1/6ページ
カタログの表紙 カタログの表紙 カタログの表紙
カタログの表紙

このカタログをダウンロードして
すべてを見る

ダウンロード(536.4Kb)

輸送環境振動試験のトータルサポート ロジスティックソリューション

製品カタログ

輸送環境ワンストップソリューションサービス

環境への負荷低減及びコスト削減は企業にとって重要な問題であり、輸送途上の振動・衝撃測定・解析から振動試験での梱包評価・改良の必要性は年々高まっています。
IMVでは振動測定から試験までのハードウェアの提供だけでなく、計測・解析から試験の受託まで、輸送振動に関するサービスをワンストップで提供します。

◆詳細はカタログをダウンロードしご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

このカタログについて

ドキュメント名 輸送環境振動試験のトータルサポート ロジスティックソリューション
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 536.4Kb
登録カテゴリ
取り扱い企業 IMV株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

この企業の関連カタログ

このカタログの内容

Page1

輸送環境振動試験のトータルサポート ロジスティック ソリューション
Page2

輸送環境ワンストップソリューションサービス 環境への負荷低減及びコストの削減は企業にとって重要な問題であり、輸送途上の振動・衝撃測定・ 解析から振動試験での梱包評価・改良の必要性は年々高まっています。 IMVでは振動測定から試験までのハードウェアの提供だけでなく、計測・解析から試験の受託まで、 輸送振動に関するサービスをワンストップで提供します。 製 品 試 験 IMVのサービス範囲 計測・解析 輸送環境記録計 タフロガー(TR-1000) 試験条件導出
Page3

輸送振動試験装置 輸送中に製品が受けた振動ストレスを振動台上で再現し、評価対象品に与え、評価するのが振動試 験です。公的試験規格での試験の他に、輸送環境記録計で得られた波形を元に試験条件を決めるこ とで、過剰・過小ではない最適化した試験を行うことが注目されています。IMVでは豊富なバリエー ションの中から目的にあったシステム提案を行っています。 動電式振動試験装置 波形精度・再現性が良く、仕様範囲が広いため、目的を選ぶことなくフレキシブルに試験を実行 できる本格的なシステムです。 特長 ・波形精度がよい 実測波形を再現できる精度のよい加振が可能です。 耐久試験のように長時間加振しても波形精度が低下 することはありません。 ・仕様範囲が広い 振動数・加速度範囲が広いため、輸送試験だけでなく 衝撃試験や共振試験などの試験にも対応が可能です。 1軸タイプ例 3軸タイプ例 振動制御器 振動試験装置の能力を最大限発揮させ、目的にあった試験の実施を実行します。 特長 ・輸送シナリオを自動設定 代表的な輸送振動をデータベース化しておけば、ルートの選択を行うだけで 自動的に輸送シナリオを生成できます。 ・試験条件を自動で決定 蓄積疲労振動試験システム 試験時間内に製品の受ける蓄積疲労が目標値に達するように振動台の制御目標を K2 Fatigue 自動で求めるので、試験の規格化に必要な専門知識は不要です。 ※蓄積疲労振動試験システムとは 大阪府立産業技術総合研究所 中嶋主任研究員が提唱する蓄積疲労を用いた 振動試験手法(特願2003-424895)です。製品に加わる「蓄積疲労」を指標 とし試験を行うことで、フィールドでの製品に対する振動ストレス量を試験 時に与えることができ、過剰・過小試験を防ぎます。 画面イメージ
Page4

輸送環境記録計 輸送途上の振動・衝撃を波形記録し、輸送中の振動ストレスを把握することで、梱包方法や製品耐久 性の最適化に役立てることができます。IMVの提供する輸送環境記録計は、波形の記録だけでなく、 最適な試験条件の導出を支援する(テーラリング)機能も兼ね備えています。 特長 ・振動実波形の連続収録が可能 貴重な実測の機会を最大限に活かすには間引き測定では なく自由に加工できるよう連続測定する事です。 条件設定により9チャネル同時測定で約3日間の振動 波形を連続測定可能です。 ・試験条件の導出を支援 ロガーで採取した波形データを付属ソフトウエアで タフロガー PSD解析可能です。その結果を利用することで最適な (TR-1000) 振動試験条件を作成することができます。 振動波形画面イメージ 外形寸法:W140×D112×H71(mm)        ※固定治具含まず 質 量 :約1.5kg ※電池含む ソリューションサービス お客様の課題に対して、解決手段の立案から原因調査・報告さらに課題の対策までトータルサポートします。 輸送環境計測試験実施例 目的 牛乳パックの過剰梱包・過剰強度をやめてコストを削減するため。 計測 牛乳加工工場から配送センターまでの全輸送工程の振動加速度・湿度データを収録。 解析 得られたデータの輸送パターン(一般道路・高速道路・コンテナ積み替え・フェリー・荷降ろし) をグループ化。また得られたデータをランダム、衝撃、落下振動波形に分類し、PSDパターンを作成。 結果 解析によって得られたPSDパターン、輸送中に受けたストレス量(rms値)及び輸送パターンを 考慮し、実車することなく、振動試験装置による時間を圧縮した輸送環境耐久試験方法を確立。
Page5

輸送包装試験規格 評価試験方法通則 規格名称 概 要 図番 ※下図参照 包装貨物-評価試験方法一般通則(ISO-4180:2009) 包装貨物が流通過程において受ける振動、衝撃及び圧縮に対する包装の保護が適正であるかどうかを、評価 するための試験方法が規定されている。なお、今回の改正により ISO-4180:2009との整合化が図られて いる。試験計画の作成方法の参考が付属書 JAに、また、対応国際規格(ISO-4180:2009)の翻訳が付属書 A及び付属書Bに記載されている。 JIS Z ランダム振動試験条件 ① 0200:2013 区分 レベル1 レベル2 レベル3 図1 PSD(加速度実効値) JIS Z 0232規定(5.8m/s2) 試験時間〔分〕 180 90 15 輸送条件により3つのレベルに区分されている。また、ランダム試験装置を利用できない場合は、正弦波対 数掃引振動試験を行ってもよいと記載されている。 包装-総合性能試験の一般通則 何らかの流通システムでの使用を意図する包装貨物の性能試験計画作成に使用する一般規則が規定されて いる。 ② ISO 2009年 2月の改正により以下の2点に分けて試験計画作成手順が規定されている。 4180:2009 ①輸送環境が既知の場合(ケース1)では、試験計画作成のためのガイドライン(試験強度の推奨値)を規 図1 定する。 ②輸送環境が不明の場合(ケース2)では、試験試料の重量と予定仕向け先によって試験計画を規定する。 なお、ケース2の振動条件に関しては JIS Z 0200と同じである。 輸送用コンテナ及びシステムの性能試験の標準実施要領 ③ ASTM D 輸送中の10のハザード要因別に対応試験が3つの保証レベルで規定されている。 4169-09 正弦波振動試験とランダム振動試験が記載されているが、ランダム振動試験が好ましいとしている。 図2 ランダム振動試験の参考加速度パワースペクトルが用意されており、試験時間は180分が推奨されている。 包装貨物の試験を規定しており、下記の1~ 7に試験系列が分かれている。一般的な3Aでは、トレーラー とデリバリーバンのPSDが規定されている。試験時間はカテゴリ別に規定されている。 1シリーズ:耐久性能試験(輸送環境シミュレーションではない) 2シリーズ:部分的な輸送環境シミュレーション性能試験 ④ ISTA 1 ~ 7 3シリーズ:一般的な輸送シミュレーション性能試験 4シリーズ:特定輸送条件にフォーカスした輸送環境シミュレーション試験 図3 5シリーズ:輸送環境シミュレーション試験構築ガイド 6シリーズ:会員によって構築された試験 7シリーズ:再利用可能容器評価用試験などの開発試験 ※試験実施の際には規格書本文を必ずご参照ください。 101 10-1 Truck Rail Air 10-2 100 10-3 10-1 10-4 10-2 1 10 100 500 1 10 100 500 Frequence [Hz] Frequence [Hz] 図1 JIS Z 0232 Annex A 図2 ASTM D 4169 10-1 10-1 Over-the-Road Trailer Vertical Pick-up and Delivery Vehicle Transverse 10-2 Longitudinal 10-2 10-3 10-3 10-4 10-4 10-5 10-6 10-5 1 10 100 500 1 10 100 500 Frequence [Hz] Frequence [Hz] 図 3 ISTA 3A 図4 MIL-STD-810G METHOD 514.6 ANNEX C ※単位は規格書の通り記載しております。 PSD [g2/Hz] PSD [(m/s2)2/Hz] PSD [g2/Hz] PSD [g2/Hz]
Page6

振動試験 規格名称 概 要 図番 ※前項参照 包装貨物-振動試験方法(ISO 8318:2000、ISO 13355:2001) 包装貨物が輸送過程で受ける垂直振動に対する試験方法。 JIS Z ランダム振動試験方法と正弦波掃引試験方法が規定されている。ランダム振動試験方法が実際の輸送振動 ① 環境を再現する方法であることから、ランダム振動試験を優先することが規定されている。 0232:2004 図1 試験条件は実輸送の測定データから得た加速度パワースペクトル密度で試験をすることが望ましいとある が、利用できるデータがない場合のために参考データが付属書Aに掲載されている。加速度実効値は 5.8m/s2、推奨最低試験時間は30分。 ② ISO 包装-正弦波振動試験方法 8318:2000 JIS Z 0232の正弦波振動試験と同条件。 ③ ISO 包装-垂直ランダム振動試験方法 13355:2001 JIS Z 0232のランダム振動試験と同条件。現在改正作業が行われている。 図1 ④ ASTM D 輸送コンテナのランダム振動試験方法 4728-06 ランダム振動試験を行うための手順が記載されている。 図2 参考として北米のトラック・鉄道などのPSDが紹介されている。 ⑤ MIL-STD-810G 米国ハイウェーのトレ―ラー輸送のランダム振動試験方法 トレーラーのPSDが上下、左右、前後の3方向規定されている。また、PSDは重要な共振が10Hz 以下に METHOD 514.6 図4 ある場合は下限振動数は最低固有振動数まで伸ばすことが規定されている。試験時間は1609km毎に60分。 ※試験実施の際には規格書本文を必ずご参照ください。 IMV テストラボ ネットワーク 振動試験のベストパートナーとして、国内6拠点、海外2拠点にてお客様をサポートします。 IMV TECHNO VIETNAM CO., LTD IMV(THAILAND)CO., LTD 日本高度信頼性 名古屋テストラボ 評価試験センター 春日井テストラボ 東京テストラボ 大阪テストラボ 上野原サイト 高度試験センター 本社・大阪営業所 〒555-0011 大阪市西淀川区竹島2-6-10       東京営業所   〒104-0045 東京都中央区築地7-2-1 THE TERRACE TSUKIJI 4階 EAST  名古屋営業所  〒470-0217 愛知県みよし市根浦町5-2-18       Cat.No. 1411-①03LS.SK