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燃料電池用電流密度測定装置

製品カタログ

燃料電池スタックの電流密度および温度分布の測定装置をご紹介します。

●流動場の詳細分析が可能●素材の詳細分析が可能●燃料電池の最適化を実現●燃料電池の障害診断を実行●約7 x 7 mmの分解能を実現●最高電流密度2.5A/cm2●温度レンジ180℃までの測定が可能●標準装置を用意●リクエストに応じ特別設計が可能

このカタログについて

ドキュメント名 燃料電池用電流密度測定装置
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 913.6Kb
登録カテゴリ
取り扱い企業 株式会社イリス (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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ユーザーインターフェイス 仕様 CurrentVIEW Current scan lin 一般データ 2 電流測定範囲 0..1.25A/(測定セル)または 0..2.5A/cm 電流測定分解能 0.01A 燃料電池スタックの電流密度および温度分布 電流測定時間 100 測定セル(1 チャネル)で 0.5 秒 を測定。 温度測定 オプション 温度測定時間 100 測定セル(1 チャネル)で 2 秒 測定位置 スタック(60V 迄)又は単電池内の任意の位置 センサプレート セグメント 金メッキ 2 測定セルのサイズ 7×7mm(0.5cm ) 厚さ 約 3.5mm 最大電流 3A/測定セル センサプレートの 100°C 最高動作温度 180°C(オプション) 電子部品 電子部品の構成 横列 縦列 チャネル 有効面積 (最大接続可能数) 23 23 1 160×160mm 48 24 3 336×168mm 48 48 6 336×336mm インターフェイス USB インターフェイス 補助電源 AC 入力電源 100~240VAC、50~60Hz、0.4A 動作環境 温度:0~40°C、湿度:結露なきこと マニュアル不要の使いやすさを実現したインターフェイス CurrentView では ソフトウエア + Window 7/8/10用ユーザーインターフェイ単独測定及び連続測定が可能。 スおよびデバイスドライバ + 流動場の詳細分析が可能 + 2D 画像、3D 画像の表示、また数値として測定値を表示 + 素材の詳細分析が可能 が可能。 + スプレッドシート形式のテキストファイルとしてデータ保 + 燃料電池の最適化を実現 存が可能。 + 燃料電池の障害診断を実行 + JPG 形式の画像としてデータ保存が可能。 + 約 7×7mm の分解能を実現 + データストリームの保存と再調査が可能。 + 2最高電流密度 2.5A/cm + 温度レンジ 180°C までの測定が可能 + 標準装置を用意 + リクエストに応じ特別設計が可能 お問い合わせ Current scan lin をご使用頂くと、電流密度の 分布を高分解能で測定することができます。 株式会社イリス  MPIテクノロジー部 この装置では複雑性は一次式(直線)的に増 〒141-0021 東京都品川区上大崎3-12-18 大するため、大型の燃料電池にも利用可能で Tel: 03-3443-4143 Fax: 03-3443-7511 eMail: japan-mpit@illies.de URL: www.irisu.jp す。 また、既存の環境に DLL を導入することもできます。
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燃料電池では、局部的な条件の違いにより、電気エネルギー ます。この電圧の大きさは、磁性体(破線)の透磁率によっ 池)および電池加熱用の抵抗器を備えた標準測定装置 Test25、 への変換量が不均一となり、このため、電流の発生も均一で て左右されるため、電流 Imにより決定されることになります。 Test50、Test100 を示したものです。 はありません。固体高分子(PEM)型燃料電池、ダイレクト 測定セルのひとつひとつに、順次、縦横に電気が伝わります。 メタノール(DMFC)型燃料電池、その他の電気化学電池を、 下図は、3×3 列の測定セルの場合を示したものです。 より深く理解するための鍵のひとつに、電流密度分布の測定 i1(t)から in(t)の交 があります。大型の燃料電池では、長寿命化はもちろん安全 流電流が連続し で信頼性の高い動作の実現にも、この測定が欠かせません。 てマトリックス これまでは、複雑性の高さが大きな問題となっていました。 に供給され、1 から n までの横 列を励起します。 用途 Current scan lin 縦列では、測定(前頁に掲載)は、測定セル 17×19 個の分 2 150cm 1 信 号 の 形 で 、解能と の有効面積を有しています。装置は、 枚のバ u1(t)から un(t)の ユニバーサルデザイン(上図)もご用意しています。測定セ イポーラプレートを構成する 2 枚のプレートの間に配置され 電圧が得られま ルのある有効面および伝導路 ます(スタック内の任意の位置に配置可能)。下図は、一般的 す。交流電流に 用エリアの外側であれば、任意 な電流および温度の分布を示したものです。 より励起されな の位置に穴を開けることが可 い測定セルから 能です。最大横 48 列縦 48 列 は測定信号は発 まで駆動できるエレクトロ 2 生しません。一般的に、2n ペアのワイヤがあれば、n 個の測 ニック部もあります(右図参 定点を接続することができます。このため、配線、制御用電 照)。それぞれ独立入力チャネ 子部品、評価用電子部品の複雑性については、一次式的な増 ル数が異なり、そのため、測定 加ですみます。このようにして、任意のサイズの大型燃料電 速度も変わってきます。 池を簡単に製作することができるのです。 標準装置 特別仕様 測定原理 磁性体の透磁率は、磁化と温度によって決まります。測定対 2 象である電流 Imがコイ 上図(Helion 様ご厚意により掲載)は、800cm の有効面積と ル L1 を流れ、磁性体 46×36 個の測定セルを有する特別仕様のセンサプレートで (破線)を磁化させま す。 す。L2に供給される交 ほとんどどのような設計が可能、測定セルの最小寸法は 7× 流電流 i(t)が、コイル 2 2 2 上図は、それぞれ 25cm 50cm 100cm 7mm です。最大寸法は、測定セルが測定可能な電流量により、 、 の燃料電池(単電 L3 に電圧 u(t)を誘起し 制限され、7×7mm 以下でなければなりません。