当社は1944年（昭和19年）に創立し、以来『総合試薬メーカー』として、お客様から絶えず生まれるご要望にご満足いただける製品作りを継続し、高品質な試薬を安定的に供給することで、社会に積極的に貢献してまいりました。
現在当社製品は、一般、用途別試薬の豊富な品揃えと共に、これまでの試薬の製造技術を発展させ、当社独自の技術を用いた医薬品原薬・中間体の製造、またバイオ分野では血液検査や培地を中心とした検査薬、その他食品添加物や化成品分野に至るまで広がっております。これらの製品の生産は国内では草加工場を中心として、岩手、伊勢原、三重、岡山、大牟田の6工場で行っております。また、半導体・液晶ディスプレイ製造向けの高純度薬品の生産は国内のみならず米国、台湾、シンガポールで行っております。また関東化学グループのKanto-PPC社では中国・蘇州に新たな生産拠点を設けました。各拠点で生産される製品には当社ブランドである『Cica』マークが付与され、着々と命が吹き込まれております。
この様に当社は、様々な挑戦を続け数多くの製品を世に送り出してきましたが、中には天然に存在しない貴重な製品や、取扱いに注意を要する製品も含まれます。当社では最優先の経営課題として環境保全、安全管理に配慮して進めており、CSR活動でも企業行動規範を定め、コンプライアンスの徹底、悪用防止、環境保全、保安防災と働きやすい職場作りや地域社会との交流も推進して、全てのお客様に付加価値を提供し、安心してお使いいただけるようなモノ作りに取り組んでおります。国内外の関東化学グループが一丸となって、これからも科学技術の進歩と発展に積極的に貢献し続けて行く所存です。

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