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「状況が見えない」が変われば、無駄は減る!導入先や遠地の機器の稼働情報を「見える化」
■イントロダクション
少子化や若者の現場作業ワークの敬遠など、製造業界での人員確保が難しい時代に入ってきていると言われています。保守メンテ作業に割かれる人員が限られてきている状況において、点検作業・保守作業を効率化し、少ない人員による運用の必要性が高まっています。
装置からデータを取得し、装置に使用している部品の使用状況に応じて、故障する前にその要因になりうる部品の交換ができるのが最適とは分かっていても、まだ人海戦術による定期的な点検を実施することで故障停止を未然に防いでいる企業が少なくないようです。
稼働状況の「データ活用」を実現している製造メーカは約3割程度にとどまっていると言われていますが、市場によって普及率は大きく異なります。100%近くを「見える化」実施している市場においても、その内容は“現状”を表示しているだけというところも多いようです。
ですが、適切なデータを取得・分析することができれば、 「スマート化」の本来の目的である、作業効率化や生産性・稼働率向上に向けた問題点は見えてきます。
環境をどのように整えるかで、導入効果に違いが出てくるようです。
■保守サービスにはコストがかかる?
■「状況が見えない」が変われば、無駄は減る
■稼働情報を手間をかけずに分析・見える化
■ケーススタディ
このカタログについて
ドキュメント名 | 【保守コスト削減】人件費を15%削減する効果的な予兆保全とは? |
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ドキュメント種別 | ホワイトペーパー |
ファイルサイズ | 1.9Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社YE DIGITAL (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
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人件費を15%削減する 効果的な予兆保全とは?
人件費を15%削減する
効果的な予兆保全とは?
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目次
目次
1. イントロダクション
2. 保守サービスにはコストがかかる?
3. 「状況が見えない」が変われば、無駄は減る
4. 稼働情報を手間をかけずに分析・見える化
5. ケーススタディ
6. まとめ
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1.イントロダクション
1.イントロダクション
少子化や若者の現場作業ワークの敬遠など、製造業界での人員確保が難しい
時代に入ってきていると言われています。保守メンテ作業に割かれる人員が
限られてきている状況において、点検作業・保守作業を効率化し、少ない人
員による運用の必要性が高まっています。
装置からデータを取得し、装置に使用している部品の使用状況に応じて、故
障する前にその要因になりうる部品の交換ができるのが最適とは分かってい
ても、まだ人海戦術による定期的な点検を実施することで故障停止を未然に
防いでいる企業が少なくないようです。
稼働状況の「データ活用」を実現している製造メーカは約3割程度にとどまっ
ていると言われています※が、市場によって普及率は大きく異なります。
100%近くを「見える化」実施している市場においても、その内容は“現状”を
表示しているだけというところも多いようです。
ですが、適切なデータを取得・分析することができれば、 「スマート化」の
本来の目的である、作業効率化や生産性・稼働率向上に向けた問題点は見え
てきます。
環境をどのように整えるかで、導入効果に違いが出てくるようです。
※参考:矢野経済研究所「次世代モニタリングビジネスの現状と中期展望2019」
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2.保守サービスにはコストがかかる?
2.保守サービスにはコストがかかる?
突発的な故障により、お客様の稼働や生産計画に影響を与えると 顧客
満足度は低下してしまいます。それを避けるため、装置の故障を起こさ
せないため、以下のような「予防保全」に取り組んでいませんか?
定期訪問による部品交換 稼働状況が見えない
顧客によって使用状況は異なるが、どう使われているか分
からないため、何処に対しても一定期間で部品交換を行う。
とりあえず定期的に訪問
いつも
通り
ルート保守 全台部品交換
暇~
人件費 交通費 部品在庫
高 高 コスト 保管場所
忙しいっ
部品在庫 無駄が多い
適切さ?→故障を防げないかも?
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3.「状況が見えない」が変われば、無駄は減る
3.「状況が見えない」が変われば、無駄は減る
問題の起点は「稼働状況が見えない」こと。
ここが解決されれば、これらの問題も解決します。
稼働状況が見える!
ここが
問題!
累積稼働時間などから
交換が必要な機械・数量が分かる!
必要な所に行く 必要な分だけ交換
人件費 交通費 部品在庫
減 減 最小限 保管→減
さらに! 何らかの問題が発生したときも、現地に行く前
に状況確認ができ、早期解決も可能になります。
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4.稼働情報を手間をかけずに分析・見える化
4.稼働情報を手間をかけずに分析・見える化
汎用ソリューションの活用で実現できます!
IoTプラットフォーム
おすすめ
ソリューション
機器との接続が簡単 すぐに使える 幅広く使える
多様なインタフェース有する機器に対応 プログラムレスですぐに「見える化」 豊富な標準機能で「見える化」の先も支援
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4.稼働情報を手間をかけずに分析・見える化
4.稼働情報を手間をかけずに分析・見える化
機器の稼働や移動体の監視などに必要な機能を標準搭載
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4.稼働情報を手間をかけずに分析・見える化
4.稼働情報を手間をかけずに分析・見える化
機器に関する情報を統合管理・表示
→保守業務が各段に効率アップします!
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5.ケーススタディ
5.ケーススタディ
某昇降機メーカ様向け遠隔監視
単なる「見える化」から、分析に基づく「高効率・高品質な監視」へ
既存システム 旧来の通信回線の終息各種昇降機 課 メンテ日報は紙に記載後に手入力題 自前システムの保守が面倒
データ蓄積しておらず、状況分析が困難
監視センタ
稼働状態 直近データ参照
データ オペレータ
エレベータ 【監視システム】 システム運用・メンテ システム保守担当者
新システム 監視センタ
エスカレータ 故障予知結果参照
稼働状態 オペレータ
データ 直近・過過去去
データ参照 異常時の通報
監視オペレータ
舞台用昇降機
メンテ日報データ
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5.ケーススタディ
5.ケーススタディ
某昇降機メーカ様向け遠隔監視
導入効果
① 稼働データの自動収集の仕組み+点検データのモバイル端末入力
⇒データ活用までの手間:専任1名分作業の削減。
② 装置異常発生時の自動通知、データ確認作業の短縮
⇒初動対応開始までにリードタイムが20%削減。
③ 故障予知AIソリューションへ連携、予兆保全により装置故障を抑止
⇒緊急保守作業の実施回数が30%減となった。
④ 自社システムからクラウドシステム変更
⇒運用ランニングコストが概ね半減。
約15%の人件費、約10%の消耗品交換費を削減。
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6.まとめ
6.まとめ
装置の稼働実績を蓄積・分析するで、利用実績に合わせた部品交
換が可能になり、在庫計画も立てやすくなる上に、過剰な交換が
不要となり、在庫コストも抑えることができます。
また保守員の手配も計画的に行うことができるので、人的リソー
スの効果的な活用が可能となります。
更に、蓄積した稼働状況データをAIによる故障予知と紐付けるこ
とで、部品交換を必要なところにのみに実施できるため、在庫や
保守人員のコントロールもしやすくなり、さらなる保守コスト削
減が見込めます。
このような予防保全・予兆保全により装置の稼働率が向上するこ
とで、顧客満足度向上にもつながります。
作業効率化・コスト削減・CS向上に繋がる「真の見える化」、
事業を継続する上で、取り組まないという選択肢は無いのではな
いでしょうか?
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スライド番号 12
安川グループのIT企業として、
IoT・AIソリューション、ビジネスソリューション、
サービスビジネスを提供
株式会社YE DIGITAL マーケティング本部
〒802-0003 福岡県北九州市小倉北区米町2-1-21 APエルテージ米町ビル
Mail:marke@ye-digital.com
※記載している会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。
※本掲載内容は、予告なく変更することがあります。
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