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射出成形機用ソリューション カタログ

製品カタログ

射出された樹脂の流動末端を型内圧センサ、キャビティ温度センサを使いリアルタイムで検出する閉ループシステムをベースとし たソリューションをご提供し続けています。

・4000シリーズキャビティ温度センサ (N型熱電対採用)
・6000シリーズ型内圧力センサ (圧電型圧力センサ)
・PRIASAFE(TM)(取付誤差防止)
・PRIASED(TM)(感度自動調整)
・ブルーライン5080シリーズ・アンプモジュール

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このカタログについて

ドキュメント名 射出成形機用ソリューション カタログ
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取り扱い企業 株式会社東陽テクニカ (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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射出成形機用ソリューションカタログ 問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:p11@toyo.co.jp 1
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プリアムス・システム・テクノロジーズ・エー・ジ―社とは プリアムス・システム・テクノロジーズ・エー・ジー社(PRIAMUS SYSTEM TECHNOLOGIES A.G.)は、2000年にスイスにて 創業したプラスチックの射出成形に関する専門メーカです。 射出された樹脂の流動末端を型内圧センサ、キャビティ温度センサを使いリアルタイムで検出する閉ループシステムをベースとし たソリューションをご提供し続けています。 (写真)点滴用ジョイント部品。プリアムス社製キャビティ温度センサ、型内圧センサ採用 プリアムス・システム・テクノロジーズ・エー・ジー社が目指すもの 射出成形機には、射出圧力・射出速度・バレル温度など多くの設定項目があります。これらの設定値が一定でも成形品の品質は変動 します。外乱やロット間で樹脂の特性バラつくため最初に最適化した成形条件では長期的な品質維持は困難である場合があります。 プリアムス・システム・テクノロジーズ・エージ―社(以下プリアムス社と称します)は、自社独自の技術を結集し、型内圧センサ・キャ ビティ温度センサによる計測をベースにした成形プロセスコントロール技術を駆使してジャストパックを実現すること、成形の品 質管理とハイサイクル化を目指します。 (写真)SAAB社フロントバンパーのCAEデータ(左)とプリアムス社製各種センサ(右) (CAEデータ内の丸印:プリアムス社製センサ設置個所) プリアムス社の取り組み 樹脂製品や金型の設計・開発現場では、CAEデータと実際の金型内の樹脂挙動が一致しないという問題に多くの技術者が頭を抱え ていました。しかし、目的通りの樹脂製品を安定生産するために金型に何度も手直しを加えるというケースも散見されます。それに 加えて、運用が開始された金型で樹脂製品を生産しても突発する成形不良の問題や不具合の予防対策のため、成形技能士の方々は常 に成形品の状態を監視し射出成形機のコンディションの維持と調整に力を注いでいます。 プリアムス社は、金型内に設置したキャビティ温度センサ、型内圧センサを使い上記のような作業を自動化し樹脂を射出するごとに 金型内の樹脂の挙動が安定しているか、成形不良が発生していないかをモニタリングするシステムをご提供するだけではありませ ん。プリアムス社が最終的に目指すのは、CAEデータとセンサを使った計測結果とを完全に一致させること、設計通りの条件で常時 成形品を生産することを可能とするシステムの実現です。 2 問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:p11@toyo.co.jp
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4000シリーズキャビティ温度センサ( N型熱電対採用) プリアムス社製キャビティ温度センサは、キャビティ内に充填された樹脂の温度(スキン層の温度)を測定するだけではなく、樹脂の 流動末端を検出します。 さらに急峻な応答特性をプロセス制御用トリガとして利用することを可能にしました。 温 ピーク値をモニタリング 度 プリアムス製 キ キ ャ ャ ビ 他社製 ビ 冷却効率のモニタリング テ テ ィ ィ 温 温 金型の開閉タイミングを検知して [度 [度 サイクルタイムの収縮へ ℃ ℃ ] ] 樹脂が温度センサに到達した タイミングを検知 →トリガーとして使用 時間 赤:温度 金型温度のモニタリング 経過時間[秒] 経過時間[秒] N型熱電対の特徴 ―樹脂の流動末端をとらえる技術― センサ先端 前面 測定素子 溶接個所 特 徴 ● N型熱電対は、K型熱電対で観測される250~550℃で熱起電 測定素子 力が大きく変化する問題が改善されています。(温度ドリフトと ショートレンジオーダリング(SRO)を改善) ● 樹脂の流動末端を正確にとらえるために本体構造を最適化すると 内部構造 ともに先端口径φ0.6mmを実現しました。キャビティ温度セン サでは世界最小サイズとなります。 Type Positive Negative Range ℃Material Material (extension) Comments J Fe Cu, 45%Ni -210 to 1200 High temperature, reducing(0 to 200) environment Ni, 2%AI K Ni, 10%Cr 2%Mn -270 to 1372 General purpose high tempereture K型熱電対より 1%Si (0 to 80) oxidinzing environment 速い応答特性 Ni, 14%Cr Ni, N 1.5%Si 4.5%Si -270 to 1300 Relatively new type as a superior 0.1%Mg (0 to 200) replacement for K type 問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:p11@toyo.co.jp 3
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(表)温度センサの性能比較 Priamus A社 B社 原理 熱電対 熱電対 赤外線 検出素子 N型 K型 応答 早い(0.5msec) 中 遅い(10msec) 外径 φ0.6mm φ1mm φ4mm 耐圧 200MPa 200MPa 150MPa 使用温度(センサ) 600℃以下 450℃以下 150℃以下 使用温度(ケーブル) 200℃以下 200℃以下 150℃以下 精度 0.75%or2.2℃ 0.75%or2.2℃IEC60584 Class1 IEC60584 Class1 2% 先端研磨 可能品あり なし 不可 キャビティ温度センサによるオーバーパック、ショート対策 キャビティ温度センサ ゲート位置 (1) (2) (3) (4) (5) (導入事例)温度センサを利用した自動保圧切替制御(バリ、カケ対策) ショート 正常 オーバー 最適 樹脂の流動末端がキャビティ温度センサの設置 位置に到達するとキャビティ温度センサの出力 信号が急峻に上昇します。 この信号を検出して射出成形機に保圧切替信号 充塡完了 を出力します。 4 問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:p11@toyo.co.jp
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6000シリーズ型内圧力センサ( 圧電型圧力センサ) プリアムス社製型内圧センサは、キャビティ内圧力測定を実現するため検出素子の選定から見直しました。 さらに、自社の特許技術を駆使することで、高精細で安定した計測を実現することに成功しました。 圧電素子:GaPO4(リン酸ガリウム)採用 圧電型センサには、圧力検出素子として水晶(SiO2)が採用されることが一般的です。しかし、水晶は特性(圧力感度)が安定して動作 する温度は標準値で200℃とされています。 これに対し、ゲート付近に設置される型内圧力センサは、成形する樹脂のタイプやヒーターとの位置関係により200℃を超える環境 にさらされることがあり、計測した信号のふらつきが圧力変動なのかセンサの感度変化の影響なのか特定することができない可能 性があります。 (図)水晶とリン酸ガリウムの温度特性 (図)リン酸ガリウムの結晶 リン酸ガリウム 水晶は約200℃から 感度が低下 リン酸ガリウムは 600℃まで感度が安定 プリアムス社はこの点に着目し、検出素子を水晶ではなくリン酸ガリウム(GaPO4)を採用しました。 リン酸ガリウムは最大使用温度:900℃を達成しました。旧来の水晶と同じく高剛性、高耐久性を維持しつつ200℃を超える環境で も安定した金型内の圧力計測を実現しています。 (表)水晶(SiO2)とリン酸ガリウム(GaPO4)の特性比較 材料名 水晶(SiO2) リン酸ガリウム(GaPO4) 融点 1610 ℃ 1713 ℃ 圧電定数 2.3 pC/N 4.5pC/N 温度係数 0.054(% / ℃) 0.005(% / ℃) キュリー点 573 ℃ 970 ℃ 問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:p11@toyo.co.jp 5
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PRIASAFETM(取付誤差防止) プリアムス特許技術 型内圧力センサを金型に取り付けたとき、わずかな取付誤差が原因で大きな出力低下を招いてしまうことがあります。これはセンサ の先端部が金型壁面に接触しているため、樹脂が充填された瞬間に金型が膨張してしまう結果、圧力センサが横からの応力を受ける ためです。 プリアムス社はセンサを金属筐体で保護することでこの問題を解消しました(PRIASAFETM)。 この金属筐体で保護された状態で感度校正を行っています。 (図)PRIASAFETM の効果 標準タイプの圧力センサ PRIASAFETM 搭載圧力センサ 金型に接触 金型に接触 横からの応力で 横応力の影響なし 出力低下 取付穴のわずかな 取付穴のわずかな 軸のずれで金型に接触 軸のずれで金型に接触 PRIASEDTM(感度自動調整) プリアムス特許技術 プリアムス社製型内圧力センサは、専用のチャージアンプに接続するだけでセンサ感度を自動計測しアプリケーションに設定する 技術を確立しました(PRIASEDTM)。この技術により、感度入力ミス(ヒューマンエラー)を防止するばかりではなく校正感度値で測 定可能となりました。 (図)PRIASEDTM 搭載圧力センサの内部構造 ケーブルコネクタ 感度自動調整用 検出素子 圧電素子GaPO4 PRIASAFETMハウジング 6 問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:p11@toyo.co.jp
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ブルーラインシリーズアンプ ブルーラインシリーズハードウェア(BLUELINE)は、キャビティ温度センサと型内圧力センサ用の専用アンプです。フィルコントロール ソフトウェア(FILL COTROL)と連携し、センサから得られた情報を成形プロファイルに反映させ最適条件下での成形を可能とします。 保圧切替制御(RT)・粘度(EC) コンベア良品・不良品 取り出し機良品・不良品(EC) 射出成形機 シリンダ/金型温調機制御(EC) ホットランナ温度制御(EC) バルブゲート開閉制御(RT) システム拡張時にも柔軟に対応が可能です。 RT:リアルタイム EC:成形サイクル後 各モジュールは専用のLANケーブルで接続となりますので、配線が簡潔でスマートです。 シリーズ構成 センサ用アンプ コアユニット I/Oモジュール 型内圧センサ用 コアユニット(LCDなし) I/Oユニット(マスター) 5080A-4P 5080A-16P 8080A 8980A キャビティ温度センサ用 コアユニット(LCD付) I/Oユニット(拡張用) 5080A-4T 5080A-16T 8280A 8981A 取付用レールモジュール 電源ユニット 取付アーム アクセサリ 9080A (PSE対応) 9008A 8982A 9080A トリガ用近接スイッチ 通信用ケーブル I/Oユニット(電圧計測用) 9015A 1280A 8983A 問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:p11@toyo.co.jp 7
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ブルーライン5080シリーズ・アンプモジュール 特 徴 ● N型内圧センサ用(5080A-4P/5080A-16P) ● キャビティ温度センサ用(5080A-4T/5080A-16T) ● 4CHモデルまたは16CHモデルから選択可能 ● アンプ相互にカスケード接続可能 ● 防滴対応(IP67) ● DINレールマウント(9080A) ● 渦電流式近接スイッチ(9015A)トリガ対応 24Vdc駆動(バスライン供給) 5080A-4P 5080A-16P● (圧力センサ用アンプモジュール) 製品仕様 ● Nサイズ:100mm×100mm×60mm ● 重量:620グラム(4Ch)、680グラム(16CH) ● 駆動用電源:18Vdc - 30Vdc ● 消費電力:2.5W(最大)  ● 防滴対応(IP67) ● 最大電流:2.0A(カスケード接続時) 5080A-4T 5080A-16T ● ホットプラグイン対応 (温度センサ用アンプモジュール) フィルコントロールシリーズソフト フィルコントロールシリーズ フィルコントロールシリーズ Free of charge Process and data acquisition メジャー(計測) viscosity monitoring モニター(プロセス管理) ● Nライセンス不要の無償ソフトウェア ● キャビティ内溶融樹脂粘度計測機能付 ● 金型内の温度圧力センサ測定用 ● 汎用スイッチング機能対応 ● モニタリング/スイッチング機能なし ● 成形条件出しのためのソフトウェア ● 良品・不具合品の識別(警告表示機能あり) Intelligent process フィルコントロールシリーズ Controls for hotrunners フィルコントロールシリーズ control スイッチ(各種信号出力) and cold runners コントロール(成形機と連動) ● Nシーケンシャル制御 ● N射出成形機と連携した成形プロセス管理 ● 搬送機、ロボット等の周辺機器制御を自動化 - せん断速度計測による射出速度の最適化 ● 各種弁の開閉操作を自動化 - 圧縮力計測による保圧プロファイル管理 ● ウェルドライン制御 - 型開後の金型温度計測を利用した収縮率管理 ● ホットランナのバランス制御 8 問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:p11@toyo.co.jp
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コントロールM コントロールH オプション オプション フィルコントロール コントロールH コントロールM (機能一覧表) モジュール4 モジュール4 スイッチ スイッチ スイッチ モジュール3 モジュール3 モジュール3 ビューワ メジャー モニタ モニタ モニタ モニタ (無償ソフト) モジュール1 モジュール2 モジュール2 モジュール2 モジュール2 キャビティ 温度圧力計測 キャビティ温度圧力計測および成形プロセスモニタリング コントロール オープンループコントロール クローズループコントロール 各ソフトウェアの主な機能と特徴 ビューワ メジャー モニタ スイッチ フィルコントロールH (無償ソフト) 測定データ 測定データ リアルタイム ホットランナのバランス制御 成形時の 計測実施 計測実施 自動保圧切替 樹脂充填時間制御 キャビティ データ保存 データ保存 信号出力 シーケンス制御 温度圧力計測 データ圧縮 データ圧縮 (クローズドループ) (無償ソフト)   アラーム信号 出力 成形時の 成形時の キャビティ キャビティ 回転テーブル フィルコントロールM 温度圧力計測 温度圧力計測 制御信号 射出成形機との連携・通信 成形プロセス監視 コア引き (ホットランナ・コールドランナ対応) 射出速度 せん断速度 データ解析 シーケンス プロファイル 制御 統計データ 成形制御 溶融樹脂温度 せん断力(オープンループ) 制御 リアルタイム 自動保圧切替 バルブゲート 保圧力 開閉 プロファイル 圧縮量制御 型開後の 金型温度 収縮率制御特殊用途 特別な制御 対応可能 問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:p11@toyo.co.jp 9
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キャビティ温度・圧力計測システム 1281A型専用ケーブル 特 徴 ● フィルコントロール(メジャー) ● キャビティ圧力センサ・温度センサ接続 ● 5070A型アンプ 金型内温度・圧力計測 ● LAN用通信端子付き 電源ユニット ● 制御用PC別途必要 製品仕様 ● ブルーラインシリーズ5080A型アンプ 9015A型 または5070A型アンプ(手動トリガ) 近接スイッチ ● キャビティ温度、圧力センサ ● 5080A型アンプ フィルコントロールメジャー ● 1281A 型通信ケーブル(5m標準) ● 電源ユニット(PSEマーク対応) 1281A型専用ケーブル 電源ユニット キャビティ温度・圧力計測・プロセス制御システム 1280A型 9015A型 ケーブル 電源ユニット 近接スイッチ 5080A型アンプ 8280A型 コアユニット 射出成型機 ホットランナコントローラ 搬送機など 8980シリーズ I/Oインタフェース 特 徴 製品仕様 ● フィルコントロール(H/M/V)プレインストールモデル ● 5080A型アンプ(ブルーライン) ● PC不要 タッチパネル型LCD標準装備  ● キャビティ温度、圧力センサ ● キャビティ圧力センサ・温度センサによる金型内温度・ ● 8280型コアユニット(I/O制御用) 圧力計測 ● 8980シリーズI/Oインタフェース ● 射出成型機との相互通信 ● フィルコントロールH/M/V ● 自動保圧切替・成形プロセス制御機能 ● 1280A型通信ケーブル(5m標準) ● 接点出力による信号入出力に対応 ● 9015A型近接スイッチ ● USB、RS-232C、LAN端子付 ● 電源ユニット(PSEマーク対応) 10 問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:p11@toyo.co.jp
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射出速度制御でせん断速度を管理 概 要 樹脂には射出成形しやすい条件があります。たとえばTPO(オレイン系エラストマ)とPC(ポリカーボネート)のせん 断速度に対する溶融時の樹脂粘度特性を比較すると、TPOは溶融樹脂粘度がせん断速度により大きく変化するのに対 し、PCはあまり相関がありません。 一方PCは、温度に対して溶融樹脂粘度が大きく変化します。 PCは射出成形時の樹脂温度、金型温度の管理を、TPOではせん断速度を管理することが求められます。 プリアムス社は、金型の温度管理や射出速度制御によるせん断速度の管理を行うことで成形プロセス管理を行うアプリ ケーション、FILL CONTROLを開発しました。 TPO PC+GF 粘 粘 度( 度( ) ) 樹脂温度=200℃ せん断速度(1/s) 樹脂温度(℃) TPO:粘度のせん断速度依存大 PC:粘度の温度依存大 PC 粘 度( [補足] 粘度 Pa・s = 0.1*Poise ) せん断速度(1/s) PC:粘度のせん断速度依存小 目標のせん断速度に射出速度制御 75(1/s) 射出速度変更により せん断速度を600(1/s) から250(1/s)に制御 樹脂射出速度(4段制御) ⇒ 初期値:600[1/s] Fill Controlからの設定 ⇒ 目標値:250[1/s] 約10ショット 問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:p11@toyo.co.jp 11 Pa・s Pa・s Pa・s
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シリンダ温度制御によるせん断応力管理 概 要 溶融樹脂を射出した時の樹脂温度とせん断応力、ウェルドライン、フローマークの関係をみると下図の通りとなります。 このようにウェルドライン対策にはある一定値以下のせん断応力を、フローマーク対策には一定値以上のせん断応力に する必要があります。これは樹脂の種類ごとに異なります。 このように良品を成形するためにはせん断応力の値をある範囲内に収まるように制御しなくてはなりません。 プリアムス社は、シリンダ温度制御によりせん断応力を管理する機能をFILL CONTROLに盛り込むことに成功し、 実績を上げています。 キャビティ F:反力(せん断応力) 圧力 圧力 τ:せん断応力h 溶融樹脂先端 スキン層 樹脂が金型(キャビティ面)を d ずり動かす力がせん断応力 ウエルドライン せん断応力1.7*105Pa以下 (ウェルドライン対策) せ ん 拡大 断応 力( せん断応力1.3*105Pa以上 ) (フローマーク対策) 10μm 樹脂温度(℃) 目標のせん断応力にシリンダ温度制御 せ 100KPa ん 断 応 力 約50ショット 射出成形機のシリンダ温度 ⇒ 初期値:250KPa Fill Controlからの設定 ⇒ 目標値:350KPa 12 問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:p11@toyo.co.jp Pa
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キャビティ温度・圧力制御で収縮率監視 概 要 下のグラフはキャビティ内圧力、温度と収縮率を表したグラフです。このように成形品の収縮率はキャビティ内の温度 と圧力値と相関があります。これらの値を監視し、一定値に保つことができれば製品の収縮率を管理し、ヒケや変形問 題の対策になります。 プリアムス社は、キャビティ内に温度センサと圧力センサを設置することによりキャビティ内の温度と圧力を計測する ことを推奨してきました。さらにこれらの値を一定にする機能をFILL CONTROLに盛り込むことで、成形品に発生す る収縮率の管理を実現することに成功しました。 材質 グラスファイバ Tm(℃) Tw(℃)樹脂温度 キャビティ温度 ナイロン(PA66) なし 290 60 ナイロン(PA66) 入り(25%) 290 80 ナイロン(PA66) 入り(30%) 290 80 ナイロン(PA6) 入り(30%) 290 80 収縮率と保圧圧力(Ps) 収縮率とキャビティ温度(Tw) 収 収 縮 縮 率( (率 % % ) ) 保圧圧力(bar) キャビティ温度(℃) ナイロン(PA66)+GF無し ナイロン(PA66)+GF無し ナイロン(PA66+GF25%) ナイロン(PA66+GF25%) ナイロン(PA66+GF30%) ナイロン(PA66+GF30%) ナイロン(PA6+GF30%) ナイロン(PA6+GF30%) 問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:p11@toyo.co.jp 13
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キャビティ温度・圧力制御で収縮率監視 概 要 下のグラフはキャビティ内圧力、温度と収縮率を表したグラフです。このように成形品の収縮率はキャビティ内の温度 と圧力値と相関があります。これらの値を監視し、一定値に保つことができれば製品の収縮率を管理し、ヒケや変形問題 の対策になります。 プリアムス社は、キャビティ内に温度センサと圧力センサを設置することによりキャビティ内の温度と圧力を計測する ことを推奨してきました。さらにこれらの値を一定にする機能をFILL CONTROLに盛り込むことで、成形品に発生す る収縮率の管理を実現することに成功しました。 キャビティ内圧力センサを用いた保圧力計測と制御 22MPa 圧縮 / キャビティ内圧力[bar/Mpa] ⇒ 初期値:570bar(57MPa) Fill Controlからの設定 ⇒ 目標値:250bar(25MPa) 約8ショット キャビティ温度センサを用いた温度計測と制御 33℃ 32ショット キャビティ温度(大気圧下)[℃] ⇒ 初期値:123℃ Fill Controlからの設定 ⇒ 目標値: 90℃ 補 足 温度センサ・圧力センサが 別筐体である理由 他社製センサ 【温度センサの応答速度が鍵です】 応答(圧力) プリアムス社は温度センサの信号を自動保圧切替のためのタイミング 信号としています。できるだけ小型の筐体に温度センサ(N型熱電対) 温度・圧力一体型 を納める必要があります。一方、圧力センサは検出素子が大きいほど 感度が高くなり、精密計測により適した製品となります。 このように、各センサの要求事項が相反するため、また双方の特性を発 応答(温度) 揮させるため、プリアムス社は温度センサと圧力センサを別々にして います。 応答が遅い 樹脂充填検知可能(早い応答) 14 問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:p11@toyo.co.jp
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キャビティ内で樹脂粘度計測を実現 Process and viscosity monitoring ⇒せん断速度[1/s] ⇒ 自動計測:P1 とT1の位置(時刻)とセンサ間距離から計算します。 ⇒せん断応力[Pa] ⇒ 自動計算:∆p とΔtの値から計算します。 ⇒粘度[Pas] ⇒ 自動計算:上記の2値から、せん断力÷せん断速度により算出します。 特 徴 金型内に設置したキャビティ温度センサと型内圧力センサの出力値からキャビティ内でのせん断速度、せん断応力、粘 度をショット毎に計測します。これにより射出された樹脂の特性を効率よく理解できます。 この値を管理し、射出成形機にフィードバックすることで精密で高精細な射出成形を可能にします。 温度センサを利用したシーケンス制御(リレー成形) 型内圧センサを用いたノズルの開閉 T1 T2 粘度低下↓ ⇒ 充填量増加↑ = T2位置で保圧切替 粘度上昇↑ ⇒ 充填量低下↓ = T1位置で保圧切替 Intelligent process ⇒ ショット毎に保圧切替タイミングが異なる control キャビティ温度センサによるノズルの開閉 キャビティ温度センサで樹脂の 流動末端を感知 ⇒ ノズル開閉タイミング制御 ノズル1開 ノズル2開 特 徴 型内圧力センサの出力値を使ったノズルの開閉制御ではキャビティ内の ノズル3開 樹脂挙動によりタイミングにばらつきが生じ充填量のバラつきが生じて しまいます。 ノズル4開 これに対し温度センサを用いた制御では温度センサの設置位置に樹脂の 流動末端が到達したタイミングを知ることができ常に同じ充填量でノズ 自動保圧切替 ルの開閉が可能です。 これを応用し大型部品のシーケンス制御による成形が可能となります。 経過時間 (リレー成形) 問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:p11@toyo.co.jp 15
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ホットランナの樹脂充填バランス制御 信号の立上り時間の平均値を求める。 最も遅れているチャンネルの ゲート開タイミング、温度設定等を変更 特 徴 上図は、バランス制御システム(フィルコントロールH)の導入前後でキャビティ温度センサ出力信号の違いを示した模式図です。多数個取り の金型で成形した製品に成形不良(バリや欠け)が混在するのは、樹脂の充填完了タイミングがばらついているためです。プリアムスは、キャビ ティ温度センサの出力信号を利用して、多数個取り金型のキャビティ間樹脂充填タイミングを自動的に調整することが可能です。 ホットランナバランス制御 ⇒ 多数個取り金型の全キャビティで充填時間を統一させるようタイミングを調整 充填時間コントロール   ⇒ ウェルドラインが形成される位置をコントロール シーケンスコントロール  ⇒ ノズル間の樹脂流動状態を調整(ゲート開閉タイミング、ノズル温度など) (導入事例)LSR成形:液状シリコン成形(6キャビティ) LSR:液状シリコン(Liquid Silicone Rubber) キャビティ温度センサのばらつき(4 Cavities) — 1 — 問題点:LSRの粘度が低く、各キャビティで充填量のばらつきがあった。 Temperature1[ ℉] 0.040sec — 2 — キ Temperature2[ ℉]キャビティ温度センサ ャ ビ — 3 — テ Temperature3[ ℉] ィ 温 — 4 — 度 Temperature4[ ℉] セ ン サ( ℉ ) 最終充填位置のキャビティ温度 センサの立ち上がりが異なる事 により充填量がばらついていた バルブ開閉にディレイを設け、温度センサからの情報を基に自動化する ことにより、各キャビティが等しく充填されるように改善。 時間 — 1 — Temperature1[ ℉] 0.008sec — 2 — Temperature2[ ℉] キ ャ — 3 — ビ Temperature3[ ℉] テ ィ — 4 — 温 度 Temperature4[ ℉] セ ン (サ ℉ 充填量が ) 等しくなっている 最終充填位置のキャビティ温度セ ンサが同じ立ち上がりになること 医療用部品 により充填量が等しくなった 点滴の逆流防止弁(Silcotech) 時間 16 問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:p11@toyo.co.jp
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充填タイミングのバランスコントロールとせん断力、 せん断速度および圧縮力、収縮、粘度によるコントロール (導入事例)サイドミラー調整用モータのベースプレート部品(8個取り金型) Magna Auteca: Base Plate 【導入事例】 ● 成形品の形状精度要求がシビアであった事例 ● 後工程の工数が多く高コストであったため成形時 Controls for hotrunners 点で問題対策をすることを検討した事例です。 and cold runners ● プリアムスによる対策案(Fill Control H & M): ①樹脂充填タイミングのバランス制御 ②せん断速度のモニタリングとコントロール ● 導入後の評価:後工程の工数削減に成功。問題解決。 プリアムス粘度 低樹脂粘度が原因 コントロール導入後 (充填不良) 【導入事例】 ● 銀条(フラッシュ)なしが絶対条件 の事例 Ensinger Housing ● 高耐久性が必須の製品で、成形後、全数を破壊強度試験するとが求 められた製品です。 PPA樹脂製クラッチ用スレーブシリンダ ハウジング部品(2個取り金型) ● プリアムスによる対策案Fill Control H & M): ①樹脂重点タイミングのバランス制御 ②せん断力、せん断速度モニタリングとコントロール ③各部品の圧縮力と収縮をモニタリング ④キャビティ内樹脂粘度モニタリングとコントロール ● 導入後の評価:使用未達部品の激減。問題解決。 問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:p11@toyo.co.jp 17
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キャビティ温度センサ製品ラインナップ ※製品型式の“-H”は先端硬化型です。 ※製品型式の“X.X”にはケーブル長(メートル)が入ります。 (例)4004C1.0-101 ⇒ 4004C型温度センサ(ケーブル長1.0M) スタンダード型キャビティ温度センサ 先端加工可能 測定可能温度200℃タイプ 4004Cx.x-101(48HRC) 4006Bx.x-101(48HRC) 4008Bx.x-101(48HRC) 4004Cx.x-101-H(先端硬化型60HRC) 4006Bx.x-101-H(先端硬化型60HRC) 4008Bx.x-101-H(先端硬化型60HRC) 小型キャビティ温度センサ 測定可能温度200℃タイプ 4010Bx.x-01(48HRC) 4012Bx.x101(48HRC) 4016Ax.x-101-H 4018Ax.x-101 (先端硬化型、60HRC) (先端硬化型、60HRC) 接触式溶融樹脂温度計測用センサ 測定可能温度450℃ バレル・ノズル・ゲート部の 樹脂温度測定可能 4034Ax.x-101(48HRC) 4034Ax.x-101-H(先端硬化型、60HRC) 18 問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:p11@toyo.co.jp
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高耐久型キャビティ温度センサ 概 要 測定可能温度320℃タイプ グラスファイバや炭素繊維などを高濃度で混合した樹脂製品に対する要求が高まっています。これらの製品で はセンサ先端部の耐摩耗性に対する要求が常に求められてきました。 高耐久型キャビティ温度センサは、先端硬度を高め48HRC、60HRCを実現した温度センサです。 さらに、使用可能温度を320℃まで対応させることで様々な環境下でキャビティ温度の測定を可能としました。 先端加工可能 4030Ax.x-101(48HRC) 4032Ax.x-101(48HRC) 4030Ax.x-101-H(先端硬化型、60HRC) 4032Ax.x-101-H(先端硬化型、60HRC) 非接触式 (Prisolaris) 4034Ax.x-101(48HRC) 4036Ax.x-101(48HRC) 4034Ax.x-101-H(先端硬化型、60HRC) 4036Ax.x-101-H(先端硬化型、60HRC) キャビティ温度計測用コンパクトセンサ( N型熱電対) 概 要 ※製品型式の“-H”は先端硬化型です。 コンパクトセンサはセンサ本体の長さを120mmまで指定可能な新しいコ ※製品型式の“XXX.XX”にはセンサ長L(mm)が 入ります。 ンセプトで誕生したキャビティ温度センサです。 ※製品型式の末尾記号はクイックディスコネクトの これまで取付加工が困難であった金型表面から深い位置へのセンサ設置を  タイプです。 簡便に行えます。さらにクイックディスコネクトと組み合わせることで金型 設計現場の様々な要求に柔軟に対応可能です。 掲載した製品以外のタイプもございます。詳細はお問い合わせください。 4003Bxxx.xxA1  4007Bxxx.xxA1 4003Bxxx.xxA1-H(L=29~120mm) 4007Bxxx.xxA1-H(L=23.5~120mm) 問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:p11@toyo.co.jp 19
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高感度型内圧力センサ (表)高感度型内圧力センサ仕様 項目 仕様 動作温度 0〜200℃ 6001Ax.x-102(ベーシックタイプ) -10pC/bar(6001A/6001B) 6001Bx.x-102(PRIASED対応) 標準感度 -5pC/bar(6002A/6002B) -5pC/bar(6003A/6003B) 測定レンジ 0〜200Mpa(0〜200bar) 最大負荷 250MPa(2500bar) 6002Ax.x-102(PRIASED対応) 線形誤差 ±1%未満 6002Bx.x-102(PRIASAFE/PRIASED対応) 6003Ax.x-102(ベーシックタイプ) 6003Bx.x-102(PRIASED対応) ミニチュア型内圧力センサ (表)ミニチュア型内圧力センサ仕様 項目 仕様 動作温度 0〜200℃ 6006BCx.x-102 標準感度 -2pC/bar (PRIASAFE/PRIASED対応) 6007BCx.x-102 測定レンジ 0〜200Mpa (PRIASAFE/PRIASED対応) (0〜200bar) 最大負荷 250MPa(2500bar) 線形誤差 ±1%未満 6008Ax.x-102 (ベーシックタイプ) 6011BCx.x-102 (PRIASAFE/PRIASED対応) 6010BCx.x-102 (PRIASAFE/PRIASED対応) 高温度型ひずみゲージ式圧力センサ ノズル部樹脂圧力測定用 (表)6445A型ひずみゲージ式圧力センサ仕様 項目 仕様 動作温度 0〜400℃ 標準感度 22pC/μE 測定レンジ -800〜800μΕ 6445AX.X-102 最大負荷 -1500〜1500μΕ 電荷換算値 30,000pC 20 問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:p11@toyo.co.jp