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金型離型ダイフリー
ダイフリーは、射出成形金型用フッ素系離型剤です。
シリコーン系又はワックス系離型剤と違い乾燥塗膜の為、成型品への転移もありません。
製品の寸法精度が高くなり、金型汚れも少なくなります。
このカタログについて
ドキュメント名 | ダイキン工業 金型離型ダイフリー |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 262.1Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 深瀬商事株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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フッ素系離型剤ダイフリー
ダイフリーは、フッ素の特徴である低表面張力・非粘着性・撥水撥油性を有し、ゴム及び
プラスチックの成型に優れた効果を発揮するダイキン工業㈱フッ素系離型剤です。
この製品は、シリコーン及びワックス系離型剤と違い薄膜で乾燥塗膜のために成型品へ
の転移もなく成型品の寸法精度が向上し金型汚れも減少します。また、電気部品の封
止用樹脂の付着防止やフラックスの這い上がり防止剤としても優れている製品です。
金型離型用途のほか、固定防止タルクの代替えも可能です。
東京都中央区新川 2-2-1
電話: 03-3553-9531
FAX: 03-3555-2730
E-mail:fukaseco@ja2.so-net.ne.jp
http://www.fukase.co.jp/
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フッ素をベースにしていますので、離型性は抜群です。
非粘着性の良好なフッ素化合物を使用していますから、優れた離型性を発揮します。
成形の難しいゴムやプラスチックでも薄いフッ素塗膜で、簡単に離型できます。
成形品がベトつかず、電気部品の成形に最適です。
乾性塗膜ですので、成形品への転移が少なく、ベトつきません。
金型ヨゴレが減少し、作業効率が向上します。
ダイフリーの塗膜には、離型性のほかに、フッ素化合物特有の撥油性、防汚性備えています。金型ヨゴレが
少なく、金型を洗浄する手間も少なくて済みます。
成形品の不良率がダウンし、寸法精度が向上します。
塗膜が薄く、離型性が優れていますので、寸法精度の高い成形品が得られ、成形不良も減少します。
薄く塗るだけで OK。しかも効果が長持ちします。
厚く塗る必要はありません。ごく少量を軽く塗るだけで、充分な効果が得られます。また、成形品への付着が
なく、離型効果が長持ちしますので、連続で離型できます。
豊富なラインアップ
ダイフリーは水性、溶剤、代替フロン、エアゾールの 4 タイプがあり、さらに使用目的にあわせて効果の異
なった品種をそろえています。また、水性タイプ専用の希釈剤もご用意しております。
■各種離型剤の離型機構
ダイフリー シリコーン系離型剤 ワックス系離型剤
離 型
乾性塗膜
薄い塗膜(0.1~1.0μ オイル状塗膜 固形塗膜 m)
塗膜の特徴 薄い塗膜(1~20μm) 厚い塗膜(30~50μm) 低い表面張力
撥油性・防汚性なし 撥油性・防汚性なし 撥油性・防汚性を有する
離型機構 界面プラス層間離型 層間離型 層間離型
離型性および、作業性に優れ
離型性に優れ型汚れが少ない 塗装性に優れる。
特 徴 る。成形品への転移が多く、ので、不良率が減少します。 金型が汚れやすい。
二次加工に手間がかかる。
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ご使用方法
(1) 希釈〈水性タイプ〉
好ましくはイオン交換水で 2~10 倍に希釈し、 均一になるように攪拌混合してください。
希釈により塗膜性や乾燥性が悪くなる場合は水性希釈剤 GW-D001 を使用することで改善できます。
GW-D001 は必ず水道水(好ましくはイオン交換水)で 10 倍に希釈してからご使用ください。
希釈〈溶剤、 代替フロンタイプ〉
各々の主溶剤で 2~10 倍に希釈し、均一になるように攪拌混合してください。
(2) 塗布 〈水性、 溶剤、 代替フロンタイプ〉
スプレーガン、刷毛、ウエス等で均一になるように塗布してください。
塗布〈エアゾールタイプ〉
対象物から 20~30cm 離して、薄く均一な塗膜になるように軽くスプレーしてください。
(3) ※水性希釈剤の使用方法:
GW-D001 または GW-D002 の 10%水溶液を作り、ダイフリーを任意の割合で希釈してご使用ください。
100℃以下の金型での作業性が向上します。なお、水道水もしくは純水を使用してください。
金型の洗浄方法
新規の金型は油分を落とすためアセトン、 トルエン等で洗浄してください。 簡単な汚れは IPA(イソプロパ
ノール) で拭けば、ほとんど除去できます。汚れがひどい場合は、アルカリ洗浄が効果的です。
(苛性カリ、 苛性ソーダの 10%水溶液に界面活性剤を少量加えた洗浄液に浸漬してください。)
ただし、 アルミなどの金型ではアルカリ洗浄できません。
使用可能温度
室温~200 ℃