1/2ページ
ダウンロード(793Kb)
このカタログについて
ドキュメント名 | KTN波長掃引光源を用いた高速光波測量システム |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 793Kb |
取り扱い企業 | NTTアドバンステクノロジ株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ

このカタログの内容
Page1
KTN波長掃引光源を用いた高速光波測量システム
KTN光スキャナを用いた波長掃引光源を利用し、自動かつ高速・高精度
計測を実現した光波測量システム
特徴
高速: 2 kHz サンプリング
高精度 : 1 cm 以下( 0.012 °以下)
高信頼性:可動部をもたず信頼性が高い
配線不要:光波計測であるため結線不要
同時多点計測:可能
測定原理
回折格子
コリメータ
センサユニット
KTN波長掃引光源 光ファイバ
時間
回折格子に波長掃引光を照射し、光が高精度に角度スキャンされる
システム構成図
ターゲット(ミラー)
スキャン光がターゲットなるミラーで反射し、センサユニットに戻り、
ユニットに内蔵した光検出器で受光される
角度(位置)計測
角度は掃引開始から光検出器で受けた時間差で計測される
距離計測
距離はタイムオブフライト方式により、ユニット発信からター
センサユニット ゲットで折り返し受信する時間差を計測することで計測される
多点角度、距離計測
このシステムはターゲット(ミラー)を中間のユニットに
もたせ、多点での角度、距離計測が可能となる
光ファイバ
ステーション
基準センサユニット
中間センサユニット
ターゲット
連絡先: NTT アドバンステクノロジ株式会社
TEL: 046-270-2075 Fax: 046-270-2077 E-mail: nano-sales@ml.ntt-at.co.jp KSE17004
角度
Page2
応用例:
波長掃引光波測量システムを利用し遠隔での高精度な位置測定を実現
小口径管推進工法に適した高精度掘削システム
小口径管推進工法
鉄道軌道や河川の下、また都市部の交通渋滞・騒音の問題から、地下に管路を構
築する際に地表を掘削することが困難な場合、非開削推進工法を用いることで、地
表を掘り返すことなく管路を構築できます。
内径700 mm 以下の管路を非開削で布設する工法は特に「小口径管推進工法」と呼
び、主に下水道設備の構築に使用されています。
小口径管推進工法に必要な高精度計測
小口径管推進工法では作業員がトンネルに入ることができないため、位置計測は遠
隔で高精度に行うことが必要です。
本システムでは、優れた電気光学効果を持つKTN結晶を用いることにより、高速、高
精度計測による高精度掘削を可能にしています。