1982年、ノルトロックグループは、スウェーデンのマットマーという町で摩擦に依存しない緩み止め技術「ウェッジロッキング機構」を開発したことでスタートしました。現在市場に存在する緩み防止製品のほぼ全てが摩擦を利用するものであるのに対し、ノルトロックが開発したウェッジロッキング機構は、摩擦に頼らず軸力そのものでセルフロックをかけるという点で、今日においても革新的な技術であり続けています。
そのメリットとして最も大きな点は、ボルト締結に潤滑油を使用できる点です。また同様に、油分が付着する環境でも緩み止め性能を損なうことなく使用することができます。ボルト締結は潤滑油を使用することでボルトそのものの寿命を延ばすことができるだけでなく、摩擦係数のバラつきに起因する締結軸力のバラつきを最小限に抑え、ボルト締結体を正確な締付力(軸力)で固定することが可能となるのです。

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