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導入事例「電気設計図の標準化でグローバルマーケットに進出」

製品カタログ

充填包装機トップメーカーの成功事例

徳島県に本社を構える充填包装機トップメーカーの四国化工機株式会社。紙パックに牛乳やジュースを充填する機械では、国内で7割のシェアを持ち、スーパーなどで誰しもが一度は四国化工機の機械で充填された製品を手にしていると思います。

同社はヨーロッパの代理店から「EPLAN形式の図面を出して欲しい」と要望があったことがきっかけでEPLANを導入し、その後、国内外問わずEPLANの社内導入を進めることになりました。

設計データの標準化、熟練者のノウハウ共有、設計の効率化、部品データや図枠の一元管理など、 EPLANを導入した効果を実際のユーザー事例を通してご紹介します。

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このカタログについて

ドキュメント名 導入事例「電気設計図の標準化でグローバルマーケットに進出」
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 419.8Kb
登録カテゴリ
取り扱い企業 EPLAN株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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EPLAN – efficient engineering. 四国化工機株式会社 徳島県の充填包装機トップメーカー: 電気設計図の標準化でグローバルマーケットに進出 ヨ ーロッパ向け紙容器成形充填機でEPLAN活用 世界中で広く使用されています。IEC規格について福井氏は下記 徳島県板野郡北島町に本社を構える四国化工機株式会社は、「機 のようにコメントしています。「導入前は横書き(JIS/旧JIS形式)で 械・包装資材・食品」の 事業を有し、日本国内のみならず、海外でも 図面を書いていました。EPLANでは縦書き(IEC形式)で図面を書3 事業展開しています。 年の創立以来培ってきた世界トップレベ きますが、これに関しては特に違和感なく使えました。」(福井氏)1961 ルの技術力とノウハウ、そして3つの事業が相乗効果を発揮し合う事 で他社には真似のできない製品を製造しています。特に、屋根型の 紙パックに牛乳やジュースを充填する機械では国内で7割のシェア を持ち(同社HP記事)、スーパーなどで誰しもが一度は四国化工機 の機械で充填された商品を手にしていると思います。同社はそれら の機械をヨーロッパや東南アジアなど世界40カ国以上へ輸出もし ており、EPLANの製品は主にヨーロッパ向けの機械の設計開発で 使用しています。 この度、四国化工機株式会社 機械生産技術本部 技術二部 設 IEC形式図面 計一課 主任技師 福井 真様、同課 技師 石川 寛之様、同課  森口 紋衣(あい)様、設計管理課 係長 山根 義孝様に導入経 緯や効果などを伺いました。 部品表などの自動生成レポートで工数・経費削減 「EPLAN形式の図面を代理店に出せるようになり、ヨーロッパの 代理店の満足度、およびエンドユーザーの満足度向上にも繋がっ ていると考えられます。」(福井氏) EPLANでの新規設計時では必要となる情報量が多く時間がかか りますが、そのなかで四国化工機のノウハウやナレッジを生かした 見やすい図面の作成を心がけました。また制御盤メーカーに対し ても1枚の図面を見ただけで盤を作れるような図面作りを意識しま した。 「以前は、回路図上では端子台の詳細情報が不明でした。EPLAN 左から森口 紋衣様、石川 寛之様、福井 真様 にしてからは必要な端子台の情報が細かく表示されるので、制御 盤メーカーは回路図を見ただけで基準の配線ルートが決められ、 E PLAN形式の設計データで、操作性・検索性の 以前の課題であった個人毎の製作の差が少なくなる事はいいです 向上とマニュアルの標準化 ね。」(福井氏) 「ヨーロッパの代理店からEPLAN形式の図面を出して欲しいと いわれたのが、EPLANを知ったきっかけでした。」(福井氏)四国 化工機では2010年に当時の代理店経由で総合電気設計CADの EPLAN Electric P8を導入しました。EPLAN導入以前は、図面 をDXFに変換し提出していましたが、これは、単純な画像として図 面データを渡している事と同じでした。EPLAN導入後はPDF化し 端子台レポート た図面とともに、必要に応じてEPLAN形式の設計データを直接代 理店へ渡す事で、標準化された1つの設計データでのやりとりが可 能となり、大きな効果が出ました。 これは図面上に配置する端子台だけでなく、配置されない予備端 子台も事前に定義可能で、必要な数量の情報を部品表や端子台 EPLANのソリューションは、 レポートに誤りなく反映できる機能です。さらに、 EPLAN Platformによる設計データ EPLAN Data の一元管理によって設計効率の向上が高く評価され、ヨーロッパ でのシェアは7割を超えています。またIEC、NFPAなどの国際規 格やシンボルを広くカバーしているので、EPLANの電気CADは
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四国化工機株式会社 熟練者のノウハウやナレッジを全設計者で共有する Portalからダウンロードした部品データには部品が持つ端子番号 EPLAN Platform上に集約する事で、四国化工機の設計者は誰で や対応するシンボルなどが含まれています。端子番号まで図面上 も熟練者と同様に設計を行う事ができます。手作業で2次元の部品 に自動で表示させる事で、端子台レポートを自動生成した場合、接 データを設計図面に貼り付けたり、図面から部品情報をコピーして 続先がグラフィカルな情報で確認できます。また、3D制御盤設計 表をつくったりする手作業を減らす事で、設計者のリソースを最適 のEPLAN Pro Panelを使用すれば、EPLAN Electric P8で設 化し、新しい画期的な技術や製品の実現が可能となるのです。 計したデータを元に3Dで制御盤内のレイアウト設計を直感的に行 うバーチャルプロトタイピングが可能です。配線の最短ルートなど 昨今、製造拠点を海外に移したり、海外で自社製品を使用する、世 を自動で計算する事もできるので、さらなる設計の効率化と時間 界トップレベルの技術力を持っている日本のメーカーが増えていま 短縮・手戻りの防止に繋がります。 す。そこで求められているのは、海外とのデータのやりとりをいかに さらに、EPLANではシンボルや部品データ、図枠などの一元管理 してスムーズに行うか、さらに海外他社メーカーよりすばやく市場 しているので、いつでも最新の部品表などのレポートを自動で作 投入できるかだとEPLANは考えます。 成できます。このレポート 作成機能により、四国化 従来のお絵かきCADで書かれた電気図面に手書きでコメントを入 工機では外注で作成して れ、それをPDFにしてメールで送り、それを見ながらまたお絵かきを いたパーツマニュアル(電 するのではなく、標準化された、設計のデジタルデータを使って世界 気編)と呼ばれる配置図と 中どこでも同じ設計データを使用できる事は、グローバル世界を生き 部品リストをEPLANで出 抜くメーカーの必須課題ではないでしょうか。 せるようになり、これにか あわせて、筐体や使用する部品も標準化する事により、更なる効率 かっていた経費を削減す 化を図り、競争力を強化していく事も重要です。EPLANの姉妹会 る事が可能になりました。 社Rittal社が展開する標準化された制御盤用の筐体(ボックス/キャ ビネット)や温度管理システムも併せると、高い品質と信頼性、ワー EPLANで設計作業の効率化を進めていく ルドワイドサービスの展開により、世界中どこにいても高いレベル 「四国化工機の持つ基幹システムとの連携を進めていく事で、部 での製品提供とサポートを享受する事が可能です。 品リスト、端子台製作図など二重管理されているものをEPLANに 集約し、国内外問わず の社内導入を進めたいと思います。」 EPLANは貴社の高い技術力やノウハウを効率的に世界市場で発EPLAN (福井氏) 表するサポートをいたします。 また四国化工機では、国内向けには日本語で、海外向けには英語 でそれぞれ別々に設計されている図面をマクロ機能やバリアン ト、翻訳機能などのEPLANの標準化された多彩なツールを使用 して一元管理し、さらに同社が蓄積したノウハウを集約した新しい EPLANの使用方法の検討も始めています。 四国化工機の持つ世界トップレベルのノウハウやナレッジを お問い合わせ先 充填包装機に関するお問い合わせ先 EPLAN Software & Services 株式会社 〈本社〉 〒222-0033 〒771-0287 横浜市港北区新横浜2-5-11 金子第1ビル7階 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10番地1 T e l: 045-274-7904 TEL :088-698-4141 Fax: 045-274-7905 FAX :088-698-7391 Email: info@eplanjapan.jp WEB:http://www.shikoku-kakoki.co.jp/ URL: www.eplanjapan.jp