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dynaEdgeソリューション導入事例 小柳建設株式会社様

製品カタログ

このカタログについて

ドキュメント名 dynaEdgeソリューション導入事例 小柳建設株式会社様
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 935.5Kb
取り扱い企業 Dynabook株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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導入事例 小柳建設株式会社 様 dynaEdgeソリューションを遠隔臨場に活用。 「建設DXのトップランナー」小柳建設の取り組み モバイルエッジコンピューティングデバイス dynaEdge DE200、 導入製品・サービス インテリジェントビューア AR100、作業支援ソリューションVision DE Suite お客様情報 小柳建設株式会社様 建設業界に付きまとう「3K」イメージの払しょくに向け、DX化による生産性の向上に取り組む 小柳建設株式会社様は新潟県加茂市で1945年に創業。材木業に始まり、現在では土木事業、舗道事業、 2021年1月に竣工した 浚渫事業、建築事業、埋蔵文化財支援事業などに業務を拡大。新潟県を中心に全国に展開する総合建設業 加茂本店新社屋。 として、地域社会の発展に大きく貢献してきました。 近年は「変化を楽しもう。」をコーポレートメッセージとして、建設業界に付きまとう「3K」イメージの 木目を活かした内装と、フリーアドレスを 払しょくに向け、複数のIT機器を導入し、地元新潟でMicrosoct Baseとして活動するなど、地域のDX化 採用した先進的で快適なオフィス。 1階には地域に開かれたオープンスペース による生産性向上に取り組んでいます。また、建築物や工事現場をホログラム化して現実の空間に 施設も設置。 展開するシステム「Holostruction」、現場報告と情報共有を効率化するクラウドサービス「All-Sighte」 などの開発にも携わるなど、自社に留まらず、業界全体のDX化をも視野に入れ活動しています。 導入前の課題 ■国土交通省が推進する遠隔臨場に最適なソリューションの選択 ■発注者と受注者の双方が導入しやすいソリューション 導入のポイント ■建設現場の利用に適したデバイスの選択 ■現場状況の正確な把握 ■発注者側の既存の PC、既設のネットワークの活用 導入の効果 ■ハンズフリーで作業可能。ディスプレイで相手からの見え方を確認 ■計器の数値などを即時共有 発注者、受注者の双方が、導入しやすいソリューションのため、スムーズに遠隔臨場を実施 生産性も向上し、人手不足など建設業界の課題にも対応 システム概要 Windows 10 ベースのモバイルエッジコンピューティングデバイス dynaEdge DE200 とメガネ型ウェアラブルデバイス AR100、 作業支援ソリューション Vision DE Suite を利用して現場からMicrosoft Teams 会議に参加し、発注者と映像と音声を共有。
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導入前の課題 導入事例 小柳建設株式会社 様 遠隔臨場に最適なウェアラブルカメラ 遠隔臨場を実現するツールの選定について、専務取締役(COO) 中靜 真吾 氏に伺いました。 中靜氏「遠隔臨場で撮影に使用する機器は極端に言えばスマートフォンでも良いのですが、 両手を使いたい現場ではやはりウェアラブルカメラが便利です。弊社ではこれまでにもさまざまな ウェアラブルカメラを試してきましたが、中でもメガネのように装着してハンズフリーで作業でき、 映像を共有する相手からの見え方を確認しながら使用できるメガネ型ウェアラブルデバイスの 『インテリジェントビューアAR100』 に興味を持ちました」 小柳建設株式会社 国土交通省で多く採用されているMicrosoft Teamsを利用可能 専務取締役(COO) 中靜 真吾 氏 さらにセキュリティ上の課題もあったと言います。 中靜氏「 国土交通省様が遠隔臨場を全国に展開するなかで、使用するWeb会議システムのセキュリティ確保が課題のひとつとして 挙がっていました。そこで国土交通省様のWeb会議システムとして多く採用されているMicrosoft Teamsを利用できないか、とソリューションを 探したところ、OSに通常のPCと同じWindows 10を採用したモバイルエッジコンピューティングデバイスのdynaEdge DE200が目に留まり ました。例えば発注者様との材料確認では、これまでは前もって遠隔臨場専用のPCを発注者様側に設置したり、セキュリティ上の制限など から発注者様側のイントラネットが使用できない場合には専用のポータブルWi-Fiを持ち込んだりなどといった対応が必要でした。 Microsoft Teamsが使用できれば、特殊な設定も必要なく、現場と発注者様側のPCとを容易に連携させることが可能です。また、先方が 利用しているイントラネットをそのまま活かして接続することもできます。これらは非常に大きなメリットと言えます。こうした点を評価して、 AR100、DE200の採用を決定させていただきました」 導入を決めた ポイント ●OSにWindows 10を採用 ●Microsoft Teamsを利用可能 ●ハンズフリーでの作業が可能 導入の効果 ハンズフリーで材料確認実施、計器の数値などを即時共有 では、実際の遠隔臨場の様子はどうだったのでしょうか。遠隔臨場のひとつ、材料確認を実施した 建設事業部 土木工事部 第5チームの酒井 祐一 氏に伺いました。 酒井氏「今回は現場搬入前の『二次製品』と呼ばれるコンクリート部品の工場検査を実施しました。 検査ではメジャーで1mm単位まで寸法を図ったり、強度テストの計器を確認したりしますので、 ハンズフリーで作業できた点は便利でした。はじめのうちはどのくらいの距離まで下がれば全体が 映るのかなどに戸惑ったものの、すぐに慣れて問題なく撮影することができました。 遠隔臨場 ( 材料確認 ) の様子 また、片方の目は常に現場を見ていますので、安全性の面でも優れていると思います」 発注者名:国土交通省北陸地方整備局信濃川河川事務所 工事名:寿町排水ポンプ場排水樋管新設工事 Web会議にもストレスフリーで参加可能 では、現地からのWeb会議参加についてはどうだったのでしょうか。 酒井氏「今回はDE200であらかじめ設定しておいたMicrosoft Teamsの会議に参加しました。 参加や承認、再接続など問題なく操作できました。過去に利用したシステムと比較してもストレスは 少ないと感じました。また、特に遅延などもなく、円滑に材料確認を進めることができました。相手の 顔を見ながら話せるというところも良かったですね」 小柳建設株式会社 建設事業部 土木工事部 第 5チーム 酒井 祐一 氏 現場の作業効率を上げる高性能と使いやすさ。 dynaEdge現場DXソリューション インテリジェントビューア AR100 ●第11世代インテル Core CPU搭載 * ●約7.5時間※のバッテリー駆動 高品質な映像と音声によるコミュニ ケーション機能で生産性向上をサポート。 ●現場利用を目指した堅牢性 快適な装着感と操作性でストレスの ※JEITA バッテリ動作時間測定法(Ver.2.0)による値。  実際の動作時間は使用環境および設定などにより異なります。 ない作業環境を実現します。 ●Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Core、インテル Core、Iris は、アメリカ合衆国および/またはその他の国における Intel Corporation またはその子会社の商標です。●Microsoft、Microsoft Teams、Windows は、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。●Wi-Fi は、Wi-Fi Alliance の登録商標です。●その他の記載されている社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。 ● 製品、サービス、サポート内容の詳細は、弊社お問い合わせ窓口(Dynabook 株式会社)までお問い合わせください。製品の仕様、機能は予告なく変更する場合がありますので、ご了承ください。 ※上記コメントはお客様個人のご意見・ご感想であり、当社の見解を示すものではありません。 ※この記事は 2022 年 2月に取材した内容を基に構成しています。記事内における数値データ、組織名、役職などは取材時のものです。 〒135-8505 東京都江東区豊洲 5-6-15(NBF 豊洲ガーデンフロント) 管理番号 DBI-XXX