オンラインVFA分析計 EZ7200シリーズ <ハック・ウルトラ＞

APPLITEK［ブランド名 アプリテック］ EZ7200 シリーズ オンラインVFA分析計 オンラインモニタリングによる生産効率向上の1台 嫌気性消化処理制御における信頼 従来から嫌気性処理に用いられている高コストまたは測定結 EZ7200シリーズはこの1台で嫌気処理プロセスの重要なパラ 果に時間の掛かる測定手法は時として適切なモニタリングを メータ VFAを測定するための制御することができるユニー していないことが知られています。 ク且つ堅牢な操作性にも優れたオンライン滴定計です。 このことから、このアプリケーションに特化して開発された • 炭酸塩の影響を受けず、脂肪酸の揮発がない直接滴定法 EZ7200シリーズVFA計は中大規模の処理施設での運用課題 に対し、新しい処理制御の実現に向けた可能性を提供するこ • 低検出限界 とが可能です。 • 嫌気性消化処理プロセスにおける連続モニタリング オンラインモニタリングの必要性 嫌気性消化処理において、最善の生産効率やコンプライアン • 最大限のメタンガス生成を可能にする高稼働率 ス、スムーズなバイオガス生成を維持するために、重要なパ ラメータをモニタリングすることが要求されます。その中で • VFA蓄積によるメタン発酵低下モニタリングとデータ転 も最優先されるべきは嫌気性消化処理工程におけるメタボリ 送機能 ック状況下でのVFA(Volatile Fatty Acids）です。 VFAをモニタリングすることでメタンガス生成のプロセス が阻害されているか、過負荷になっていることを表してお り、このの変化を制御するために用いられるべきです。

2 EZ7200 シリーズ VFA 分析計 Technical Data* パラメータ VFA, 重炭酸塩, 全アルカリ度, Pアルカリ度 測定原理 酸-アルカリ 直接滴定法 VFA: 10 - 10,000 mg/L as 酢酸当量 測定レンジ 重炭酸塩: 0 - 100 meq/L or 10,000 mg/L as CaCO3換算 全アルカリ度・Pアルカリ度: 0 - 100 meq/L or 10,000 mg/L as CaCO3換算 繰返し精度 3% 未満（校正レンジにおけるフルスケール） 定量下限 ≤ 10 mg/L ( 10 - 500 mg/L VFAレンジにおいて) リン及び同質解離イオン、 妨害物質 非解離された酸から酸性化した非脂肪酸は妨害する可能性があります。 硫化物はpH電極に悪影響する可能性があります。脂肪, 油, タンパク質, 界面活性剤, タール 測定周期 10 - 15 分 自動洗浄 有り 校正 自動、頻度は設定可能 検証 自動、頻度は設定可能 運転条件 10 - 30 °C ± 4 °C at 相対湿度 5 - 95% (結露無き事) 試薬温度条件 10 - 30 °C サンプル圧力 大気圧 サンプル量 100 - 300 mL/min サンプル温度 10 - 30 °C 最大パーティクル粒径 100 µm, < 0.1 g/L; 濁度 < 50 NTU サンプル条件 ＊EZ91XX sampling前処理装置有 電源 110 - 240 VAC, 4 A, 50/60 Hz 最大消費電力: 150 VA 計装エアー 乾燥オイルフリー（ISA-S7.0.01-1996 quality standard for instrument air） 洗浄水 水道水 排水 大気圧下（チューブ外径 Ø 64 mm） 接地 低インピーダンス (< 1 Ω) ケーブル > 2.5 mm² アナログ出力 4 - 20 mA 標準1点、最大8点（オプション）最大負荷抵抗500ΩA デジタル出力(ｵﾌﾟｼｮﾝ) RS232, Modbus (TCP/IP, RS485) アラーム システム×1点, ユーザー設定×4点, 最大 24 VDC/0.5 A, 無電圧接点 保護等級 筐体: IP55 / コントローラ: IP65 ヒンジ: Thermoform ABS, 扉: プレキシグラス 壁設置面: 亜鉛メッキ（パウダーコーティング処理） 材質 外形寸法 (H x W x D) 690 mm x 465 mm x 330 mm 総重量 25 kg 認証 CE 認証 / UL 認証 jp.hach.com.

EZ7200 シリーズ VFA 分析計 3 寸法図 測定原理 分析の流れ STEP 1. ベッセルが洗浄された後、正確に検量されたサンプルがベッセルに投入されます。 STEP 2. 全アルカリ度測定 ―ベッセルに硫酸（Ｈ２ＳＯ４）を用いて初期ｐHからｐH4.3になるまで滴下します。 Ｐアルカリ度測定 ―ベッセルに硫酸（Ｈ２ＳＯ４）を用いて初期ｐHからｐH5.75になるまで滴下します。 STEP 3. 炭酸塩除去 サンプル中に残っている炭酸塩をエアレーションで除去します。この工程で徐々にｐＨが4.00より上に上昇します。 ｐH4.00以下になるように硫酸を滴下し制御されます。 STEP 4. VFA測定 ｐHが4.0 から5.0の範囲になるように水酸化ナトリウム（NaOH）を滴下してVFAが計測されます。 試薬 消費量 消費量/ 28日/ 20分/周期 試薬ボトル材質（容量） 硫酸（H2SO4） 濃度による 濃度による プラスチック（１０Ｌ） 水酸化ナトリウム（NaOH） 濃度による 濃度による プラスチック（１０Ｌ） 1-オクタノール ~ 0.05ｍL < 0.5 L プラスチック（２．５Ｌ） jp.hach.com.

4 EZ7200 シリーズ VFA 分析計 オーダーインフォメーション VFA, 10-500 mg/L EZ7200.99 VFA, 20-1,000 mg/L EZ7201.99 VFA, 100-5,000 mg/L EZ7202.99 VFA, 500-10,000 mg/L EZ7203.99 VFA, 10-500 mg/L, 重炭酸塩＆全・Ｐアルカリ度 EZ7250.99 0-50meq/L or 0-5,000mg/L as CaCO3 VFA, 20-1,000 mg/L, X X X X X 2 重炭酸塩＆全・Ｐアルカリ度 EZ7251.99 0-50meq/L or 0-5,000mg/L as CaCO3 VFA, 100-5,000 mg/L, 重炭酸塩＆全・Ｐアルカリ度 EZ7252.99 0-100meq/L or 0-10,000mg/L as CaCO3 VFA, 500-10,000 mg/L, 重炭酸塩＆全・Ｐアルカリ度 EZ7253.99 0-100meq/L or 0-10,000mg/L as CaCO6 測定レンジ / 希釈オプション 標準レンジ 0 カスタマイズ Z 電　源 110 - 240 VAC, 50/60 Hz 0 カスタマイズ Z サンプル流路数 1 流路 1 2 流路 2 3 流路 3 4 流路 4 5 流路 5 6 流路 6 7 流路 7 8 流路 8 4 – 20mA 出力数 1x mA 1 2x mA 2 3x mA 3 4x mA 4 5x mA 5 6x mA 6 7x mA 7 8x mA 8 RS232 A Modbus TCP/IP B Modbus RS485 C 1x mA + Modbus RS485 E 2x mA + Modbus RS485 F 3x mA + Modbus RS485 G 4x mA + Modbus RS485 H 1x mA + Modbus TCP/IP I 2x mA + Modbus TCP/IP J 3x mA + Modbus TCP/IP K 4x mA + Modbus TCP/IP L カスタマイズ Z 標準 0 カスタマイズ S ＊当社は機器の改善改良に伴い事前に予告なく仕様等の変更を行う権利を有します。 July. 2019. EZ7200 VFA Analyzer_ver. 0