卓上万能研磨機『ドクターラップ』組織・組成検鏡・試料用

研磨工程 組み合わせ 例付き リニューアル機能性UP！

万能研磨 ドクターラップ（ML-１８２） 〔概　要〕 本機は、３０年にわたる研磨実績から生まれた組 織検査用から微構造組織検査試験まで研磨可 能な万能研磨機ドクターラップ ML-１８０型の機 能性をアップしたリニューアル機です。サンプル ホルダーなど多彩なアクセサリーが使用でき、 研磨定盤や研磨シートの組み合わせで、高精度 鏡面研磨までできます。 〔特　長〕 〔仕　様〕 １）高トルクモータを採用することによって、広範囲な回転域 項　目 製品名 ドクターラップ 低周速ドクターラップ （高、中、低）でも、回転ムラのない研磨ができます。 主電動機 単相１００V１２０W ２）ラップ定盤の交換で、研磨紙などの付属品を取りかえ ラップ盤回転数 ５０～５００min-1（５０Hz） ０～１００min-1（５０Hz） ることにより、試料の基準面研磨から鏡面仕上げまで ラップ盤の大きさ φ２００mm 研磨試料サイズ 目的にあわせた手法を取り入れられます。 φ１mm～１００mm 機体寸法 W３４０×L４２０×H２８０mm W３４０×L４２０×H３０５mm ３）堅牢なボディで、パワーラップユニットなどのオプショ 制御Box寸法 W２００×L２３０×H２１０mm ンの取り付けも容易にできます。 本体質量 ２５kg ２７kg ４）テーブル回転数がデジタル設定となり、加工条件の数 制御Box質量 ４kg 値管理が容易に行えます。 〈標準セット例〉 ５）研磨時間設定用のタイマーを搭載し、自動加工が行え １）ドクターラップ（ML-１８２）本体 １台 ます。 本　　体 ２）給水、排水ホース １式 ３） 防じんカバー １式 〔用　途〕 ４） 標準工具 １式 ５） 簡易駆動アーム（MKL-２５０） １台 １）EPMA・SEMなど機器分析用試料の鏡面仕上げ ６） ケンビ６５　MKJ-６５ １台 ２）Si基板・GaAs・光学ガラスの鏡面研磨 ７） サーフェス定盤 φ２００mm 鋳鉄・MF銅・MF錫 各１枚 ８） マジックプレート　φ２００mm １枚 ３）フチダレのない金相試験試料の鏡面研磨 ９） ポリシングクロス　φ２００mm（５枚入） １組 ４）光ファイバーの端面・側面の研磨 オプション １０）ダイヤモンドスラリー　９μm １本 １１）ダイヤモンドスラリー　３μm １本 ５）複合材界面の角度研磨 １２）ダイヤモンドスラリー　１μm（又は０.５μm） １本 ６）製品の品質検査 １３）超音波洗浄器 １台 １４）ホットコンプレート MS-１６０ １台 ７）物性試験試料の研磨 １５）ステッキワックス #６８ １本 ８）岩石、鉱物の薄片試料作成 １６）ダイヤ液自動点滴装置 MKL-７００ １台 ノーダメージ、ノースクラッチ研磨・低周速精密研磨 低周速ドクターラップ（ML-１８２SL） 〔概　要〕 〔用　途〕 へき開性が高く壊れやすい単結晶材料や、柔らかく傷の付 １）はんだ、純銅、純アルミなど軟質金属試料のノースクラ きやすい軟質金属、平面度の保ちにくい試料など、研磨が ッチ研磨 難しいとされているサンプル研磨を容易にするために、ド ２）ガリウムリン、ガリウム砒素など襞開性が高い試料のノー クターラップに改良を加えた低周速式の卓上小型の精密 ダメージ研磨 研磨機です。 ３）超硬金属、ジルコニアなど削れにくく、面積の広い試料 〔特　長〕 の研磨（高荷重研磨が可能） １）ラップ盤回転速度を低速に抑え、試料へのダメージを 軽減し傷や欠けの少ない研磨を可能にしました。 ２）ラップ盤を低速で回すことにより、ラップ盤の面ぶれ、研 磨治具の振れを極力抑え、精度の良い研磨を可能にし ました。

ドクターラップ研磨工程組み合わせ例 欠陥検査、 主に金属試料の あるいは試料の基準面出し 湿式研磨法です。 粗研磨に最適。 1 フリーハンド式研磨法 2 組織観察用試料研磨法 部品・材料をフリーハンドで素早く研磨し、クラック・ポア 試料を包埋（φ25・φ30mm）してからラッピングには耐 などを肉眼観察できます。 水研磨紙を使用し、肉眼で巨視的な特徴を観察する。ま あるいは、組織観察用の基準面出し。 たポリシング後、平滑面を腐食して組織観察を行うことが ■材料・試料：一般金属、電気部品、タイル、レンガ、鉱物 できます。 など。 ■材料・試料：ネジ・ボルトあるいは溶接部の品質管理。金属 （A. 耐水研磨紙研磨法） 試料のキ裂、気孔、偏折、組織の不均一性などの観察。 アクセサリー 形　状 数量 備　　考 アクセサリー 形　状 数量 備　　考 マジックプレート 2枚 1枚：耐水研磨用紙 簡易駆動アーム 1台 〔貼付板〕 1枚：ポリシングクロス用 MKL-250 （φ200mm） メッシュ別に揃えると 便利 耐水研磨紙 ＃220 1組 粗研磨 モールドケンビ25 1台 6ヶ掛 （φ200mm） ＃400 1組 粗研磨 MKJ-6-25 10枚1組のり付き ＃800 1組 中仕上 （φ25mm用） ＃1500 1組 仕上 ポリシングクロス 1組 5枚1組 モールドケンビ30 1台 3ヶ掛 （φ200mm） （硬質）、（中質）、 MKJ-6-30 （軟質）。 （φ30mm用） ご指定下さい。 ダイヤモンドスラリー 1.0μm 1本 1.0μm マジックプレート 3枚 耐水研磨紙用 400g入り 0.5μm 〔貼付板〕 ポリシングクロス用 0.25μm （φ200mm） 0.125μm 各種あります。 スタンド式給水装置 1台 耐水研磨紙 ＃220 1組 粗仕上 （φ200mm） ＃800 1組 中仕上 （B. 砂ずり研磨法） 10枚1組のり付き ＃1500 1組 仕上 アクセサリー 形　状 数量 備　　考 鋳鉄ラップ盤 ５枚 研磨剤粒度別 ポリシングクロス 1組 5枚1組 （φ200mm） （φ200mm） （硬質）、（中質）、 （軟質）。 ご指定下さい。 粗研磨用研磨材 C ＃220 1kg アランダムも取り アルミナ懸濁液 1.0μm他 2本 1.0μm 177m 入り C ＃400 1kg カーボランダム 揃えております。C ＃800 （バイカロックス） 0.3μm 1kg C ＃1500 1kg 0.1μm C ＃3000 1kg 0.05μm マジックプレート 1枚 ポリシングクロス用 〔貼付板〕 （φ200mm） ポリシングクロス 1組 5枚1組 （φ200mm） （硬質）、（中質）、 （軟質）。 ご指定下さい。 ダイヤモンドスラリー 1.0μm 1本 1.0μm 400g入り 0.5μm 0.25μm 0.125μm 各種あります。

XMA法による分析試料など、 高精度の平面度を 試料表面に高精度を要求する 要求するプレート（定盤） 場合の研磨法。 ポリシング法。 3 微構造組織分析用試料研磨法 4 高精度平行・平面度研磨法 試料表面に電子ビームを照射し、放出される特性X線の 高精度の平行・平面度のためにサーフェス定盤（溝入り） 波長から、原子の種類や濃度を測定する。試料表面の微 でポリシングをします（定盤ポリシング法）。ポリシングク 細の凹凸は影響を与えます。高精度のポリシングを実現 ロスは、試料の特性によって琢磨のために使います。 して下さい。 ■材料・試料：薄膜、複合材料などの接合界面、単結晶、化合 ■材料・試料：金属、セラミックス、複合材料など。 物、電子材料。 アクセサリー 形　状 数量 備　　考 アクセサリー 形　状 数量 備　　考 簡易駆動アーム 1台 簡易駆動アーム 1台 MKL-250 MKL-250 モールドケンビ25 1台 6ヶ掛 ケンビ65 1台 標準研磨治具 MKJ-6-25 MKJ-65 （φ25mm用） モールドケンビ30 1台 3ヶ掛 マジックプレート 1枚 ポリシングクロス用 MKJ-6-30 〔貼付板〕 （φ30mm用） （φ200mm） マジックプレート 2枚 耐水研磨紙用 サーフェス定盤 粗仕上 1枚 溝入り 〔貼付板〕 ポリシングクロス用 鋳鉄 9μmまたは （φ200mm） （φ200mm） 6μmスラリー 使用 耐水研磨紙 ＃220、＃600 2組 粗研磨 サーフェス定盤 中仕上 1枚 溝入り （φ200mm） MF銅 3μmスラリー使用 10枚1組のり付き （φ200mm） サーフェス定盤 粗研磨 1枚 溝入り サーフェス定盤 仕上 1枚 溝入り 鋳鉄 9μmまたは MFスズ 1.0μmまたは （φ200mm） 6μmスラリー （φ200mm） 0.5μmスラリー使用 使用 サーフェス定盤 中仕上 1枚 溝入り ポリシングクロス 1組 5枚1組 MF銅 3μmスラリー使用 （φ200mm） （硬質）、（中質）、 （φ200mm） （軟質）。 ご指定下さい。 サーフェス定盤 仕上 1枚 溝入り ダイヤモンドスラリー 9μm 1本 粗研磨（または6μm） MFスズ 1.0μmスラリー使用 400g入り 3μm 1本 粗仕上 （φ200mm） 1.0μm 1本 中仕上 0.5μm 1本 最終仕上 ポリシングクロス 1組 5枚1組 シフトワックス 1本 （φ200mm） （硬質）、（中質）、 （軟質）。 ご指定下さい。 ダイヤモンドスラリー 9μm 1本 粗仕上（または6μm） ホットコンプレート 1台 400g入り 3μm 1本 中仕上 MS-160 1.0μm 1本 仕上

高能率加工！ マルチパワーラップユニット ドクターラップシリーズに装着することにより、様々な研磨方式が追加できます。 〔概　要〕 本体ラップ盤と上軸の両方を回転させ、研磨（ラップ）圧力を任意に変え、定圧研削による 高能率な研磨加工（ラッピング加工）が行えます。 〔仕　様〕 ●加圧方式：●エアー圧方式（空圧レギュレータ調整） Max.２０kgf ●ウエイト荷重方式 Max.８kgf ●研磨ヘッド方式： ●上面ラップ方式 ●両面ラップ方式 ●貼付板ヘッド方式 ●モールドケンビヘッド方式（同一荷重タイプ、個別荷重タイプ） ●上軸（上定盤）回転数：０～２００min-1 ●研磨ヘッドストローク：６０mm 加 圧 方 式 ■エアー圧方式 ■ウエイト荷重方式 エアー圧による載加 ウエイト（おもり）による載加 Max.２０kgf Max.８kgf 研 磨 ヘ ッド 方 式 ■上面ラップ方式 ■両面ラップ方式（遊星ギアタイプ） 上部研磨盤、下部試料による研磨 遊星ギアにセットした試料の両面同時研磨 大型試料、多数試料の研磨も可能 上軸定盤径：φ１００mm～φ２００mm　　下部貼付寸法： Max.φ２００mm ■貼付板ヘッド方式 ■モールドケンビヘッド方式 同一荷重タイプ 個別荷重タイプ 上部試料、下部研磨盤による研磨 上部貼付板：φ５０mm～φ１００mm 樹脂包埋試料の複数個同時研磨 モールド：φ２５mm×６個掛け　φ３０mm×６個掛け

研磨用付属機器 1. サンプルホルダー一覧 分類 品　　名 型　　式 構 造 図 仕　　様 特　　長 貼付板サイズ 平板形状などの試料を接着ワックスで サンプルホルダー MKJ-１００ φ１００mm 貼付板に固定し、研磨作業を行う標準的 フラットケンビ な研磨治具です。 試 料 貼付板サイズ サンプルホルダーのガイドにアルミナセ 貼 ケンビ６５ MKJ-６５ φ６５mm ラミックスを使用しているのでガイドの付 タ 減りが少ない。また、ガイドは研磨定盤 イ の修正リングとしての効果もあります。 プ 傾斜可能角度 薄膜や接合界面の分析、評価試料で、試 角度付 MKJ-６５DEG １°～ ５°まで 料面に任意の角度をつけて研磨し、観察 サンプルホルダー 面を拡大するときの治具です。 樹 モールドタイプ 試料のキ裂、気孔、組織などの顕微鏡観 タ脂モ モールドケンビ２５ MKJ-６-２５ φ２５mm ６ヶ 察用試料の研磨作業を容易にするため、イー プ モールドケンビ３０ MKJ-３-３０ φ３０mm ３ヶ 試料を樹脂モールド（φ２５、φ３０mm）して ル ド から研磨に使う際に使用します。 T TEM用サンプルホルダー TEM用中軸 貼付ガラス２０mm角 サンプルホルダーの中軸が軽量化され E TEM用サンプルホルダー MKJ-３-２０ TEM用中軸３ヶ掛 ているので、TEM用薄片の準備研磨用。 M 試料は、専用ガラス（２０×２０mm）に貼付 用 け、ホルダーにセットします。 特 ２４×４８mm 試料の研磨加工荷重を指先感覚で微調 殊 北大式 スライドグラス用 整できるスプリング緩衝機構を採用し、 タ HK-S 試料の固定にはゴム吸着盤を使用して イ サンプルホルダー いるのでEPMAやSEMなどの試料製 プ 作に適しています。 2. 簡易駆動アーム（MKL ２ー５０） 4.（デジタル制御）ホットコンプレート（MS １ー６０） 研磨治具を強制的に回転させ、研磨効率と研磨精度を向上 電子式PID制御方式により、温 させるのに有効なユニットです。 度設定値とプレート上の温度 〔仕　様〕 差を±０.５℃以内に保てます。 ● スピードコントロール 〔仕　様〕 モータ：１００V ６W 電気的定格 ● 回転数：１８～２８８min-1 ● 最大定格：単相１００V２．５A３００W ● 電源：単相１００V５０/６０Hz ● 温度設定範囲：室温～１８０℃ 3. ダイヤ液自動点滴装置（MKL ７ー００） 5. マルトー試料乾燥機（ATMH ０ー２０） 研磨液を撹拌しながら、チューブポンプを使用して自動的 フットスイッチ式で両手が使え、ノズル先端の角度調節で に研磨液を点滴（吐出）する装置です。均一に研磨液を供給 試料サイズに合わせてセットできます。 できます。 〔仕　様〕 〔仕　様〕 ● 温度可変式　室温～６０℃ ● チューブポンプ　 ● 電源：１００V AC１５A スピードコントロールモータ：１００V １５W ● モータ：単相１００V ０．２５kW 吐出流範囲：１０～１,４５０p/h ●ヒーター：１００V１kW ● スターラー　 ● ノズル口径：１３mm スピードコントロールモータ：１００V １５W （下方向角度移動） ● 機体寸法：W３００×L１９０×H３２０mm ● 機体質量：約５kg http://www.maruto.com E-mail :maruto@maruto.com 本社／〒１１２-０００３ 東京都文京区春日２-４-１ 〈切る・削る・磨く・技術で〉 TEL:東京（０３）６８０１-０７２７（代表） したあ 未来の「も のつくり」に奉仕する FAX:東京（０３）６８０１-２４７８ 福岡連絡事務所 〒８１５-００３３ 福岡市南区大橋１-２１-５岩田ビル TEL:福岡（０９２）５１２-２７５５ FAX:福岡（０９２）５６１-４２８８ Printed in Japan (2015-09-2000)