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技術者160名に聞きました! CADの活用や機械製図の教育の実態

ホワイトペーパー

製図への関わり、利用ツール、ソフト、3D CADの必要性と課題、教育などについて伺いました!

コロナ禍の「新しい働き方」が広まったことで、急加速したDX(デジタルトランスフォーメーション)。製造業でも、3D CADやシミュレーションの活用が広まっています。
その一方、経済産業省が毎年発表している『ものづくり白書(製造基盤白書)』では、欧米各国と比較して日本の製造業は設計製造の3D化が遅れていると指摘されています。今回の調査においても設計製造の現場で3Dがあまり浸透していない実態が見えてきました。さらに、機械設計や製図関係の研修に関しても、不十分であると答えた方が目立ちました。

<目次>
実態調査:アンケート結果
 回答者のプロフィール
 製図への関わり、利用ツール
 使用している3D CADソフト、2D CADソフト
 3D CADを使用しない理由
 3D CADの必要性、課題
 製図の教育について
実態調査:技術者インタビュー
「職場の上司・先輩、他部署同士が連携しあって、教育やフォロー」Aさん 技術管理 約30年 製造業(電子部品・デバイス・電子回路)(社員数:500〜999人)
「三角マークの面肌記号がまだ現役」Bさん 生産技術 約6年 製造業(自動車)(社員数:20,000人以上)
「今は2D CADメインの設計だが、ゆくゆくはデジタルツイン実現を目指している」Cさん 職業:機械設計 約25年 製造業(産業機械)(社員数:100〜299人)

<概要>
調査時期:2022年5月26日〜6月2日
対象者: 製造業にお勤めの、設計、生産技術、生産管理、品質管理・保証など技術者の方
回答数:220
有効回答数:159

【掲載企業】 -
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このカタログについて

ドキュメント名 技術者160名に聞きました! CADの活用や機械製図の教育の実態
ドキュメント種別 ホワイトペーパー
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取り扱い企業 株式会社アペルザ (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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アペルザ様_wp㉚_01[表1]

0 1 2 3 4 5 6 7 8 0 1 技術者160名に聞きました! 2 CADの活用や機械製図の、 3 教育の実態 4 5 6 7 8 9 10 11
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アペルザ様_wp㉚_02[はじめに]

は じ め に コロナ禍の「新しい働き方」が広まったことで、急加速した DX(デジタルトランスフォーメーション)。製造業でも、3D CADやシミュレーションの活用が広まっています。 その一方、経済産業省が毎年発表している『ものづくり白書 (製造基盤白書)』では、欧米各国と比較して日本の製造業は 設計製造の3D化が遅れていると指摘されています。今回の 調査においても設計製造の現場で3Dがあまり浸透していない 実態が見えてきました。さらに、機械設計や製図関係の研修 に関しても、不十分であると答えた方が目立ちました。 目 次 実態調査:アンケート結果 ・回答者のプロフィール……………………………………………03 ・製図への関わり、利用ツール……………………………………04 ・使用している3D CADソフト、2D CADソフト………………05 ・3D CADを使用しない理由………………………………………07 ・3D CADの必要性、課題…………………………………………07 ・製図の教育について………………………………………………10 実態調査:技術者インタビュー ・「職場の上司・先輩、他部署同士が連携しあって、教育やフォロー」  Aさん 技術管理 約30年 製造業(電子部品・デバイス・電子回路)  (社員数500~999人)………………………………………………14 ・「三角マークの面肌記号がまだ現役」  Bさん 生産技術 約6年 製造業(自動車)  (社員数20,000人以上)……………………………………………15 ・「今は2D CADメインの設計だが、   ゆくゆくはデジタルツイン実現を目指している」  Cさん 機械設計 約25年 製造業(産業機械)  (社員数100~299人)………………………………………………16 概 要 調査時期:2022年5月26日~6月2日 対象者:製造業にお勤めの、設計、生産技術、生産管理、品質管理・ 保証など技術者の方 回答数:135 有効回答数:91 02
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アペルザ様_wp㉚_03[アンケート]

回答者のプロフィール 機械設計と教育について、設計、生産技術、生産管理、品質管理・ 保証などの技術者の方を中心とした159人の方にお尋ねしました。 Q 所属する企業の業態を 化粧品 1% その他 19% 教えてください 情報通信機器 1% 医療機器・器具 1% 産業機械 31% 農業機械 1% 医薬品 2% 電子部品・デバイス・電子回路 食品 2% 16% 航空・船舶 3% 化学、材料、素材 4% 自動車 10% 家電、事務機器 5% 部品加工・生産 6% Q 所属する企業の 従業員数を教えてください。 1~9人 9 10~19人 7 20~49人 13 50~99人 15 100~299人 23 300~499人 10 500~999人 22 1,000~2,999人 19 3,000~4,999人 9 5,000~9,999人 13 10,000~19,999人 4 20,000人以上 15 0 5 10 15 20 25 Q あなたの職種を 技術営業 1% 教えてください その他 3% 情報システム1% 機械設計 経営 2% 27% 保守/メンテナンス 2% 生産技術 21% 生産管理 3% その他 製造 4% 研究開発 ● 開発(メカトロニクス)→自動化 14% ● 技術管理 ● 設計評価 品質管理/品質保証 9% 電機/制御設計 13% ● 総務部 03
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アペルザ様_wp㉚_04[アンケート]

機械製図やCADについて Q 機械製図に 関わっていますか? 「自分自身で製図している」と答えた方が過半数でした。 関わっていない 28% 自分自身で製図している 53% 自分が指示を出し、 部下などが製図 19% Q あなたの職場で、製図には何を 2D CADが50%と最多でした。 用いることが最も多いですか? 次に多かったのは、3D CADに付属するドラフトソフトで45%でした。 全体 CAD以外の 使用していない 描画ツール 1% 1% ドラフター(紙)1% 2D CAD 50% 3D CAD 3% 3D CADソフトに付属する 2Dドラフトソフト 業界別 45% 家電、事務機器 使用していない 1% 自動車 使用していない 8% CAD以外の描画ツール 3D CAD 8% 1% 2D CAD 50% ドラフター (紙) 2D CAD 1% 42% 3D CADソフト 3D CADソフト 3D CAD に付属する に付属する 3% 2Dドラフトソフト 2Dドラフトソフト 45% 42% 電子部品・デバイス・電子回路 電子部品・デバイス・電子回路 使用していない 8% 8% 3D CADソフト 3D CAD に付属する 2Dドラフトソフト 42% 2D CAD 42 2D CAD % 3D CADソフト 58% に付属する 2Dドラフトソフト 42% 04
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アペルザ様_wp㉚_05[アンケート]

従業員規模別 「20000人以上、10000~19999人(」大手) 「1000~2999人「」3000~4999人「」5000~9999人(」中堅) CAD以外の 描画ツール 3D CAD 7% 7% 2D CAD 3D CADソフト 27% 3D CADソフト 2D CAD に付属する に付属する 2Dドラフトソフト 2Dドラフトソフト 43% 73% 43% 「500~999人「」300~499人」 「50~99人「」20~49人(」中小) 「100~299人(」中堅・中小) 2D CAD 2D CAD 「10~19人」「1~9人(」小規模) 2D CAD 58% 46% 使用していない 60% ドラフター(紙) 2% 2 3D CAD % 8% 3D CAD 2% 3D CADソフト 3D CADソフト 3D CADソフト に付属する に付属する に付属する 2Dドラフトソフト 2Dドラフトソフト 2Dドラフトソフト 36% 37% 46% Q あなたの職場では、何の3D CADソフト Solid Edge 1% その他 1% を使用していますか? BricsCAD 1% 使用していない 12% 全体 『SOLIDWORKS』が最多でした。 AR CAD 1% 業界別に見ると、よく使われている SOLIDWORKS 26% TopSolid 1% CADの傾向に違いが見られました。 「その他」は、中国製で名称が不明と Pro/ENGINEER 1% iCAD 16% 言うことでした。 IRONCAD 1% Fusion360 6% Creo 7% CATIA V6 6% NX 7% 業界別 CATIA V5 6% INVENTOR 7% 家電、事務機器 SOLIDWORKS 自動車 使用していない 8% 23% 6% SOLIDWORKS 使用していない BricsCAD 11% 12% 11% Fusion360 6% iCAD iCAD 6% CATIA V6 11% CATIA V6 17% Creo 11% Creo 6% CATIA V5 11% CATIA V5 23% NX 22% INVENTOR 6% NX 12% 電子部品・デバイス・電子回路 使用していない 9% 部品加工・生産 SOLIDWORKS 5% 25 12% その他 使用していない % SOLIDWORKS Pro/ENGINEER 5% 43% Fusion360 iCAD 25% Fusion360 5% 13% iCAD 14% INVENTOR 5% INVENTOR NX 9% Creo 5% 13% NX 12% 05
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アペルザ様_wp㉚_06[アンケート]

Q あなたの職場では何の2D CAD 「AutoCAD」が29%と最多でした。次に、3D CADに付属している2Dドラフト ソフトを使用していますか? ツールが続きました。また、使用しているソフトウェアに多様性が見られました。 全体 その他 14% 使用していない 6% MicroCADAM 3% 3 AutoCAD CADPAC % 29% その他 ● BricsCAD  ● CAD SUPER  ● IJCAD ● AR CAD  ● AutoCADMechanical  頭脳RAPID 8% 前質問で答えた ● creo  ● EasyDraw  ● HI-CAD  3D CAD付属 ● SolidEdge  ● SPEEDY  ●Visio 9 2Dドラフトツール ● V-nas  ●WACOM ECAD-DIO AutoCAD LT % 19% ● ZWCAD  ● パターンマジック ●作画ツール  ●図脳 業界別 jw_cad 9% 家電、事務機器 自動車 31 使用していない 7% AutoCAD % Visio 8% ZWCAD 7% AutoCAD 22% 前質問で答えた 頭脳RAPID 3D CAD付属 SPEEDY 7% 前質問で答えた 15 2Dドラフトツール 3D CAD付属 % 23% CAD SUPER 2Dドラフトツール 7% 29% AutoCAD LT 15% 頭脳RAPID jw_cad 7% jw_cad 8% 7% AutoCAD LT 7% 電子部品・デバイス・電子回路 使用していない 4% 部品加工・生産 その他 4% AutoCAD 22% 使用していない 12% AutoCAD SolidEdge 4% 50% HI-CAD 4% 前質問で答えた 3D CAD付属 jw_cad 25% CAD SUPER 2Dドラフトツール 4% 18% 前質問で答えた MicroCADAM 9% 3D CAD付属 jw_cad 18% 2Dドラフトツール CADPAC 4% 頭脳RAPID 9% 13% Q あなたの職場で、CADはどのように運用していますか? 「2DCADだけで、設計から製図まで」が33%と最多、 次に多かったのは、「3D CADで設計(モデリング)し、2D CADで製図する」(31%)でした。 ドラフター上(手描き)で設計し、製図する いずれにも当てはまらない6% 1% 3D CADで設計(モデリング)し、 ドラフター上(手描き)で設計し、 2D CADで製図する 3D CADでモデリングし、2D CADで製図 1 31% % 2DCADだけで、設計から製図まで 3D CADと付属の2Dドラフトツール 33 のみで設計から製図まで % 28% 06
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アペルザ様_wp㉚_07[アンケート]

3D CADを利用していない職場の方にお尋ねしました Q あなたの職場で、3D CADを使用していない理由は? 「設計に必要がない」が最多となりました。 (最も当てはまるもの) その他 18% 設計に必要がない 31% 一部使用している 5% 使いたいが高価である 難しくて使いこなせない 26% 20% その他 ● 設計スタイルに合ったツールがない ● 移行中だが軌道に乗っていない ● 後工程で資産が生かせない ●レビュー等一部の作業にしか利用しないため ● 導入はしているが習得する時間がない、2Dより設計工数かかりそう  ● CREO(3D)とAutoCAD(2D)の併用  ●人によって違う 詳細な理由 ● 作図規模が小さいので2Dの方が効率が良い ● 納期が短い場合、3Dを用いる時間がとれない ● 製品形状がシンプルであるため2Dで事足りている ● 複雑な設計が必要でない場合は2Dを使用している  ●一部で導入しているが台数、熟練度ともに不足してる ● 3D CADの操作に慣れておらず必要速度に達していない  ●まだ全員にいきわたっていないため一部使用にとどまっている ●自由曲線等、3Dでなければできないようなものは扱っていない  ● 3Dを必要とする設計内容がない(現在はそれ程複雑ではない) ●設計や新機種生産準備部門は使用しているが、小職は使用していない  ● 後工程は紙ベース、加工業者(内製分含む)も3Dに対応していない ●設備や治具の設計において3D CADを用いるまでに至っていない  ● 製品設計は3Dデータで、それをもとに2Dで装置の設計を行っております ● 専用でないため日常の業務では使用できない  ●安価であれば、導入を検討したい ●製品設計と異なり、機械製図や電気製図のため必要がない。またライセンスなど高額で、使いこなせない ●通常2D CADでの製図で十分であり、レビュー等で3Dデータを用いる予定はあるが、必ずしも必要がないため ● 3D CADに精通した人材が少なく、3Dで製図する場合2Dでの描画方法とは操作が大きく異なる。そのため実務可能なレベルまで習得するには時間がかかる Q これから、あなたの職場で、3D CADは必要だと思いますか? 「はい」が64%と最多でした。 分からない 23% はい 64% いいえ 13% 「はい」 ● 多方向干渉性確認など  ●ミスを極力減らせるから  ●第三者に説明がしやすい  ● 3Dプリンタなどとの連携  ●使えれば良いというレベル ● 3Dで確認が必要な構造があるため  ●デジタルツインに進めていきたいため  ● 3次元的な把握は早期対策につながる ●見やすさは2Dよりはるかに優れるから  ● ユーザー(顧客)とのイメージの共有化の充実  ● 客先への提案やシミュレーションに必要なため ●データはもらえるけど見れない使えない状態なので  ● 顧客から3Dデータを要求されることが多々あるから ● 時代の流れ、業界の変化を考えると必要性は感じている  ●治具、装置設計の工数削減や設計後の手直し削減のため ● 設計の段階でビジュアルで詳しくわかった方が良いと思う  ●全職場で使っており、客先など外部とのやり取り含め必要 ●解析、客先説明用資料、組立現場用資料など、利便性があると思うので ● 客先の要求レベルが高まっている。いずれそれに応えていく必要がある ●少し時間がかかりますが、3DCADの方が今後発展性があると思います  ●シミュレーションで動作確認も可能なので、資料が作りやすい ● 複雑な図面も確認しやすい  ●今後、省スペース、稼働部付きの設計が増えるため、干渉チェックが容易な3D CADは有用と考えるため ●金属加工などの協力工場各社は3D図面に対応しており、依頼の際に3D図面があればやりとりがよりスムーズになるため 「いいえ」 ● 材質が適さない  ● 必要だと思うが、当面は必要ない  ●今までと同様の製品を製造するため ●3Dでも書いたことはあるが図面の修正などが2Dのほうが圧倒的に楽 3Dプリンター用に作ったことはあるが、シミュレーションの実証の域を出ない 「分からない」 ● 外部の業者次第  ● 必要になる  ●内容によってだと思うから  ● 理解度が分かりやすいので使えたら良いと思う ● 状況によっては必要になるが、今いる部門では不明  ● 現状の業務では使用することがないが、将来的に可能性を秘めているため ● 将来的にはPRO-Eなど導入した方が好ましいと思われるが、今は必要ない ● 製造工程を高度化するのであれば遠い将来的には必要になると思われる。つまり社の方針や発展次第で大きく変わるため「分からない」 07
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アペルザ様_wp㉚_08[アンケート]

3D CADを利用していない職場の方にお尋ねしました Q どうすれば3D CADを導入しようと思いますか?(最も当てはまること) 「もっと簡単に使えるようになれば」が59%で最多でした。操作が難しいと感じられている方が多いようです。 その他 8% もっと簡単に 導入は今後もあり得ない 使えるようになれば 5% 59% もっと安くなれば 28% その他 ● 買い切りタイプの格安が出れば考える  ● あまり活用していないが導入済み ●そもそも導入を検討する立場にないが、一般論として3D CADは製品自体が一定以上の複雑性を持たない場合、労力コストに対してメリットがない。 また現行の3D CADは「形状」「位置関係」に特化しており、図面に求められる諸要素をカバーしていない。そうした意味で、何らかのエポックメイ キング的な発展がなければ、導入は現実的ではないだろう。 3D CADを利用している方にお尋ねしました Q 3D CADを使用する目的(最もあてはまること) 「業務効率化」が最多でした。 その他 4 若手人材の活用 2 CAEやVRなど3Dデータを活用した取り組み 19 開発期間、納期短縮 38 業務効率化 46 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 その他 ● 3Dプリンタによる造形モデルとして  ● 会社指定  ● 複雑形状の図面化 ● 私自身は入社時から現在のCAD(2D / 3D)であったので、むしろ3D CADを使用しないでの設計の経験があまりない Q 3D CADを活用し、どのようなことに取り組んでいますか? 「CAE、シミュレーションの活用」が最多でした。 その他 9 VR/ARへの取り組み 3 IoTへの取り組み 3 ペーパレス化 22 データの一元管理 28 CAE、シミュレーションの活用 38 0 5 10 15 20 25 30 35 40 その他 ●アッセンブリによる干渉チェック  ● 顧客データ互換  ● 取引先への出図  ● 3Dプリンタによる造形 ● Excelを用いた一元管理  ● パッと形状が見たいときにも使用 ● 3Dプリンターやミスミmeviyによるラピッドプロトタイピング  ● DR等で生産現場や、上長、課員への説明等でも活用 08
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アペルザ様_wp㉚_09[アンケート]

3D CADを利用している方にお尋ねしました Q 3D CADについて、自分や職場の設計者の方は、十分使いこなせていますか? 「個人によりばらつきがある」という回答が7割近くでした。 なお「その他」は「3名しかCADを持っていない」という回答でした。 その他 1% 個人によりばらつきがある 使いこなせていない人が多い 67% 15% ほぼ全員使いこなせている 17% Q 現在普及する3D CADの課題や問題があれば、 教えてください ●価格が高い  ●作業効率化  ● 操作が難しい  ●ハーネスの製図  ●ライセンス高い  ●公差の扱いなど  ●協力会社との連携 ●習熟が上がらない   ● 教育に時間がかかる  ●フォーマットの統一化  ●モデリング技術の習熟  ●図面レスにしていきたい ● 製作図面の3D CAD化  ● 3D CADの種類が多いこと  ●使う人によりばらつきがでる  ●重いデータの読み込みが遅い ●使い方に慣れるまでに時間が必要  ● 2次元図面への変換工数のムダが多い  ●個人により3D使用方法に違いがある ●部品メーカーの製品の3Dデータが少ない  ● 3Dの組図が規則通り作れていないことがある ●どんどん多機能になるが、使わない機能が多い  ●ライセンスの少なさ、教育の偏り、必要性の提唱 ● 2Dから移行できていないため、完全3D化ではない  ● 2Dのみ使用している設計者にいかに3Dを浸透させるか ● 年間保守料金、Solidworks偏重の各種サービス  ● 2D CADでの経験が長い設計者の3D CADへの移行 ● 2D CADよりも定義づけすることが多いので、工数がかかる  ●加工屋とのデータのやり取り、共有化、暗号化してのやり取り ● CADに頼って設計しているので、実際の加工方法の知識が乏しい  ●アプリケーションの容量が大きく、個人用のPCでの動作が遅い ● 2D図にした時の表現の仕方が思うようにならない(不要な線が多い) ●演算方式を見直して、重たいデータでもサクサク動くようにして欲しい ● 製図の基礎を知らない者でも、図面が描けることが良くもあり悪くもある ● 3D CADは寸法線を入れないことが多いため、現場は2D CADが多い ● 設計を知らなくてもある程度形になってしまう。設計自体の技術が追い付かなくなる ●寸法計測ツールが使いづらく、どのくらいのクリアランスがあるか2Dに比べ効率が落ちる ● 中国仕様の3D CADです。違法なのかすれすれなのか、アップデートにトラブることがたまにあります ●自由度が高い反面、作図方法が属人化している。データの使いまわしに問題があるため、作図方法の共通化を図ることに課題がある ● 色々なCADを使用したことがあるわけではないので一概には言えないと思うが、データ量の多さ・重さが多い(重い)こと、ハイス ペックPCが必要であること ● 3D CADでの設計では、組立図、詳細図をわざわざ別で描く必要がある(2D CAD時代は構想した状態がほぼ組図であり過程でアウ トプットされていたそう)。3Dでの構想では、構想図が出来ても2Dにわざわざ落として描く行為が必要。しかし、組立等には構想図を 見れば情報もありそこまで重要視されにくい。社内のルールとして、現場(設備設置する工場等)では紙図面での構想図でないといけ ないため、後追いで描くが正直面倒だと感じてしまう。(システムやルールにも問題はあるが) 09
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アペルザ様_wp㉚_10[アンケート]

全員の方に、製図教育についてお尋ねしました。 Q あなたは、 機械図面が読めますか? 全体 いいえ 13% はい 87% 従業員規模別 「20000人以上、10000~19999人」(大手) 「1000~2999人「」3000~4999人「」5000~9999人(」中堅) いいえ いいえ 5% はい 95 17% はい % 83% 「500~999人「」300~499人」 「50~99人「」20~49人(」中小) 「10~19人「」1~9人(」小規模) 「100~299人(」中堅・中小) いいえ いいえ いいえ 9% 14% 19% はい はい はい 91% 86% 81% Q 機械製図の実務について新人研修はありますか? 全体では、「研修制度がない」という回答が66%でした。 企業規模別にみると、従業員20000人以上の大手の回答者群だけ、「研修制度がある」との回答が最多。 ほかはやはり、「研修制度がない」が最多となりました。 全体 構築しつつある 1% 社外研修を利用している 8% 研修制度がない(OJT) 66% 自社内に研修制度がある 26% 10
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アペルザ様_wp㉚_11[アンケート]

従業員規模別 「20000人以上、10000~19999人」(大手) 「1000~2999人「」3000~4999人「」5000~9999人(」中堅) 社外研修を 社外研修を 構築しつつある 利用している 利用している 2% 5% 3% 研修制度がない (OJT) 37% 自社内に 自社内に 研修制度がある 研修制度がない 研修制度がある 32 (OJT) 58 % % 63% 「500~999人「」300~499人」 研修制度 「50~99人「」20~49人(」中小) 研修制度 「10~19人「」1~9人」(小規模) 研修制度 「100~299人(」中堅・中小) がない がない がない (OJT) (OJT) (OJT) 69% 社外研修を 71% 社外研修を 社外研修を 利用している 利用している 88% 利用している 11 11% 6% % 自社内に 自社内に 自社内に 研修制度がある 研修制度がある 研修制度がある 20% 18% 6% Q 機械製図について、あなたの職場で教育や その他 4% 研修は十分行われていますか? その他 全体としては、「いいえ」が7割 全体 ● 自職場は製図作業に携わっていない 近くを占めました。 ●実施上にて指導 従業員20000人以上の大手 ● 実務をこなしながら覚えているので不足 していると思う の回答者群だけが「はい」が いいえ はい ●充分かどうかはわからない 最多でした。 ● 29 製図に関しては、実務で図面を描きな 67% % がら覚えるというのが基本としてある。 あとは自己学習といったかたち ● 必要な部門は行っている 従業員規模別 「20000人以上、10000~19999人」(大手) 「1000~2999人「」3000~4999人「」5000~9999人(」中堅) はい その他 53% 7% その他 ● 実務をこなしながら覚えている はい ので不足していると思う いいえ ●充分かどうかはわからない 47 いいえ 29% ● 製図に関しては、実務で図面を % 64 描きながら覚えるというのが基 % 本としてある。あとは自己学習 といった形。 「500~999人「」300~499人」 はい 「50~99人「」20~49人(」中小) はい 「10~19人」「1~9人」(小規模) 「100~299人(」中堅・中小) はい 24% 32% 19% その他 その他 その他 2% 4% 6% いいえ いいえ いいえ 74% 64% 75% その他 ● 必要な部門は行っている その他 ● 自職場は製図作業に携わっていない その他 ● 実施上にて指導 11
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アペルザ様_wp㉚_12[アンケート]

Q 加工の委託先もしくは加工担当からから、自社から出す図面について、 「加工が不可能」「設計に問題がある」など注意を受けることはありますか? 「たまにある」が46%で最多、「あまりない」が40%でした。 全くない よくある 11% 3% たまにある 46% あまりない 40% あまりない たまにある ●チェック体制  ● 実績からです  ●簡単な図面のため ● 教育不足  ● 検討不足  ●知識不足  ●設計力不足  ●形状が難しい ● 事前に検証するため  ●自身では経験なし  ● 精密加工が少ないから ●寸法記載不足 ●記述・確認漏れ ●詳細は知らない ●製作できる寸法 ●意向に沿う物を作成する  ●自分の図面はおおよそ正確 ● 物理的に加工不可  ●加工工具の削り方法  ● 製造工程の把握不足 ●自分自身が検図している  ● 製品の種類が少ないので ●他部門より依頼あり ● 希望も込めて描くため ●加工先の機器によるもの ● 複雑な形状なものがない  ● 基本フォーマットがあるから ●関係寸法が分かりにくい  ●誤記などの簡易的なミス ●公差の問合せが少しある程度  ● 社内で設計検証がなされている ●組み立てた際に干渉する  ●対応できる機械がない ●加工を考慮して作図しているから  ● 不可能なものは依頼しないから ●レビュアーのナレッジ不足  ●組み合わせ加工ができない ●そこまで加工業者と絡みがまだない ●加工に関する知識不足のため  ●工具の入らない寸法関係など ● 社内不合格の起因内容となっている ● 設計者がよく理解して製図している ●計測できない、要求精度が高すぎる ● 手書きなのでミスも出るときがある ●測定の観点からの問題提起がある  ● 事前に加工業者に相談しているので ●加工屋さんの好みの書き方が存在する ●自社から図面を出すケースがほぼない ●工作機械の特性を理解しきれていない ●自社の加工技術も加味して図面作成するから ●設計者の理解不足と設計スキルの問題 ●自部署は熟練者しか図面を作成していないから ●設計担当者ごとに能力のばらつきがある ● 難しい加工は避けできるだけ市販品を応用する ●加工を踏まえた図面を出図しているから ●照査承認段階で指摘されることなっているので ● 機械加工を見据えた製図知識が不足している ●そもそもの製図能力と承認ルートが確立されている ●理屈的に取り代が無い、研磨の逃げ代が無い ● 3D CADを利用して、事前に問題把握をしている ● 2D構想図面から、3Dに入力するときの誤り ● 新人の製図にはチェックをいれるのでそのようなことはない ● 実際に加工した経験がないからかもしれません ●流用設計製品のため、部品が大きく変わることがないため ● 製造マシンにて、対応できないスペックのため ● お互い長い付き合いなので、レベルを分かりあえているから? ●型の抜きテーパーが考慮されていなかったりする ● 設計担当者に概要を説明して作図してもらうことが多いため ● 精度などが実現不可能な場所があったりします ●加工屋によって得意な加工方法があるため、その方法での相談 ●高精度、微細な形状のものを設計することが多い ●会社レベル的に、委託先よりは図面がしっかりしていると思う ●加工機の仕様、性能を把握していない場合があるので ● ある程度書き方が違っていても読み解いてくれることが多いため ●加工機の工具が入らないため、形状変更を求められる ● 社内で部品加工の工程設計するので、外からの問い合わせは少ない ●金型設計などで成形できない形状になってることがある ●それなりに加工してきて、いまいちなものが出てくることはある ●ほぼ社内制作しているが、外部と社内用では少し違いがある ●過去には工具が入らないとの指摘を受けたことは自分自身であります ● 機械同士の干渉があったり、取付が不可能な時がたまにある ●加工上問題が出そうな箇所は、設計検討の段階で委託先と打合せを ● 検図はしているが、製作工程を完全には把握できていない 行い設計に反映させている ● 2D設計がメインなので、実際の製造において矛盾が発生する ●図面作成のための教育徹底、出図前の検図徹底、JIS等規格変更の ●かなり複雑な形状の物を加工する場合に相談を受けることがある 確認と周知を行っている ●各パーツを単体で設計するため、組付け不可などが発生することがある ● 社内の製図レベルは低いが、製品形状がシンプル、かつ定型品のバリ ●設計者に加工の知識がなく、加工不可能な形状で作図されることがある エーション違いが大半であるため、具体的な問題になることは稀 ●部品同士の干渉がある、曲げ加工など素材に対して不適切な加工指示 ● 基本的に加工方法も検討して作図している。外注先より加工が厳しい があるなど といった連絡も受けるが、逆にこちらから解決方法を教えている場合 ● がほとんど 工具長より深い穴加工などの指示を振ってしまったなど、設計者が加工 の理解が不十分 ●寸法抜けが少しあるが、3D CADで基本構造、形状を吟味してから ● 製図するため、製作上の不具合については大枠解消できていると思う。 公差が厳しすぎるとか、幾何公差の指定が間違っているとか、加工限度 また自分自身で加工も行うため、加工の可否については大枠判断が を超えているとか ついた状態で設計ができているため ● 機械図面のJIS記号(Ex.溶接など)が読めないことがある。このため 面倒でも文字でも説明する ● 設計者の加工と組立に関する知識不足、経験不足から、必要以上に厳 しい公差や難形状を設定しがち 全くない ● 設計については注意されることはほぼないが、まれに加工が難しすぎる、 精度が出ない等の連絡を受けることはある ● 社内にて加工  ●流用部品が多いため  ●ほぼ訂正はないです ● 昭和の古い図面で記号が古いことがある。付き合いの長い加工先が多 ● 製図は行っていない  ●設計標準化されているため いので新しいことの理解が乏しい。設計者のスキルと管理者のチェック ● 板金屋さんに指示を仰ぎながら書いている 不足 ●管理部門で図面のチェック後に委託されるので ● 委託先に出す前に、社内で図面の照査を実施しているため ●一通りの機械加工に精通していますので、加工に合わせて図面を出すよ よくある うに心がけています ● 機械製造と言って、電気回路や平面、チューブ形状の設計なので加工・ ● 検図が不十分  ●設計者の教育不足  ●古い間違い図面の横展開 成形時の問題は発生しません ●切削加工や板金加工、鋳造などで、設計者が加工方法に明るくなく、 実現不可能な図面を発行することがままある 12
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アペルザ様_wp㉚_13[アンケート]

Q 切削加工や射出成形など、加工技術について、機械設計者やほか技術者の 理解を深めるために、どのようなことをしていますか? ●勉強のみ  ●ナレッジのDX  ● 技術講習を行う  ●先輩・同僚にきく  ●加工関連の教育を行う  ●工場の現場を見学する ●加工実務を体験してもらう  ● 実験や試作をやってもらう  ● 装置組み立てを実際にやってもらう  ●加工担当と頻繁にやり取りをしてもらう ● 設計、加工の両担当者同士が都度相談しながら設計する Q 機械設計・製図は標準化されていますか? 全体では、「まずまずされている」が41%と最多でした。一方、「十分」と回答した方は7%に留まりました。 企業規模別では、「500~999人」「300~499人」「100~299人」(中堅・中小)だけが「不十分」が最多でした。 全体 その他 十分されている 1% 7% 取り組みがない 13% まずまずされている 41% 不十分である 39% その他 ● オペレーターは、応専門学校や学校で製図を学んできていますが、CAD操作の技術習得がメインのため、 所謂図面標記の公差、基準点、平行度、表面粗さなどの知識を持たない人が多いです。図面標記方法 も統一感が無いです。図面改訂方法がルール化がされていないことにもたびたび遭遇します。 従業員規模別 「20000人以上、10000~19999人」(大手) 「1000~2999人「」3000~4999人「」5000~9999人(」中堅) 十分されている 取り組みがない 取り組みがない 十分されている 11% 21% 12% 10% 不十分である 不十分である 26 まずまずされている 32% まずまずされている % 42% 46% 「500~999人「」300~499人」 「50~99人「」20~49人(」中小) 「10~19人」「1~9人」(小規模) 「100~299人(」中堅・中小) 十分 まずまず 十分 その他 4% 取り組みがない されている されている 取り組み されている 7% 31% 38% がない 2% 11 取り組み % がない 7% 不十分 不十分 不十分で である まずまず まずまず されている である されている ある 53% 34% 36% 46% 31% 13
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アペルザ様_wp㉚_14[インタビュー]

interview 01 回答者プロフィール Aさん/技術管理:約30年 仕事の内容 製造業[電子部品・デバイス・電子回路] (社員数:500~999人) 知財関係(元機械設計) 今回のお話 職場の上司・先輩、他部署同士が連携しあって、教育やフォロー 職場に3D CADが導入され始めたのは、 ならなくなった場合に社外研修を利用する。幾 Q いつごろですか? 何公差の応用レベルの内容なども、設計をして 25年くらい前。設計から製図まで『SOLID いて必要になれば社外研修を利用する。 WORKS』だけで一貫して行っている。3Dデー 通 常の設計業務で、少し困った程度なら、職場 タを用いて設計業務やコミュニケーションを行 内の教え合いで対処できている。 うことが普通である。導入目的は、開発期間、 納期短縮、ペーパレス化など。 Q 加工の委託先、もしくは加工担当から そ れ以前は、2D CADで設計が行われていた。 から、自社から出す図面について、 「加工が不可能」「設計に問題がある」 など注意を受けることはありますか? Q 3D データを活用して、 どういったことに取り組んでいますか? たまにある。3Dデータと2Dの図面を両方、 部品加工メーカーに出すことが増えたが、図面 構造解析などのシミュレーション、原価見積、 の寸法や公差を優先させるか、3Dデータを 3Dプリンタでの試作などで3Dデータを利用 優先させるか、問い合わせを受けることがたま している。 にある。図面の寸法抜けや二重寸法の指摘を 受けることも。また「この設計では加工が難し Q 職場の方々の い・できない」といった指摘もある。 3D CAD の習熟度はいかがですか? 個人によりばらつきがある。担当部署や専門、 特に設計経験が浅い技術者に対して、 担当する機種、部品などで、どの程度3D CAD Q 加工の事情を理解して設計してもらう の機能を使うかが異なるため。サーフェスの ために、どのように工夫していますか? 自由曲面まで使いこなす人から、触ろうとしな 検図や設計レビューで上長や先輩が指摘する い人までいろいろである。 ことで洗い出し、学んでもらっている。また、 また、年配になるほど3D CADの習熟度は高 設計と加工の間を取り持つ生産技術がフォロー く、若手は設計経験が少ないため習熟度は高 するなど、体制や手順でカバーして、図面が くない。設計業務の経験を積むことで習熟度 加工現場にいった際に問題が起こらないよう が高まっていく状況だ。 にしている。 また、社内に3Dプリンタがあるため、自分 機械製図の実務について が設計したものを出力してもらって、実物を Q 新人研修はありますか? 使ってサイズや機能を実感してもらいながら、 設計レビューをするなどしている。 機械製図に関しては、特にない。 新 卒については、新人研修の一部で、3D CADの基本的な操作習得の講習が少し行われる。 機械設計・製図は その後は、配属先の業務をしながら覚えていく。 Q 標準化されていますか? 設計業務の都合で、社内のOJTで対応しきれな 不十分である。属人化した設計を標準化する いような、専門性が高い内容に対応しなければ ことが課題になっている。 14
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アペルザ様_wp㉚_15[インタビュー]

interview 02 回答者プロフィール Bさん/生産技術:約6年 仕事の内容 製造業[自動車] (社員数:20,000人以上) 生産設備の部品関係 今回のお話 三角マークの面肌記号がまだ現役 Q 設計では、 Q 3D CADは 3D CAD は使っていますか? 今後は必要だと思いますか? 自分の職場では、2D CADの『CAD SUPER』 いいえ。工場のレイアウトも2Dで設計され をメインで使用している。3D CADは『CATIA ているため、3Dで受け渡しが必須になる機会 V6』が導入されているが、たまにしか使用し があまりなく、2D CADの図面を渡すことが大 ない。 半。地方拠点なので、地元の町工場に図面を出 すことが多いが、取引先に関しては3D CADを 導入しているところが少ない。FAXで図面を Q 3D CADを 送ることもある。 使用しない理由は? 設計するものが非常に単純な形状で、それに 対して取り付け穴くらいしかない。設計で重 職場で、機械製図について 要なところもそれで十分表現できるため、3D Q 教育や研修は十分行われていますか? にするまでもなく、3D CADを使用することで いいえ。業務をしながら必要な知識を覚える。 かえって手間になってしまう。3D CADにデメ 意欲的に習得していく人は習熟していくし、 リットがあるわけではなく、必要性が高くない 逆に意欲はない人は、製図をしなくていい仕事 だけ。 を担当するようになっていく。   ごくたまに、部品加工屋や3Dプリンタでの 試作、シミュレーションにデータを受けすとき 加工の委託先、もしくは加工担当から があり、自分も使うことがあった。 Q から、自社から出す図面について、 「加工が不可能」「設計に問題がある」 など注意を受けることはありますか? Q 3D CAD のオペレーションは、 たまにある。三角マークの面肌記号(旧JIS 難しいですか。 の記号)が現役の図面がまだまだ流通している。 操作アイコンがなかなか探せない。3D CAD 比較的若い技術者は、新しいJISのルールを学 に付属するドラフトツールが使いづらい。 校で習ってくるので、加工側と設計側とのコ   ミュニケーションがすれ違い、加工依頼の時に ただ、周りに教えてもらいながらで、基本 お互い困ることがある。自分自身も設計者に 的なモデリングくらいはできるようになった。 なりたての頃は、旧JISのルールの記号が理解 業務の中で使用頻度が多くなれば、ちゃんと できなかった。 使えるようになるものだと思う。 15
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アペルザ様_wp㉚_16[インタビュー]

interview 03 回答者プロフィール Cさん/機械設計:約25年 仕事の内容 製造業[産業機械] (社員数:100~299人) 生産設備設計(上流) 今回のお話 今は2D CADメインの設計だが、 ゆくゆくはデジタルツイン実現を目指している Q 設計では、 3D 移行は 3D CAD は使っていますか? Q どのように行う計画ですか? 2D CAD『CADPAC』が中心。一応、社内 設計をモジュール化して、それらを組み合わ には『iCAD』が導入されているが、まだごく せたり、パラメータを作ったりして設計でき 一部の運用である。自分のPCにも『iCAD』が るようにして、3Dのモデリングを本格的に習 インストールしてある。『CADPAC』と『iCAD』 得しなくても設計できるような体制にしたい。 間のデータ受け渡しは、DXFデータでやり取り そのためには、標準化も必要だ。 をしている。社内では、今後2年くらいの間で、   設計を2D CADから3D CADへ移行する計画だ。 将来的には、シミュレーションしたり、デジ タルツインに取り組んだりしたい。3D化が ある程度進んだら、IoTなどの取り組みも検討 Q 3D CAD のオペレーションは してくだろう。 難しいですか? 2D CADの設計を長年やっていると、作図 機械製図の実務について 方法が大きく異なるので、違和感を覚える。 Q 新人研修はありますか? 頭がなかなか、切り替わらないという感覚。 自分と同程度のキャリアの人も同じように感じ 社外研修を利用している。若手社員は半年 ているようだ。 程度、比較的手厚く行われる。 3D 移行の Q 新人の方は、部品加工の知識については、 Q 課題は? どのように習得していますか? 出図から部品手配の流れをどうするかが課題 加工現場を見学してもらい、加工している になっている。主に引っかかっているのが、 様子をみながら学んでもらう。また、上司や 3D CAD側のデータ名が英数字でないと処理で 先輩が教えるなどフォローをしている。 きないところ。英語が苦手な人も多い職場で、 英数字を使った部品名を付けてもらうことがな かなか難しい。ひとまず、対照表を用意したり して対応している。 16
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アペルザ様_wp㉚_17[奥付]

技術者 160 名に聞きました! CADの活用や機械製図の教育の実態 発行日:2022年6月20日 発行:株式会社アペルザ 問合せ先:aperzacatalog-mail@mail.aperza.jp   リクエスト募集中! ぜひお声をお聞かせください https://forms.gle/e2M17aghUfWaFeyD8