低コストで3Dによるリアルタイム撮影が可能な高精度・多用途の新型ToFカメラ
パルス式Time-of-Flight(ToF)方式を利用して撮影を行う産業用3Dカメラ blazeは、近赤外線(940nm)対応のレーザーダイオード(VCSEL)を備えており、距離、輝度、信頼性マップから構成される多視点画像を作成することにより、1回の撮影で2Dデータと3Dデータを同時に生成します。
また、高い解像度(VGA)、機能性、さらには革新的なソニー社製距離画像センサーDepthSense™による抜群の測定精度を手頃な価格で実現していることもその大きな特長で、業界屈指の優れたコストパフォーマンスを有しています。
主な特長
・最新のソニー社製距離画像センサーDepthSense™ IMX556PLRによる高度な3Dイメージング
・Time-of-Flight(ToF)方式によるmm単位の正確な光学測定
・広い測定範囲(パレット2枚分または小型車1台分)
・前処理済みの3D点群データと2D輝度画像をリアルタイムに取得
・IP67対応かつ耐光性を備え、厳しい環境下でも安定した撮影が可能
・明るさやコントラストに左右されない
・GigE対応で取り付けも簡単なコンパクト設計
・各種プラットフォームに対応した使いやすいプログラミングインターフェースを搭載(サンプルプログラム付き)
・複数のカメラを有するシステムでも、干渉することなく安定した運用が可能
この製品の利用用途
・貨物の寸法測定
倉庫や搬送車のスペース確保とコスト削減を計画する際には、重量だけでなく、パレットと貨物の寸法を正確に把握することも重要になります。Basler blazeなら、高い精度、速度、耐久性、コンパクトさを兼ね備え、GigEにも対応していることから、各種測定を正確かつ迅速に行うことができます。しかも、色の識別が必要な場合は、Baslerの2Dカメラと同期させて使用することも可能です。
・パレットの積み付け
さまざまな貨物を混載したパレットを翌日に配達しなければならない場合、貨物を種類ごとにパレットに積み付けるには、高速かつインテリジェントなロボットパレタイザーのほか、ロボットを誘導する画像処理機器としてカメラも必要になります。カメラのデータがあれば、貨物の形状、位置、方向を把握し、最適なピッキングポイントを特定できます。また、コンパクトかつ軽量で丈夫なBasler blazeなら、ロボットアームに取り付けることも可能です。
・無人搬送車・モバイルロボット
ドッキングやピッキングの際の誘導、障害物の検知、正確な位置特定を行うには、周辺の状況を高い解像度で把握する必要があります。Basler blazeがあれば、日光下や光のない環境でも、広い範囲をリアルタイムに撮影することができます。また、コンパクトかつ丈夫で信頼性の高い構造で、簡単に取り付けられるほか、高性能なプロセッサーを内蔵しているため、搬送車制御システムのCPU負荷も最小限に抑えられます。
・貨物の計数
2足納品予定の靴が1足しかない、または3足あるなど、梱包された貨物の計数や数量確認の際にわずかな過不足でもあれば、クレームの原因になる可能性があります。Basler blazeなら、追加の照明がなくても、色やコントラストにかかわらず、個々の貨物を正確に計数することができます。
製品カタログ | ダウンロード |
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メーカー | リンクス |
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