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MOBOTIX導入事例・株式会社ダイセキ様

事例紹介

監視員不要で安全性と省人化を両立

転落事故のリスクがある集積ピットと、火災が懸念される汚泥ヤード。株式会社ダイセキ様は、骨格検知AI「ADDSAFE」と高性能サーマルカメラを導入し、24時間365日の自動監視体制を構築。人手不足を解消しながら、事故予防と現場改善を実現した取り組みを詳しく紹介します。

このカタログについて

ドキュメント名 MOBOTIX導入事例・株式会社ダイセキ様
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 6.3Mb
取り扱い企業 コニカミノルタジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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今後の展開 導入事例 要があります。そこで通知メールに現場の画像を添付するよう vol.140 労働安全 より一層安全な工場を目指し 改善を進めています。「現場の状況が遠隔でも確認できれ ソリューション システム改善と監視を強化 ば、対応の必要性などがすぐに分かります」(熊田様)。  今後について熊田様は、「導入して終わりとは思っていませ  ADDSAFEのアラートは現在、事務所に表示する仕組み。今後 ん。変化する現場に合わせて調整し、さらなる精度向上に取り は現場でもアラートが分かるよう、改善を検討しています。作業者 組んでいきます」と展望を述べています。最後に岡野様は、 にリアルタイムで届けば、より迅速な事故回避が期待できます。 「コニカミノルタには導入当初から変化がある中で、臨機応変  サーマルカメラでは夜間に閾値以上の熱が発生した場合、 に真摯に対応してもらい助かっています。まだ危険な箇所はあ 株式会社ダイセキ 様 現在は警報システムに連携し管理者に入電する仕組み。しか るので、引き続き一緒によりよい体制を作っていきたいです し電話だけでは状況が分からないため、やはり現場には行く必 ね」と語ってくれました。 Why コニカミノルタ? 「コニカミノルタの AI搭載監視カメラは、他社製に比べ 「サーマルカメラの高い性能に加え、ADDSAFEとまとめ 検知性能が高かった点が決め手でした。設置の際も現地 て導入できるメリットも後押しし、一緒に採用することに に足を運んでもらって、検証の上で設定方法を提案しても しました」 らうなど、本気で一緒に取り組んでくれました」 北陸事業所 工場長 岡野仁様 北陸事業所 生産部 生産二課 課長 熊田隆広様 コニカミノルタの ・ ADDSAFEの骨格検知 AIで、危険行動をリアルタイムに把握 労働安全ソリューション ・ 高性能のサーマルカメラで、24時間 365日の熱検知を実現 満足ポイント ・ 保存した映像を、作業員の教育や業務改善に活用 骨格検知 A Iとサーマルカメラの有効活用で お客様プロフィール 高精度の転落防止+火災対策を実現 名  称: 株式会社ダイセキ 常時監視を可能にし、監視員不要に。安全・安心な工場へ 住  所 : 愛知県名古屋市港区船見町 1-86 創  業 : 1958年 10月 産業廃棄物処理と資源リサイクル分野のリーディングカンパニー、ダイセキ様。同社の北陸事業所では汚泥 事業内容 : 産業廃棄物処理・リサイクル、石油化学製品製造販売、環境関連分析・研究など 集積ピットにおける転落事故の防止、ならびに汚泥ヤードでの火災リスクの最小化を、現場安全管理の U R L : https://www.daiseki.co.jp/ 重要課題として取り組んでいました。そこでコニカミノルタの骨格検知 AIを採用した労働安全支援パッ 産業廃棄物処理事業からスタートし、現在は主に廃油・廃液・汚泥の処理・リサイクルを行っている。廃棄物を資源と考えて、多様な技 ケージADDSAFE(アドセーフ)とサーマルカメラの 2つを導入。常時精度の高い転落予測や熱検知が 術を組み合わせ可能な限り再資源化。ニーズに合わせて排出企業にリサイクル品を提供するなど、循環型社会の推進に貢献している。 可能になりました。監視員が不要になり、夜間の火災の危険を把握できる体制が整ったことで、人材不 記載されている情報は取材時のものであり、閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。(取材日:2025年 11月) © 2025 KONICA MINOLTA JAPAN, INC. 足による現場負担の軽減とより安全な職場を実現しています。 お問い合せは下記まで 課題 解決 ・転落防止、火災対策など労働安全の施策が必要 ADDSAFEとサーマルカメラの導入で高精度な転落 予測、火災対策を実現 ・常時監視員を配置するリソースに課題 24時間365日の自動検知で、監視員が不要に ・危険行動が起きた後の、改善対策や原因分析が不十分 分類・保存した映像を振り返り、業務改善に活用
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導入の背景 ダイセキ様の作業現場。右側の汚 泥ヤードに向かってサーマルカメラ を赤丸の部分に設置。一定の秒数 を超えて高熱を検知するとアラー トが出る仕組み 廃棄物リサイクル工場の 骨格検知 AIとサーマルカメラで 転落防止と熱監視に課題 24時間の労働安全対策を実現へ  これらの課題を解決するには監視カメラが必要と考えていた 時に、コニカミノルタから労働安全支援パッケージADDSAFE の紹介を受けたといいます。ADDSAFEは独自開発の骨格検 知 AIで、1人ひとりの骨格の傾きや動きを識別。危険行動 を検知して事故を未然に防いだり、いち早くアラートを発した りできます。映像は保存して後から振り返りができ、安全意 識を高め、作業者への教育用資料としても活用できます。  採用の決め手を岡野様は、「他社の AI搭載監視カメラは、 岡野仁様 コニカミノルタのサーマル 株式会社ダイセキ 北陸事業所 工場長 人が転落したかどうか分かりにくいものが多かった。導入する カメラは高画質かつ、広範 なら検知性能が高い方がよいと考えました」と説明します。 囲にわたり 1 台で監視が可 汚泥ヤードを監視するサーマルカメラの映像。熱を持ったフォークリフトが画角に入って 能。様々な環境で、赤外線 も検知しないように設定されている(メタイベント設定)  ダイセキ様は全国 7カ所の事業所と 8 社の関連会社による  当初は転落防止対策の検討から始めましたが、ダイセキ様 映像と可視映像の同時撮影 ができる ネットワークで、産業廃棄物処理と資源リサイクルに関する総 はさらに、火災対策もできないかとコニカミノルタに相談を持 合的なサービスを提供しています。1999年には産業廃棄物 ち掛けました。結果、あわせてサーマルカメラの導入も決定。 ます。過酷な環境ですが、映像の撮影には影響がないと岡野 処理業専業として初めて上場するなど、長年にわたり業界を サーマルカメラの選定について北陸事業所生産部生産二課課 保存された映像を 様は次のように語ります。 リードしてきました。 長の熊田隆広様は、「コニカミノルタの製品は高画質など性 業務改善に活用  「導入から約半年経ちますが、特に曇りなどの支障は生じ  その中で北陸事業所は、名古屋事業所に次いで 1973年に 能面での優位が他社製品と比べて大きかった。ADDSAFEと ていません。万一レンズが曇った時も自分たちで清掃できるの 設立され、北陸地方の産業廃棄物処理・リサイクルに貢献し まとめて導入できるメリットも後押しし、一緒に採用すること  ADDSAFEでは、映像を(1)作業エリアへの進入、(2)危険 で、安心して利用できます」 ています。同社内でもいち早く資源回収に取り組み、その知 にしました」と語っています。 と思われる体勢、(3)転落の可能性という3種別に分類。ディ  時には誤検知もありますが、漏らさず把握することを優先してい 見を全国の事業所に広げています。 スプレイの横に設置したシグナルタワーの色が、(1)は緑、 ます。運用の中で調整を進め、少しずつ誤検知自体も減っています。  一方、産業廃棄物を扱う同事業所の中には危険なエリアも (2)は黄色、(3)は赤+警報音で知らせるように設定してい  「光の加減や対象物の形状によって誤検知はありますが、逆に あり、慎重な労働安全対策が求められてきました。北陸事業 ます。映像は各フォルダに分類して保存されるため、危険な動 言えばそれだけ高い精度で検知しているということ。誤検知を減 所工場長の岡野仁様は次のように説明します。 きを捉えた映像だけを後から簡単に抽出可能です。 らすために精度は落としたくないと考えています」(岡野様)  「開放型の集積ピット※では、作業の性質上ピットに身を乗  「危険行動を起こした本人に映像を見せて、そのリスクを自  ADDSAFEとサーマルカメラの導入で、現場の常時監視が可 り出すような体勢を取る場面があり、転落の危険がありました。 覚してもらうことができます。さらに、そもそも危険性の高い 能になっています。熊田様は「荷下ろしの際に付けていた監視 そのため作業時には監視員を付けていましたが、人手不足の 当該作業が必要なのかを検討し、設備改善や作業手順の変更 員が、ADDSAFEの導入で不要になりました。サーマルカメラの 中で人員を確保し続けるのは困難でした。また汚泥ヤードで につなげることもできます」(熊田様) 導入によって、24時間365日熱の状態を監視できるのも助かっ は熱がこもり、放置し続けると火災になる危険があります。  工場内では粉塵対策として一定間隔でミストが噴出してい ています」と効果を語ります。 とはいえ 24時間 365日、監視員を付けるわけにもいきません。 熊田隆広様 株式会社ダイセキ 北陸事業所 特に夜間の監視は難しく、長年の課題でした」 生産部 生産二課 課長 集積ピットに向かって、赤丸 ※ 廃棄物などを処理する前に、一時的に貯蔵する場所 の部分にADDSAFEにて使用 する「MOBOTIX MOVEバレッ トカメラ」を設置。転落防止 に活用する 導入の効果 わせて最適な検知部位や閾値を調整可能です。 現地で検証し細かく設定  サーマルカメラによる熱検知についても、現地で調整を行っ 運用開始後も精度を向上 ています。工場内を動き回るフォークリフトが画角に映り込む と、エンジンの熱を誤って検知することが導入当初の課題で  導入にあたっては、コニカミノルタのエンジニアが実際に現 した。そこで、一定の秒数までは熱に反応しないように設定 地を確認。ダイセキ様と議論を重ねながら、設置場所や検知 を変更(メタイベント設定)。フォークリフトの通過が誤検知 条件などを決定していきました。 に影響しないように修正できました。  ダイセキ様の設定は、危険行動の事前検知に重きを置いて  コニカミノルタのきめ細やかな対応について岡野様は「現 います。当初は作業者の足首が危険エリアに進入したら検知 地に足を運んでもらって、検証の上で設定方法を提案しても するように進めていました。しかし検証を重ねた結果、頭部 らったり、デモ機で実際の見え方を提示してもらったりしまし MOBOTIX MOVE バレッ トカメラ。全天候型のコン の進入を検知する方が転落予測には効果的と判断し、設定を た。本気で一緒に取り組んでくれたと思います」と評価して パクトネットワークカメラ 転落の可能性がある危険エリアに、作業者の身体の一部が進入するとアラートが出る。骨格を で、最大 40m の赤外線 ベースにした高精度な AI検知は ADDSAFEの大きな強み。動画を保存して後から検証も可能 変更。このように ADDSAFEは、作業内容や現場状況に合 います。 LED を内蔵し、昼夜を問 わず監視が可能