 Carbonにおいて利用可能なパルス配列 Proton Fluorine Carbon 1D proton (incl. Paramagnetic option) 1D Fluorine with 1H decoupling 1D Carbon with 1H and 19F decoupling 1D solvent suppression 2D F - COSY DEPT 1D with 19F and 13C decoupling 2D F - JRES APT 2D gs-COSY* 2D FH - COSY HETCOR 2D gs-TOCSY T1, T2 gs-HSQC 2D gs-ROESY PFG-DOSY gs-HSQC-ME* 2D gs-JRES Reaction Monitoring gs-HMQC T1, T2 gs-HMBC* PFG-DOSY Reaction Monitoring *Non-Uniform Sampling (NUS) available 国内代理店 販売 〒650-0046 兵庫県神戸市中央区港島中町4丁目1-1 ポートアイランドビル10F TEL 078-335-8613 FAX 078-335-8614 URL http://www.asahilab.co.jp Email info@asahilab.co.jp ●カタログの内容は予告無く変更する場合がありますので、ご了承願います。 ●カタログの写真や色は印刷により若干異なる場合が有ります。