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モデルベース開発ソリューション

製品カタログ

お客様のモデルベース開発(MBD)での課題をコンサルティングにて明確化し、解決策をご提案。当社独自技術を活用したSILS環境の構築、設計、開発、テストまでワンストップのソリューションをご提供します。

このカタログについて

ドキュメント名 モデルベース開発ソリューション
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 1.4Mb
取り扱い企業 株式会社日立ソリューションズ (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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期待効果 1. 再配布可能なSILS環境導入による開発効率の飛躍的な向上 ■ HILSをベースとしたSILS環境によりデバック、不良解析・対策にかかる時間を大幅に短縮。  設備投資を抑えて開発効率の向上を実現します。 A. 各担当者に割り当て可能なSILS環境により、HILS待ちを解消 B. 統合開発環境(VisualStudioやEclipseなど)の豊富なデバッグツールを最大限に活用 C. Windows環境で動作が可能な仮想環境を提供。HILS環境による、高価な実機の利用比重を低減 D. IO信号やCAN情報を同期処理可能なシミュレーション環境同期接続モジュールにより、SILS環境と開発ツールをシームレスに連携 ■ アプリケーション開発で大きなウェイトを占めるテスト工数において、工数を約50%削減 *当社試算 モデルベース開発ソリューション 2. 豊富な適用実績を基にベストプラクティスを適用。高い品質を確保した開発環境を導入 ■ 数多くの完成車メーカーに対する50車種以上の適用実績を基に、コンサルティングから開発環境の構築、  エンジニアリングサービスまでトータルで提供。 ■ モデルベース開発の適用により、開発効率・品質の向上を実現し、ソフトウェア開発の競争力向上を支援します。 3. モデルとレガシー間の等価検証をシミュレーション環境で実現 ■ SILS環境とMILS環境を同期実行する環境を提供します。  これにより、レガシーコードで実行した際の動作ログを活用し、等価検証が可能になります。 ■ このようなアプローチにより、コンポーネントごとの段階的な等価検証を可能にし、  モデルベース開発の適用範囲を徐々に広げることができます。 ■ 車載ネットワークログの差分結果をレポート出力することで、レグレッション検証も容易に実施できます。 50車種以上の適用実績を基にした ベストプラクティスの適用 環境構築 dSPACE社、ETAS社それぞれのHILSの導入で ポイント 培ったノウハウをベースにコンサルティングサービ ガイドラインの策定など、最適な開発環境の整備を支援し スを提供。さらに、環境構築やエンジニアリングサ ます。当社独自のシミュレーション環境により、安価に短期 ービスによりモデルベース開発のスムーズな導入 間でソフトウェアテストが実施可能な環境が構築できます。 をサポートします。 コンサルティング エンジニアリング ポイント ポイント MBDの推進には現場に多くの課題が存在します。まずは課 モデルベース開発を活用した開発支援など、事業拡大をサ 題を明確化し、状況に応じた最適な解決策を提示します。 ポートします。モデルの性能検証および性能改善したモデ 当社では環境構築やエンジニアリングまでサポートしますの ルの提案実績もあり、お客様の仕様意図を理解した上で で、実務に落とし込む、開発に反映させることが容易です。 のエンジニアリングが可能です。 *MBD:モデルベース開発(Model Base Development) 開発効率が飛躍的に向上する ※本カタログ中の会社名、商品名は各社の商標、または登録商標です。 ※本文中および図中では、TMマーク、®マークは表記しておりません。 ※製品の仕様は、改良のため、予告なく変更する場合があり ます。 ※本製品を輸出される場合には、外国為替及び外国貿易法ならびに米国の輸出管理関連法規などの規制をご確認の上、必要な手続きをお取りください。なお、ご不明な場合は、当社担当営業にお 問い合わせください。 ※本カタログ中の情報は、カタログ作成時点のものです。 株式会社 日立ソリューションズ www.hitachi-solutions.co.jp 本カタログ掲載商品・サービスの詳細情報 www.hitachi-solutions.co.jp/mbdsolution/ S20K-02-01 2021.08
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車載ソフトウェアの「開発効率」と「品質」の両立を高レベルで実現 モデルベース開発の導入コンサルティングから環境構築、エンジニアリングまでトータルで支援します。 近年、モビリティ業界を中心とした自動運転システムの市場規模が飛躍的に拡大する中、自動運転レベルの向上に伴い、車載ソフトウェアも大規模になり複雑化しています。 多くの車載向けの電子制御機器の開発メーカーでは、テスト工程に時間がかかるなどの課題を抱えています。日立ソリューションズは、これまで車載機器をはじめ、 さまざまな電子機器の組み込みシステムや通信基盤などを提供してきたノウハウと培ってきた技術を生かし、車載ソフトウェアの開発やテストのさらなる効率化を支援します。 このようなお悩みはありませんか? モデルベース開発ソリューションが解決します! 車載ネットワーク向け 1. HILSの台数が足りないため、待ちが発生し HILSの順番が SILS環境を各開発担当者に ログ変換ソフトウェア 開発効率が低下してしまう 回ってこない! 1. 再配布可能な 割り当てることで、開発生産性が向上 *HILS:Hardware in the Loop Simulation *SILS:Software in the Loop Simulation IDとビットアサインを 2. 試作車両が無いと車載ネットワークログを 車両がなくとも車載ネットワークログを使った検証が 自動変換 利用した検証ができない 2. 試作 前倒しで可能となり、開発全体のLT短縮とコスト低減を支援 3. 時系列データは人の目で確認しているため、 時系列データのテスト結果を自動で比較判定することで 認で テスト自動化が限定的で生産性があがらない 目視確認では 3. 自動確 時間がかかりすぎる! 工数削減とテスト品質の向上および均一化を高い次元で実現 時短&正確に 特 長 機 能 A 再配布可能なSILS環境 B 統合開発ツールとの高い親和性 時系列データ自動テストソフトウェア HILS環境をベースとした独自SILS環境を構築。各開発担 開発対象のソフトウェアをVisualStudioなどのデバッグツ NEW SILS環境によるシミュレーションテストでは、相関係数および許容誤差を使用することにより、 当者が占有できるテスト環境を用意することで、開発の生 ール上に実装し、SILS環境と独立させることで豊富なデバ 従来、目視で行っていた時系列データの確認を自動で行うことができます。 産性が飛躍的に向上。H/W依存コードは仮想化し先行動 ッグ機能を最大限活用。これにより、テスト工程短縮と品 作検証を実施。 質向上を両立させます。 【A】 期待値 80 HILS 実機環境 SILS 60 40 20 0 時系列データ 0 25 50 75 100 125 150 175 GUI 車両 ハードウェア 制御 プラントモデル 制御 アプリケーション 自動テストソフトウェア 【B】 テスト結果 (テスト対象) IO信号 テストシナリオ 80 ポート ❶ テスト実行(シナリオの再生) 【B】テスト結果 60 IO 40 20 導入前 CANポート ベースソフトウェア ❷ テスト結果出力 0 0 25 50 75 100 125 150 175 CAN (BSW) Windows 【C】 比較結果 80 PC 60 40 ❸ 期待値とテスト結果の比較 20 0 0 25 50 75 100 125 150 175 A SILS 同シ B Microsoft Visual Studio など 【A】期待値 【C】比較結果 期ミ 制御 相関係数と許容誤差による GUI 車両 接ュ 差異がある部分は緑色で網かけ プラントモデル 続レ アプリケーション モー (テスト対象) ジシ ュョン 目視確認から「相関係数・許容誤差」を使用した自動確認へ ー環 仮想 ル境 プラットフォーム ワークログ利活用 Windows PC 当社独自の技術により、同期処理 Windowsで動作可能な シミュレーション環境での等価検証 車載ネット 可能なデータの送受信を実現 仮想環境を提供 そ の SILS環境とMILS環境を同期接続できるため、コン 「車載ネットワーク向けログ変換ソフトウェア」によ 他 ポーネント単位で段階的にモデルへの移行が可能で り、取得済みの車載ネットワークログの再利用が可 H/Wの検証まで含めた最終確認時のみ 機 す。また、車載ネットワークログの差分結果もレポート 能です。これにより、試作車両が完成するまでの期 能 として出力するので、影響調査や等価検証を一目で確 間でも実車テスト相当の確認が前倒しで実施でき、 導入後 HILSを活用することでHILS待ちを解消 認でき、効率化を実現できます。 テスト工程の大幅な短縮が図れます。 *MILS Model in the Loop Simulation