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基礎知識、工場内の活用場面などをご紹介
掲載内容
・タッチレスとは?
・ジェスチャーインターフェイス技術とメリット・デメリット
・タッチレスの活用場面
・工場内の活用場面
・aeroTAP EVOの特徴
・3Dセンサー技術
・SmartセンサーaeroTAP 3D USBカメラと3Dセンシング技術
・3Dカメラを使った工場内の活用場面
・企業紹介
◆詳細はカタログをダウンロードのうえご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
このカタログについて
ドキュメント名 | 今すぐカイゼン 製造現場で活用できるタッチレスとは |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 1.6Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社ネクステッジテクノロジー (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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今すぐカイゼン
製造現場で活用できる
タッチレスとは
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タッチレスとは?
タッチレスとは、物理的な接触を必要とせずに、機器やシステム
を操作する技術を指します。
近年では⼯場や医療、公共機関など様々な現場で活⽤が広がって
おり、衛⽣管理や省⼒化、だけでなく作業効率向上の観点から注
⽬されています。
どんなメリットがあるか?
ü ⾮接触で衛⽣的
ü ⾮接触で破壊されない
ü 離れた場所から⾮接触操作
ü 情報の共有化
ü 直感的な操作
使われる技術は?
タッチレス操作を可能とする技術(タッチレス操作ができるも
の)には、⼤きく2つの技術があります。
n ジェスチャー インターフェイス
体や⼿を使って⾮接触での操作を可能にする技術です。
モニター画⾯から離れた位置からの操作を可能にします。
n ⾮接触インターフェイス
⾮接触(Non-Contact)を⽬的として⾮接触インターフェイス
です。
タッチスクリーンのような画⾯を指先で⾮接触操作できます。
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ジェスチャーインターフェイス
技術とメリット・デメリット
具体的技な術技術について 説明 デメリット
スケルトントラッキ 3Dセンサー(RGBDカメラ) • CPU/GPU消費⾼いため、⾼性
ング とNUIライブラリを使って 能PCが必要
体の関節などをノードと • NUIライブラリによっては、体
して認識、追跡します。 全体が認識されないと機能し
また、OpenPoseのような ない
RGBカメラを使った認識 • 服装の形状や⾊によっては認
もあります。 識できない
主に⼿の動きを使って操 多くのRGBDセンサーは、Type-C
作します。 またはUSB3.0が必要です。
Microsoft社のKinectなど 電源ソースが別に必要な場合があ
で知られています。 ります。
ハンドドラッキング ⼿の関節などをノードと 専⽤のハードウェアとライブラリ
して認識、追跡します。 (LeapMotion社)が必要となります。
CPU/GPU消費が⽐較的⾼い
⼿のサイン、動きを使っ
て操作します。 Type-Cが必要です。
LeapMotion社の
Ultraleapの3Dハンドト
ラッキング技術がありま
す。
⼿のひらトラッキン ⼿のひらを認識、追跡し CPU消費が⾮常に少なく、GPUを
グ ます。 必要としません。
aeroTAP evoで使われてい 専⽤のカメラ aeroTAP 3D USBカ
る技術で、株式会社ネク メラを必要とします。
ステッジテクノロジーに
より開発された独⾃の技 USB2.0/3.0に対応します。
術です。
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技術 メリット デメリット
静電容量タッチパネル • 外光など環境に強い • 専⽤のタッチパネルが必要
• ⾮接触の距離が短い(1cmから
3cm程度)
• 静電容量のため⼿袋などに対
非接触インターフェイス 応できない
技術とメリット・デメリット
⾚外線 • 外光など環境に影響さ • 枠を必要とするため、デザイ
具体的な技術についてれる場合がある ン性に劣る
• ⼿袋、ペン先でも操作 • ⾮接触が短い(枠の取り付け位
可能 置)
• 枠を使わない⽅式(三⾓測量)で
は、⼩さな⾯に限定される
*⾮接触には、その他、単⼀⾚外線や、ToFセンサーをボタンに埋
め込んだ接触ボタンも
存在しますが、ここでは⾮接触画⾯操作を説明対象しているので
除外しています。
現在、市場で⾒られる⾮接触技術の多くは、「静電容量⾮接触
タッチパネル」いわゆるタッチパネルの静電容量を⼤きくして、
タッチ⾯に触る前に反応させるという⽅式です。
この⽅法のデメリットとしては、専⽤のタッチパネルへの交換、
つまりタッチパネルモニターの交換が必要になることです。
静電容量のため、⼿袋への対応や距離を延ばすなど各社技術を進
化させています。
⾚外線⽅式による、「⾚外線マトリクス枠」を使ったものが⼀般
的で、以前からタッチパネルとして使ってきた技術をそのまま、
枠部分とモニター⾯との距離を離して設置する⽅法です。
技術も安定したものですが、デメリットとしては、枠を設置する
ため、デザイン性に劣る、枠との距離を⻑くできないなどがあり
ます。
「枠を使わずに、⾚外線照射とカメラにより三⾓測量を⾏う」⽅
式もありますが、その場合、⼩さな⾯で有効ですが、タッチ⾯を
あまり⼤きくできないなどの制限があります。
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技術 メリット デメリット
3Dカメラ • 後付けで簡単にタッチレスに • HWとSW対応のため
仮想タッチスクリーン 移⾏が可能 OSに依存
• ⼿袋、ペン先でも操作可能 • 外光など環境に弱い
• 従来のタッチとタッチレスが
同時に可能
• 任意の位置に仮想タッチ⾯、
ホバー⾯を設定(通常 2cmか
ら10cm )
• 任意の⼤きさの仮想タッチス
クリーンが⽣成可能
*単なる⼊⼒装置としてではなく、
⼈感センサーとしても併⽤可能
3Dカメラ⽅式は、弊社の使っている⽅式になります。
仮想タッチスクリーンを⽣成し、 3Dカメラにより、空間を3D解
析して、指先きやペン先の動きと位置を追跡します。
3Dカメラを設置して、後付けでタッチレスに移⾏できる、また任
意の位置にタッチ⾯を設定することもできます。
既存のタッチパネルに後付けすることで、タッチと⾮接触を同時
に使えるようになります。つまり、ユーザーが、どちらの⽅法で
も操作できるため、⾮接触への移⾏が簡単ともいえます。
デメリットとしては、3Dカメラとソフトウェアが必要になるため、
OSに依存してきます。
また、カメラであるため外光など変化の激しい環境には向いてい
ません。
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タッチレスの活用場面
DX化の浸透に伴い、様々な場⾯で、情報端末を操作することが求
められるようになりました。
オフィスだけでなく、公共の端末、外科⼿術、医療機器、病院な
どの医療施設、⼯場の⽣産ライン、学校などの教育施設、ホーム
オートメーション化が進む住居施設、⾃動⾞内、その他(アクセス
ビリティの向上)
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工場内の活用場面
• 組み⽴て⼯場でのコンピュータ操作の⾮接触化
⼿袋の汚れを気にすることなく、マウスやキーボードを使わずに
画⾯操作が可能になります。結果的に作業効率が向上すると考え
ます。
• 離れた場所のモニターをタッチレス操作する
移動することなく、貼られたモニター画⾯を操作することができ、
移動することなく作業効率の⼯場に貢献します。
既存のアプリケーションを変更する必要はありません。
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AEROTAP EVOの特徴
タッチレスインターフェイス aeroTAP evoには、次の特徴があ
ります。
• 既存のシステムのタッチレス化が容易
• CPU消費が⾮常に少ない
• 「⼿のひらトラッキング]、「仮想タッチスクリーン」をサ
ポートし、様々な⽤途でのタッチレス化に対応
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3Dセンサー技術
3D計測を⾏う⽅式により様々な3Dセンサー技術があります。
ToF (Time of Flight) ToF技術は、光が⼀定の速度で進むことを利⽤して、光が物体に到達し、反射して戻ってくる
までの時間を測定することで、距離を算出します。
⼀点の距離を計測するための1D ToFと、⾯を距離で計測するための3D Tofがあります。
ToFでは、RGB画像が取得できないため、ToF 3DセンサーにRGBカメラを搭載して、深度画
像とRGBをマッピングしている場合もあります。
可視光カメラでは⾒えない物体の距離を認識することが可能です。
⽋点としては、反射や外乱光(⾚外線)などの影響を受けて正しく距離を計測できないことがあ
ります。
LiDAR(Light Detection and LiDARは、レーザー光を対象物に照射し、反射して戻ってくる光を光センサーで捉えることで、
Ranging) 距離を測定します。この原理は、レーダーと似ていますが、LiDARはレーザー光を使⽤するた
め、より⾼精度な測定が可能です。
主に距離の⻑い空間の計測で使われます。
ToF⽅式とFMCW⽅式があります。
通常、距離は点で計測され、向きを回転することで線や⾯での計測が可能になります。
ステレオビジョン 2つの画像の視差測定し、三⾓測量の原理で奥⾏き距離を計算します。
2つのRGBセンサーを使っている場合、距離と同時にRGB画像がマッピングすることなく得ら
れます。
利点として、光源と必要としないパッシブ⽅式のため、視野内の機器、⽣物などに影響なく利
⽤できます。
⽋点として、テクスチャーの無い環境、視差の誤検出を招くテクスチャーでは距離を正しく取
得できないことがあります。
⾚外線パターンを照射するなどの回避⽅法があります。
ストラクチャードライト 特定のパターンを⾚外線投影して、カメラで投影状況を取得。パターンの変形具合から距離情
報を計算します。
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SMARTセンサー
AEROTAP 3D USBカメラと3Dセンシング技術
株式会社ネクステッジテクノロジーでは、3Dセンシング技術を
使った「Smartセンサー」を開発しています。
Smart センサーは、ステレオビジョン3Dセンサーを使った 3Dと
AIによる融合技術で「⼈物姿勢認識」、「⼈物の頭部3D移動追
跡」、「空間センサー」、「仮想ゲート」、「仮想ケージ」機能
を提供するセンサーです。
深度画像を学習したAIにより、⼈物の姿勢、体の部位を判別しま
す。3Dセンサー技術は、空間を常に3D解析することで、⼈物の
移動や動きを3D空間で認識します。
いわるゆる RGB AIカメラとの違い:
■ 深度画像を使うため、プライバシーへの配慮
個⼈を特定したり、服装や顔などを特定しない深度画像を使いま
す。公共施設内、トイレや更⾐室でも利⽤可能です。
■ 3D空間での位置関係の把握、確実な判断が可能
例えば、危険なエリアへの侵⼊もカメラに被写体が写っているだ
けで判定するのではなく、その場所にどれくらいの距離にあるか
を判断し、本当に危険かどうかを区別します。無駄な誤報を軽減
できます。
主な特徴:
■ ⼩さな軽量なセンサーで、簡単に移動、設置が可能
■ 複数のセンサーをネットワークを介して管理可能
■ 既存のシステムとの連携が可能(カスタム対応可能
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3Dカメラを使った工場内の活用場面
n 侵⼊エリアを⽴体的に設定
n ⼈とー危険物との距離
n ⼈の動き(頭位置のトラッキング)、⾏動分析
aeroTAP Smart センサーは、ステレオビジョン3Dセンサーを使っ
た 3DとAIによる融合技術で「⼈物姿勢認識」、「⼈物の頭部3D移
動追跡」、「空間センサー」、「仮想ゲート」、「仮想ケージ」機
能を提供するセンサーです。
深度画像を学習したAIにより、⼈物の姿勢、体の部位を判別します。
3Dセンサー技術は、空間を常に3D解析することで、⼈物の移動や
動きを3D空間で認識します。
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企業紹介
株式会社ネクステッジテクノロジーは、海外ソフトウェアのローカリ
ゼーション ノウハウを元に2004年つくば市で起業し、インターナショナ
リゼーション事業を中⼼にIT全般において事業を展開してきたベン
チャー企業です。2004年8⽉から開始した、ソフトウェアプロデュース
事業 - shareEDGE (シェアエッジプロジェクト)によりその確かな技術と
品質を証明してまいりました。
現在、タッチレスインターフェイス aeroTAP (エアロタップ)とステレオ
ビジョン 3D センサー aeroTAP 3D USB カメラを開発、販売に⼒を⼊れ、
よりよい近未来をめざした最先端技術の発信に努めてまいります。
会社名称 株式会社ネクステッジテクノロジー
代表者 代表取締役 坂本 堪亮
会社所在地 〒305-0051
茨城県 つくば市⼆の宮1-13-4 シーズツクバ2 302
Tel 029(858)1126
Fax 029(858)7510
設⽴ 2004年 3⽉ 8⽇
Web https://www.aerotap.com/lp/
お問い合わせは下記URLよりご相談ください
https://www.aerotap.com/contact_us.html