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包装工程に潜む“見えない不良”をAIで検出?噛み込み検査の実例をご紹介

事例紹介

印刷の下や包装の重なりにも対応──AIと赤外カメラによる検査の可能性とは?

包装工程における「噛み込み不良」の検査は、多くの現場で見逃し・誤検出の温床となってきました。
特に、印刷や包装材の重なり、さらには袋の形状変化や光の影響により、可視カメラでの検査には限界があることは広く知られています。

本資料では、こうした課題に対してAIと赤外カメラを組み合わせて取り組んだ実際の事例をご紹介します。

▼本資料はこんな方におすすめです:
・包装工程の自動検査化を検討している方
・誤検出や見逃しの削減にお悩みの品質管理担当者
・赤外・熱画像など非可視領域の検査に興味がある方
・AI検査の現場導入事例を具体的に確認したい方

検査の現場では、「見えるはずのものが見えない」「見えても判断できない」といった課題が頻発しています。
本資料は、そんな“難検査領域”に対してAI技術を活用することで、どのような変化が起きたのかをわかりやすくまとめました。

このカタログについて

ドキュメント名 包装工程に潜む“見えない不良”をAIで検出?噛み込み検査の実例をご紹介
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 2.5Mb
取り扱い企業 株式会社Phoxter (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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『包装 噛み込み検査(赤外カメラ・熱画像カメラの活用)』の課題解決 AIを活用した外観検査 改善ソリューションの御紹介  適用アプリケーション例 – 包装 噛み込み箇所の検出  課題(要改善ポイント) – 撮影条件 • 包装の印刷により可視光による撮影では欠陥箇所の撮影が不可能 – 過検出 • 印刷や包装の重なりの上にある欠陥(噛み込み)を安定検出することが容易ではない • 対象物の撮影位置ずれや袋の状態が安定しないことによる画像上での写り方の変化が生じやすく、良 品の画像上での見た目が変化する 検査対象物 包装噛み込み 画像例(良品) 包装噛み込み 画像例(不良)
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『包装 噛み込み検査(赤外カメラ・熱画像カメラの活用)』の課題解決 AIを活用した外観検査 改善ソリューションの御紹介  光学機器 – カメラ • 赤外エリアカメラ(アバールデータ社製) – 照明 • 赤外面照明  利点 – 印刷を透過して欠陥(噛み込み)箇所を撮影可能 ➡ 検査可能な画像の取得 撮影環境 検査画面(AI StellaController)
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『包装 噛み込み検査(赤外カメラ・熱画像カメラの活用)』の課題解決 AIを活用した外観検査 改善ソリューションの御紹介  AI検査の活用 – ディープラーニングによる外観検査ソフトウェア Preferred Networks Visual Inspectionによる学習 • 検査対象の位置、袋の状態が異なる画像をまとめて学習を実施  利点 – 従来のルールベース画像処理では、印刷や包装の重なりの上に存在する欠陥箇所(噛み込み)のみを検出 することが容易ではないが、AIの活用により欠陥箇所のみの検出を実施可能 ➡ 過検知の改善 – 対象物の撮影位置ずれや袋の状態が安定しないことによる画像上での写り方の変化を学習することで、対 象物の撮影位置・場外が多少変化した場合でも検査可能 ➡ 過検知の改善
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『包装 噛み込み検査(赤外カメラ・熱画像カメラの活用)』の課題解決 AIを活用した外観検査 改善ソリューションの御紹介  AI検査結果 良品画像例(左:撮影画像、右:不良箇所[赤色] 表示画像) 不良画像例(左:撮影画像、右:不良箇所[赤色] 表示画像)
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『包装 噛み込み検査(赤外カメラ・熱画像カメラの活用)』の課題解決 AIを活用した外観検査 改善ソリューションの御紹介  設備導入 – AI検査対応ハイブリッド型 画像処理システム AI StellaControllerの活用 • Preferred Networks Visual Inspectionの学習済モデルを用いて検査を実施可能 • 製造設備で求められる下記機能をAll in Oneで提供 – カメラ接続、設定画面、画像処理、AI検査、画像保存、Digital IO、PLCリンクなど  利点 – Preferred Networks Visual Inspectionで作成した学習モデルをコピーすることでAI検査を実施可能 ➡ 開発工数の削減 – AI検査を設備導入する上で追加のアプリケーション作成が不要 ➡ 開発工数の削減 – AI検査の前後に必要に応じて従来のルールベース画像処理を追加することも可能で、現場の要求に対する 柔軟な対応が可能 オンボードDIO PLCリンク 設定画面 画像処理 AI検査 画像撮像・保存
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『包装 噛み込み検査(赤外カメラ・熱画像カメラの活用)』の課題解決 AIを活用した外観検査 改善ソリューションの御紹介  適用アプリケーション: – パウチ製品 液体噛み込み検査(熱画像カメラ使用)  概要: – オプテックス・エフエー製品の熱画像カメラを利用して対象物表面の温度情報を画像化 – 熱画像に対して二値化処理を適用してシール部分の温度が低い個所を欠陥として検出  特⾧: – 可視光のカメラでは検出不可である欠陥を検出可能 – 画像処理システムStellaControllerの活用により短期間でのシステム構築が可能 低温部分 熱カメラ 高温部分 StellaController 検査対象 撮影環境 検査画面(下段:二値化処理により低温領域を検出)