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マルチJOB FFT アナライザ OR30シリーズ

製品カタログ

【東陽テクニカ】振動・騒音信号のリアルタイムマルチ分析とデータレコーダを一体化。カスケード接続により1000チャンネルまで同時計測可能

構造物で発生する音・振動の発生要因をこの1台で特定可能。音・振動計測の決定版。

【特長】
・カスケード接続により1000チャンネルまで同時計測可能
・構造物で発生する音・振動の発生要因をこの1台で特定可能
・音・振動計測の決定版
・カスケード式 次世代FFTアナライザ OR35-10J/OR36V3/OR38V3

◆詳細はカタログをダウンロードしてご覧下さい。


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関連キーワード:FFT、アナライザ、OR30シリーズ、計測器、振動・騒音信号、リアルタイムマルチ分析、データレコーダ、カスケード接続、同時計測、LANインターフェース、小型・堅牢、高精度・高分解能、内蔵バッテリー標準搭載、発振器・回転検出用カウンター回路、アプリケーション、ワンクリックレポート機能、モバイルアナライザー、無線計測、多チャンネル計測、分散計測

このカタログについて

ドキュメント名 マルチJOB FFT アナライザ OR30シリーズ
ドキュメント種別 製品カタログ
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登録カテゴリ
取り扱い企業 株式会社東陽テクニカ (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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マルチ JOB FFTアナライザ OR30シリーズ 振動・騒音信号のリアルタイムマルチ分析とデータレコーダを一体化。 カスケード接続により1000チャンネルまで同時計測可能
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マルチJOB FFT アナライザ OR30シリーズ 構造物で発生する音・振動の発生要因を  この1台で特定可能。    音・振動計測の決定版。 特長 LANインターフェース LANインターフェース搭載により、PCとの高速通信を実現 小型・堅牢 ・OR34J-4: 1.4kg ・OR35-10J: 3.0kg ・筐体の四隅を防振ゴムで保護。電磁波障害防止のため各種EMC 規格にも適合。小型かつ堅牢なハードウェアです。 高精度・高分解能 ポータブルFFTアナライザ OR34J-4 ・周波数レンジ: 40kHz ・位相確度: 0.02° ・ダイナミックレンジ: 125dB カスケード式 次世代FFTアナライザ OR35-10J / OR36V3 / OR38V3 発振器・回転検出用カウンター回路を標準搭載 ・周波数レンジ: 40kHz ・位相確度: 0.02° ・ダイナミックレンジ140dB 加振器駆動用の発振器や回転体の回転数を測定するためのカウ ンター回路を標準搭載。標準構成で幅広いニーズを満たすことが できます。 内蔵バッテリー標準搭載 すべてのモデルにバッテリーが内蔵。OR35-10Jは3時間、OR36V3 測定と同時に後解析を実施可能 およびOR38V3はバッテリー駆動で2時間使用可能。また内蔵バッテ リーを外部バッテリーと組み合わせて使用することで最大8時間バッ FFTアナライザとは別に後解析用のライセンスキーが付属。 テリーで駆動することができます。 実験と後解析を並行して実施可能です。 2 Multi JOB FFT Analyzer OR30 Series
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豊富なアプリケーション 標準機能 ・FFT分析機能 ・ウォーターフォール/カラースペクトラム分析機能 ・レコード機能/ポスト解析機能 ・ハンマリング/加振器を使用した伝達関数測定機能 構造解析機能 ・サイン加振/応答制御機能 ・モード解析 ・実稼働解析 ・サーボ分析 回転機械分析機能 ・次数比分析 ・フィールドバランシング機能 ・回転機械診断機能 ・レシプロ機構解析機能 ・次数比回転機械診断機能 ・角度サンプリング機能 ・回転ねじり分析機能 ・CVT用複数回転パルス演算機能 ・軸振動分析機能 ・統計量解析機能 音響分析機能 ・1/nオクターブ分析(1/1、1/3、1/12、1/24) ・心理音響解析機能 ・異音解析/サウンドデザイン機能 ・音響インテンシティー解析 ・マルチ騒音計 ・音響パワー計測 該当する測定条件を選択するだけで すぐに測定が可能 ワンクリックレポート機能 レポートボタンをクリックするだけで、現在の測定結果を盛り込んだ レポートを作成することができます。 測定データ検索機能 測定データに測定者、測定対象物、測定部位といった測定に関係する 諸元情報を追記可能です。また追記した情報を基にして測定データを 簡単に検索することができます。 Multi JOB FFT Analyzer OR30 Series 3
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ハードウェア 無線計測 モバイルアナライザー 2 4 8 10 システム構成一覧表 OR34J OR35-10J 同期計測 × ○ AC信号入力端子 4ch 4ch(6ch)、8ch(10ch) DC信号入力端子 × AC入力と切替 回転パルス入力 2ch 2ch(AC入力としても使用可能) 発振器出力 1ch 2ch CANバスモジュール × ○ 歪アンプ × ○ 熱電対・測温抵抗体用温度アンプ × ○ 入力信号レベルモニター用モジュール × ○ スタンドアローン計測 × ○ データレコーダ用HDD PCのHDDを使用 PCのHDD/内蔵 SSD(64GB) 重さ 1.4kg 3.0kg AC電源 100V ~ 240V 100V~ 240V DC電源 10V ~ 28V 10V~ 28V 消費電力 15VA以下 30VA以下 バッテリ 内蔵、外部(オプション) 内蔵、外部(オプション) 4 Multi JOB FFT Analyzer OR30 Series
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多チャンネル計測 分散計測 16 32+++ Channel-count OR36 OR38 ○ ○ 4ch、8ch、12ch、16ch 8ch、16ch、24ch、32ch AC入力と切替 AC入力と切替 2ch(標準)~6ch(オプション) 2ch(標準)~6ch(オプション) 2ch(標準)~6ch(オプション) 2ch(標準)~6ch(オプション) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ PCのHDD/内蔵 SSD(128GB) PCのHDD/内蔵 SSD(128GB) 5kg 8kg 100V ~ 240V 100V ~ 240V 10V ~ 28V 10V ~ 28V 60VA以下 100VA以下 内蔵、外部(オプション) 内蔵 標準付属品:専用バッグ、LANケーブル(クロス)、取扱説明書、バックアップソフトウエア(CD)、ドングルキー(1) Multi JOB FFT Analyzer OR30 Series 5
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カスケード式 次世代FFTアナライザ OR35-10J/OR36V3/OR38V3 ヒット商品OR35/OR36/OR38FFTアナライザを一新しました。音・振動計測に加え歪み・温度を計測が 可能。カスケード接続することにより同時に1000chまで計測することが可能になりました。 1 複数台のユニットを組み合わせて最大1000chの同期計測が可能 汎用のLANケーブルを使用し、各ユニットを接続するだけで高精度な同期計測(0.2°@20kHz)が可能です。3台目の ユニットに接続されたハンマーと各ユニットに接続された加速度の伝達関数測定。2台目に接続されたタコメータを使用 して各ユニットに接続された加速度計のトラッキング分析等が可能です。 タコチャンネル 共通イベント 2 音・振動から歪み・温度まで計測可能 歪みアンプおよび熱電対・測温抵抗体アンプをOR35-10J/OR36V3/ OR38V3FFTアナライザに搭載することで音・振動計測に加えて歪み、 温度が計測可能です。 ・ 歪みアンプ(ORTW-XPD-B):フルブリッジ、ハーフブリッジ、 クウォーターブリッジ ・熱電対・測温抵抗体アンプ(ORTW-XPD-T):タイプJ、K、T、N、 E(温度補償付)、PT100/PT1000 熱電対・測温抵抗体用アンプ 歪アンプ 3 CANバスモジュール搭載可能(ORTW-CAN) CANバスモジュールを使用することで、CANバス内を流れるエンジン回転数 等の情報を使用してトラッキング分析を実施することができます。この機能を 使用することで回転検出器を使用することなくトラッキング分析ができます。 一般的に手間のかかるとされる回転検出器の取り回しは不要です。 6 Multi JOB FFT Analyzer OR30 Series
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カスケード式 次世代FFTアナライザ OR35-10J/OR36V3/OR38V3 4 PCを使用することなくFFTアナライザ単体でデータロガーとして使用可能(ORTW-DREC) FFTアナライザにレコード専用ボタンを搭載。レコード条件を選択し、レコードボタンを押すだけでPCを使用すること なくFFTアナライザ単体で音・振動データをレコードすることができます。 またFFTアナライザの背面にはオーディオ端子や電源を搭載。レコード信号収録時に音声データを同時に収録する ことや変位計、回転検出器・DC加速度計等一般的に電源が必要となるセンサーに対して計測時に電源を供給することが 可能です。 電源(5V、12V、24V) オーディオ端子搭載 レコード操作ボタン リムーバルSSD 2時間駆動可能 USB 3.0端子 (128 to 512GB) 大容量バッテリー 2ヶ搭載 入力信号レベル モニター用モジュール 5 高い処理能力 一般的なFFTアナライザはプロセッサの能力がボトルネックとなり同時に解析する入力チャンネル数や負荷の高い解析 を実施しようとすると解析条件に制約が生まれることがあります。 一方でOR30 FFTアナライザには他社のFFTアナライザと比較してクロック速度の高いプロセッサが搭載されております。 そのため従来の計測器ではできなかった多チャンネル・高サンプリングの計測を実施することが可能です。 40kHzレンジで1000チャンネル同時にリアルタイムに レコードおよびFFT分析が可能 40kHzレンジで1000チャンネル同時にリアルタイムに レコードおよび次数比分析が可能 20kHzレンジで1000チャンネル同時にリアルタイムに レコード、FFT分析、1/3オクターブ分析が可能 Multi JOB FFT Analyzer OR30 Series 7
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標準機能 構造解析機能 ・ FFT分析機能 09 ・ サイン加振/応答制御機能(ORNV-SINE) 14 ・ ウォーターフォール/ 09 ・ サーボ分析機能(ORNV-SER) 14 カラースペクトラム分析機能 ・ 実稼動解析機能(VT-620) 15 ・ レコード機能/ポスト解析機能 10 ・ モード解析機能(VT-570) 15 ・ ハンマリング/加振器を使用した 11 伝達関数測定機能 ・ マクロプログラム 12 ・ レポート機能 13 ・ 測定データ検索機能 13 OR30 series ソフトウェア ・ 次数比分析機能/定幅・定比トラッキング 16 分析機能(ORNV-ORD) ・ 回転変動分析機能(ORNV-IVC) 16 ・ 1/N(1/1、1/3、1/12、1/24)オクターブ 20 ・ ねじり振動分析機能(ORNV-IVC + ORNV-VI) 16 分析機能(ORNV-OCT) ・ 回転機械診断機能(ORNV-FFTD) 17 ・ 心理音響解析機能(ORNV-SQ-PSY) 20 ・ 次数比回転機械診断機能(ORNV-ORDD) 17 ・ 異音解析/ 20サウンドデザイン機能(ORNV-SQ-FIL) ・ 角度サンプリング機能(ORNV-ASAMP) 17 ・ 音響インテンシティ解析機能(ORNV-SI) 21 ・ 軸振動分析機能(ORNV-ORBI) 18 ・ マルチ騒音計機能(ORNV-OVA) 21 ・ フィールドバランシング機能(ORNV-BAL) 18 ・ 音響パワー測定機能(ORNV-SP) 21 ・ レシプロ機構解析機能(ORNV-ENGD) 19 ・ 統計量解析機能(ORNV-TDA) 19 ・ CVT用複数回転パルス演算機能(ORNV-CVT) 19 回転機械分析機能 音響分析機能 その他のオプション 22 カスタマイズ 23 ・ 入力演算機能(ORNV-VI) ・ 製造ライン、テストベンチ ・ ASAM-ODS-ATFX エクスポート機能(ORNV-ATFX-EF) ・ 機能追加 ・ 追加FF(T ORNV-FFTa) & 追加次数比分析機能(ORNV-ORDa) 8 Multi JOB FFT Analyzer OR30 Series
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標準機能 FFT分析機能 FFTアナライザは振動・騒音の計測で必要な機能をまとめた計測 器です。オシロスコープは運転中の機械が発生する振動や騒音信 号の波形をオンラインで観察ができますが、FFTアナライザは波 形の観察と同時に周波数分析を行い発生信号の周期成分を測る ことができます。これにより振動・騒音の発生原因を探す手がか りが得られます。また、振動・騒音信号に含まれる周波数成分が リアルタイムでわかり、振動や騒音の原因が周波数別に観察でき ます。同時に波形を観察し、振動・騒音の総量値であるオーバ オール値も演算表示します。 一般の計測では以下の設定を行うことで目的の結果を得られます。 ・ 加速度計やマイクなどセンサの選択 ICP、TEDS対応、センサ登録機能 ・ 入力レンジの設定(17.5mV~ 10V)・・・OR34 ( 100mV~ 40V)・・・OR35、OR36、OR38 *OR30は140dBの幅広いダイナミックレンジを持っていますが、振動・騒音 例)入力信号にフィルタを加える。 のノイズが多い信号を分析する場合は、入力の電圧レンジを信号に合わせて 設定しないと測定誤差が大きくなります。 ・ AまたはC特性を選択(主に騒音分析) ドリフトやノイズの除去のためにローパス、ハイパス、バンドパス/ ・平均化(アベレージ)時間または回数の設定 ・リジェクトなどのフィルタを付加 ・ピークホールド機能の活用 加速度計入力で変位量表示のための積分フィルタの付加 ・分析周波数の設定(~ ・ 40kHz) ・分析ライン(分解能)の設定   …など基本的な設定の他、 右記のような分析目的に応じた設定があります。      上図は騒音のオーバオールA値とその変化グラフです。 ・入力ch間や測定保存結果の平均・減算・パワー加算などの演算 機能があります。 ウォーターフォール/カラースペクトラム分析機能 振動・騒音が時間変化する場合や回転速度とともに変化する場合、有効なのが 3次元分析です。3次元分析のグラフから分析周波数(分析 次数)と時間、回転域のすべての情報が得られます。 ・ 自動車の振動や騒音の様に、エンジンやギアの回転速度(走行速度)の変化により変わる信号の原因調査をする場合には、回転速度を 変化させながら3次元分析を行うことにより不具合原因をスペクトルから判断します。 ・ドアの閉まり音や爆発振動など衝撃信号も3次元分析を行うと変化の様子がわかります。 ・変化が速すぎて分析が間に合わない場合、オフライン分析時にスローモーション再生分析をすることができます。 Multi JOB FFT Analyzer OR30 Series 9
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標準機能 レコード/ポスト解析機能 マルチJOB FFTアナライザ OR30シリーズには、最大102.4kHzの高速レコード機能が搭載されています。同時収録チャンネル数は最大 1000ch@102.4kHzと業界最高水準の性能をもっています。 リアルタイム分析を行いながら振動・騒音の時系列信号を連続レコード 時系列信号は、PC内のHDDまたは本体内蔵のリムーバブルSSDに制限なしでスループット収録されます。 ME’scopeなどのモーダル解析プログラムの追加によりWindows上で実稼動アニメーション、シェイプアニメーションやカーブフィット によるモーダルパラメータ演算・構造変更シミュレーション機能が付加されます。 さらにユニバーサルファイル(UFF)出力によりWindows、Unixなどのプログラムにデータ出力ができます。 OR36/OR38は リムーバブルSSDを内蔵、 レコード後SSDを外し、 PCにUSB接続し オフライン分析ができます。 レコード操作ボタン *即レコード機能はOR36/8 DRECオプションが必要です。 多ch・高速・スマートレコーディング ・ 分析とレコードを同時に行います。マルチJOB分析をしながらレコードができます。 ・ 最大102.4kHzのサンプリング周波数で32ch同時の連続レコードができます。 ・OR36/OR38レコード時にはPCは不要です。分析ソフトの操作を知らなくても簡単なボタン操作でレコード作業ができます。 ・異なったサンプリング周波数を入力毎に設定ができます。例えば振動と騒音の信号を同時収録する時、振動入力は低周波、騒音入力は 高周波でレコードできるのでファイルサイズの節約ができます。 ・レコード信号の分解能を16ビットに切り替えることができるのでファイルサイズを節約できます。 ・収録信号のアナログ出力が得られます。スピーカで騒音データを鳴らしながらの同時分析や任意のフィルタを付加した音響シミュレーション や、実振動波形での加振を行いながら同時FFT分析ができます。 ・フィルタ(ローパス,ハイパス、バンドパス /リジェクト、積分、A, C特性)を付加したレコードができます。例えば、加速度入力を変位入力 に変換することができます。 オフラインポスト分析 レコードした信号ファイルはPCだけでマルチJOB分析ができます。 OR30シリーズではハードウエア・ライセンスとドングル・ライセンスの 2つのライセンスが供給されます。リアルタイム分析とレコード、オフ ラインポスト分析が2台のPCを使って並列作業できます。 計測環境が良くないフィールドや時間制約のある出張先での計測に十 分な時間が取れない場合でも、いったんレコードした信号を使ってPC だけで詳細な分析ができます。 OR30のハードウエアでレコードした信号ファイルだけでなく、wav、 テキスト、UFF形式の信号ファイルをインポートして、分析ができます。 10 Multi JOB FFT Analyzer OR30 Series
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標準機能 ハンマリング & 加振器を使用した伝達関数測定機能 乗用車ボディの加振テスト エンジンのハンマー加振 伝達関数(周波数応答関数)とは 機械構造物の共振特性を調べるため、FFTアナライザを使った伝達関数測定が多く行わ れています。構造物にインパクトハンマーや加振器を使って強制加振力を与え、発生した 振動を測定して得た、加振力と応答振動のベクトル演算比を伝達関数と呼びます。この 伝達関数から構造物の共振周波数、反共振周波数、ダンピング係数などが判ります。 グラフの例はハンマリング測定の加振波形と応答波形 および伝達関数の振幅比と位相差です。この測定の 場合、加速度/力のため振幅比のピーク値が共振周波 数にあたります。他に、コヒーレンスやウィンドウ関数 がかかった波形などのグラフがマルチウィンドウ表示 され複雑な共振特性を把握しやすい表示が得られます。 さらに加振器を使ったランダム・サイン加振の場合も 対応しています。 センサデータベース機能・TEDS機能 マイクロホン、加速度計、ハンマーなどのセンサ感度、校正値を履歴込みで ファイルに登録できます。TEDSセンサを使用するとセンサ内蔵のメモリに記憶 された感度や製造番号を読取ります。右図は校正値の履歴カーブで校正日毎の 感度の変動がわかり校正の妥当性の判断ができます。 オートレンジによる電圧レンジ設定 幅広いダイナミックレンジを有効に活用するためにレンジの最適設定は大事です。入力ch毎の電圧レンジ設定を自動化します。 OR30には実効ダイナミックレンジは125dBありますが、精度の高い結果を得るためには細かい入力レンジ設定が必要です。 波形とスペクトラムをオンラインでチェック ハンマリング測定で計測がホールド状態でも、常時RUN状態のモニタFFTアナライザが有効に働きます。 入力波形とスペクトラムをリアルタイム表示ができ測定時の信号状態が絶えず確認できます。 Multi JOB FFT Analyzer OR30 Series 11
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標準機能 失敗対策機能 ハンマリングに失敗しても平均前の伝達関数に戻ることができますので、 良好なデータだけを平均でき、最初からやり直す必要がありません。 全入力ch間でのマトリックス演算 全てのch間でのクロス演算ができるので、任意の入力ch間でのクロス・スペク トラムや伝達関数、位相の測定ができます。 回転中のハンマリングテストに対応 トリガ毎の時間軸平均機能により回転振動成分を減衰させ、回転中の共振周波数の測定ができます。 2chの発振器内蔵(OR34は1ch、OR36,OR38はオプションで6ch出力まで増設可能) ・ 加振信号またはスピーカでの音響試験を行うために2chの発振器出力が標準装備。6chまで増設できます。出力の位相可変機能もあります。 ・出力波形はサイン、ステップサイン、リニア/ログスイープサイン、マルチサイン、ランダム、バーストランダム、ピンクなどが選択できます。 ・出力レベルの変化を緩やかに行う安定化時間設定機能により加振器ショックがありません。 マクロプログラム マルチJOB FFTアナライザ OR30 シリーズは、標準でマクロプログラ 規定したレベルを ム機能を搭載しています。 超えた場合 この機能を使用することで下記の ような自動判定システムを製作す ることが可能です。 設定した規格線をFFT分析の結果が上回った場合には 「規定のレベルを超えました!」 というメッセージを表示。 測定データ検索機能 測定データ保存時に様々な情報を追記可能です。また追記した情報を基にして測定データやプロジェクトを検索することができます。 この機能を使用することで測定データや測定条件を容易に検索することが可能です。 検索条件 ̶ ・ プロジェクト名 ・ 測定条件 ・ 測定者 ・ 測定日時 ・ 測定対象物 ・測測定部位 etc. 12 Multi JOB FFT Analyzer OR30 Series
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標準機能 レポート機能 ドラッグにより測定結果の画像データ、数値データならびに測定条件等をEXCELへ転送 ワンクリックでWORD形式のレポートを作成 リボンインタフェース上に配置されたレポートボタンをクリックするだけで、1クリックで画面上に表示された測定結果を盛り込んだレポートを 作成することができます。 *レポートの形式はカスタマイズ可能です。  お客様の使用用途に合わせてカスタマイズすることができます。 測定条件/測定データ共有機能 測定条件ならびに測定データをワンクリックでサーバー上にアップロードまたはサーバーからダウンロードすることができます。この機能を使用 することで、複数人で容易に測定条件ならびに測定データを共有することができます。 オフィス 現場 結合 共通センサー データベース センサー校正 共有 情報 現場校正 共有 測定条件の ワークブック 作成 測定条件の 読み込み 共有 比較 測定データ 測定条件 および 測定データ 解析 再測定した レポート 結果 作成 サーバー Multi JOB FFT Analyzer OR30 Series 13
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構造解析オプション サイン加振・応答制御機能(ORNV-SINE) 標準FFT分析との違い FFTアナライザでは、系にインパルス、ランダム、スイープサインといった駆動信号を与えることでサーボ回路や機械構造物の伝達関数を求めます。 インパルス加振やランダム法では素早く簡単に結果を得ることができますが、SN比の良い結果を得る場合にはスイープサイン信号を使用して 伝達関数を測定する必要があります。またピークホールド法で伝達関数を求めた場合には、原理上コヒーレンス関数を得ることができないため、 測定した伝達関数の信憑性を定量的に把握することができません。 サイン加振制御オプションでは マルチスパンでの周波数範囲毎の設定 ステップ・サイン法により、駆動している周波数成分のみ(一点 0.01Hzから40kHz間で8段階の設定ができます。 FFT)の演算・平均を求めます。結果はメモリに逐次ストア表示 されます。これにより精度の高い伝達関数と共にコヒーレンス 関数が得られます。 測定対象 仕様 ̶ ・ 分析周波数範囲 : 0.01Hz~40kHz ・ 測定点数 : 10,000 ・入力チャンネル数 : 4~32(ハードウエアの選択による) ・入力電圧レンジ : 17.5mVp~10Vp(12レンジ) ・最大許容電圧 : ±60V ・入力インピーダンス : 1MΩ<100pF サーボ機構、電気回路、機械構造物の伝達関数(振幅比、位相、 ・測定表示機能 : 伝達関数、位相、コヒーレンス関数、 ナイキスト線図やコヒーレンス関数)を0.01Hz~40kHzの広範囲で 入力/出力の波形とスペクトラム 高分解能・高精度に測定します。 ・スパン毎のパラメータ設定は以下の項目。 ・ 開始周波数、終了周波数 ・ リニアまたはログスイープ ・ 平均時間または平均周期 ・ 測定点数 1~10,000 ・ フィードバック制御レベル、対象ch ・ 出力レベル安定化時間設定 ・ ブーストモードのON/OFF ・ ブーストモードの振幅/位相の変化率 ・データ出力 : テキスト、MATLAB形式、 さらに 画像(ビットマップ) ・ 振幅変化の激しい領域は測定点数を増やし、少ない領域は スキップできます。 ・加振点、応答点のレベルをフィードバックして一定振幅する制御 ができます。 サーボ分析機能(ORNV-SER) サイン加振の機能に加えて ・ サーボ機構や制御回路の測定された伝達関数を使ってカーブフィットによる、ポール (極)とゼロ値の演算を行います。 ・演算値から伝達関数の合成、閉ループ・オープンループの演算、振幅と位相の余裕 の演算ができます。 14 Multi JOB FFT Analyzer OR30 Series
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構造解析オプション 実稼動解析機能(VT-620) 実稼働とは測定対象機器を運転した状態で行う測定のことを指します。そのデータを用いて実稼働時の振動による構造物の変形を求める ことができます。実稼働解析には時間領域、周波数領域での解析が用意されており、各々以下の解析が可能です。 各自由度の変位の時刻歴波形を用いてアニメーションを実施します。この解析を実施することで、ランダムな振動や 時間領域 過渡的な振動の変形を見ることができます。 実稼働時の変形を表す各自由度の位相付き振幅である 周波数領域 ODSFRF を使用してアニメーションを実施します。この解析を 実施することで定常的な振動の変形を見ることができます。 時系列アニメーション 周波数アニメーション モード解析機能(VT-570) モード解析【 オプション】 ME’scopeなどのモード解析プログラムの追加によりWindows上で実稼動アニメーション、シェイプアニメーションやカーブフィットによる モーダルパラメータ演算・構造変更シミュレーション機能が付加されます。 さらにユニバーサルファイル(UFF)出力によりWindows、Unixなどのプログラムにデータ出力ができます。 モード解析とは 機械構造物の固有値、固有モードを図面から計算(有限要素法など)で求め る方法に対して、現物に対してFFTアナライザと加振装置を使って構造物の 共振パラメータを計測値から求める実験手法です。構造計算の精度確認の 他、トラブルシューティングなどに使われ、モードアニメーション機能による 振動モード、実稼動モードで振動の把握ができます。 Multi JOB FFT Analyzer OR30 Series 15
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回転機械分析オプション 定幅トラッキング分析機能(ORNV-CBT) ン 周波数スペクトラムないしは次数比スペクトラムから回転数に ー振動/騒音 ブレグ 比例した成分を抽出し分析する手法をトラッキング分析と呼び スペクトルレベル ッキン トラ ます。このうち周波数スペクトラムからデータを抽出する手法を RPM 5 RPMトラッキング 定幅トラッキング分析、次数比スペクトラムからデータを抽出する 64 7 カーブ 手法を定比トラッキング分析と呼びます。本オプションはこのうち 基本周波数 8 3 定幅トラッキング分析を可能にするオプションです。 2 1 80 00 0 00 7 00 0 60 1 500 0 RPM 0002 転 数 00 4 回 3 30 200 0 4 100 0 5 回転次数 次数比分析 & 定幅/定比トラッキング分析機能(ORNV-ORD) 左図の下が3次元周波数分析で、上が3次元次数比分析です。周波数分析のデータは回転速度の上昇によりスペクトラムの振幅が右上がりに 変化していますが次数比分析のデータは回転速度の上昇があっても、X軸上の横変化がなく一直線に上昇しています。これにより回転に起因 する成分とそれ以外の成分が明確に識別できます。OR30シリーズのマルチJOB分析では同時にFFT周波数分析と次数比分析を行います ので繰り返し測定の手間が省けます。同じ次数での定幅と定比の違いをリアルタイムで確認ができます。 ン 振動/騒音 ブレ ー スペクトルレベル グ ッキ ン PMト ラ R 5 6 RPMトラッキング 4 7 カーブ 基本周波数 8 3 2 00 1 800 00 7 00 0 0 6 0 0 RPM1 0 00 5 数 2 転 000 40 回 3 0 3 200 次数比スペクトル 4 000 5 1 回転次数 回転変動分析機能(ORNV-IVC) OR30シリーズでは2台から6台までのF-Vコンバータを内蔵することができ、2chから6ch同時の回転 ねじり振動測定をリアルタイムとオフライン分析で実行できます。回転機器から得られたパルス信号の 周期変動を高速・高精度でF-V変換するために、回転パルス入力では6.4MHzでサンプリングします。 ねじり振動分析機能(ORNV-IVC + ORNV-VI) 軸の駆動側と負荷側に設置された回転検出計から出力される信号 負荷部 を使用して回転軸のねじり角度またはトルクを測定する機能です。 伝達誤差による 一般に回転機械は回転変動を伴います。特に内燃エンジンの ねじれ振動 場合トルク変動に伴う回転変動成分が大きく、この変動成分が 回転変動による 負荷部 ねじれ振動 クランクシャフト等の被駆動軸の寿命に影響を与えます。本機能 を使用することで駆動機器の回転変動に伴う回転軸のねじり 角度またはトルクを定量化することができます。 駆動部 駆動部 16 Multi JOB FFT Analyzer OR30 Series
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回転機械分析オプション 回転機械診断機能(ORNV-FFTD) ベアリングや回転機械の周期的な損傷を特定する際、高周波数 成分(衝撃波形)と低周波数成分(衝撃の周期)が合成されており、 通常の周波数分析では、損傷周期である低周波数部分の分析が 難しいとされています。そのような場合は、ケプストラムやエンベ ロープ分析を用いて周期的な損傷による衝撃成分を抽出し、解析 を行います。 本機能は、ギアならびにベアリングの振動解析に必要な機能を パッケージングした製品です。 ・ ケプストラム分析 ・ エンベロープ解析 ・自己相関関数、相互相関関数 ・1FFTブロック単位でのMin値、Max値、ピーク値、 ピークトゥーピーク値、波高率 次数比回転機械診断機能(ORNV-ORD + ORNV-ORDD) 上記の回転機械診断機能を次数領域に拡張した機能です。 この機能を使用することで、回転数可変時の振動データを使用 してギアやベアリングの故障診断をすることができます。 ・ コプストラム分析 ・ 次数伝達関数 ・次数相関関数 ・次数比分析1ブロック単位でのMin値、Max値、ピーク値、 ピークトゥーピーク値、波高率 次数スペクトラム コプストラム分析とは コプストラム分析とは、ケプストラム分析を次数領域に拡張した 機能です。 コプストラム分析をすることにより、次数比スペクトラムの中から 基本次数成分のみを抽出することができます。これにより可変速 で動作する多段ギアの故障診断をすることができます。 コプストラム 角度サンプリング機能(ORNV-ORD + ORNV-ASAMP) エンジンやコンプレッサー等周期的かつ高速に変動する機器を 対象として回転角度毎にサンプリングする機能です。この機能を 使用することでギア等の回転機械の各角度でどのような振動が 発生しているかを確認することができます。 Multi JOB FFT Analyzer OR30 Series 17
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回転機械分析オプション 軸振動解析機能(ORNV-ORBI) 長年の研究と実績により回転機械で発生する症状と振動特性の関係が解明されています。軸振動解析機能ORBIGateは、この関係を使用 してお客様が測定対象としている回転機械の状態を特定するツールです。ORBIGateはポンプ、コンプレッサ、タービン、発電機、シャーシ ダイナモメータ、モーター、工作機械、といった単体の回転機械だけではなく、タービンとモーター、タービンと発電機といった回転機械を 組み合わせた状態における振動解析装置としても利用することが可能です。マシントレーンは直接結合されていることもギアボックスを介して 結合されることもあります。ORBIGateでは、軸の振動だけでなく軸受箱の振動を収録・分析することができます。軸や軸受箱の分析は、 オービット、軸の中心軌跡、スペクトラム、ボード線図、ポーラー線図、トレンドグラフ、ウォーターフォールグラフ、フルスペクトラム、オーバー オール値、ピークトゥピーク値、回転n倍の成分をモニターするnxグラフで確認することができます。 分析モード リアルタイム分析モード、後解析モード、ナビゲーションモード レコード機能 102.4 kHz~ 800m kHz間で56レンジから選択可能 1ファイルのレコードサイズ無制限 瞬時データ ギャップ、ピークトゥピーク値、nX値(振幅/位相、1/2次を含む6つの次数成分を表示可能) 回転機械振動確認用グラフ オービット、軸中心軌跡グラフ、Σ1xグラフ、ボード線図、ポーラー線図、スペクトラム、 次数比分析グラフ、ウォーターフォールグラフ、フルスペクトラム 対応センサー 変位計、速度計、加速度計、回転検出器 ユーティリティ機能 ギャップ電圧リファレンス設定機能、ランナウト補正機能 データ出力機能 エクスポート機能(Excelと連携) レポート機能 ワンクリックレポート機能(Wordと連携) フィールドバランシング機能(ORNV-BAL-ST、ORNV-BAL-FL、ORNV-BAL-MP) 回転機械では、大きな振動が発生すれば、まずアンバランスを疑い、バランス検査を実施 します。しかし現地に設置した大型の回転機械では、そのロータを取り出すための分解が 容易ではありません。また比較的小型の回転機械であっても近くでバランサーを利用でき ない場合があります。このような場合には、回転機械を据え付けた状態で釣り合わせ作業 を行います。この据え付け状態における釣り合わせ作業をフィールドバランスといいます。 フィールドバランスは回転パルス信号を基準としたベクトル計算により実施されますが、 この計算を手計算で実施した場合には計算に時間がかかり、現場でバランス修正作業を 行うことは大変です。一方でOR30シリーズに搭載されているフィールドバランシング機能 を使用すると、面倒な計算を内部で演算し結果を表示するため、短時間に誰でも容易に バランス修正作業を行うことができます。 OR30シリーズに搭載されているフィールドバランシング機能 は剛性ローターに対して実施される1面/2面バランシング から弾性ローターに対して実施される多面バランシングまで、 お客様の幅広いニーズにお応えするフィールドバランシング ツールです。 1次曲げモード 静不釣り合い 動不釣り合い 2次曲げモード 1面/ 2面バランシング 多面バランシング 18 Multi JOB FFT Analyzer OR30 Series
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回転機械分析オプション レシプロ機構解析機能(ORNV-ORD + ORNV-ASAMP + ORNV-ENGD) エンジンに起因する振動問題を考える場合、起振力となる筒内 圧力を正確に把握することが重要となります。 筒内圧力の変化はエンジンのサイクルと連動した周期性をもつ ため、筒内圧力の分析はクランクシャフトの角度を基準として 定量化されることが一般的です。 筒内圧力信号の乱れを把握する場合、クランクアングルを基準 とした筒内圧力の実効値に加え、筒内圧力をFFT分析した結果が 使用されます。一方で筒内圧力信号の乱れは瞬間的に発生する 現象のため時間軸分解能を無限小にすることができないFFT分析 クランクシャフトの 機能では解析することができないことがあります。 クランクシャフトの角度毎の 特定の角度における 本製品では、FFT分析に代わり非定常スペクトラム分析手法として ウィグナー分布スペクトラム ウィグナー分布スペクトラム 知られるウィグナー分布を筒内圧力解析機能に採用しました。 ウィグナー分布はFFT分析と比較して時間分解能を極めて小さく することが可能なため、従来の手法では不可能だった筒内圧力の 突発的な乱れを正確に把握することができます。 特定の周波数における クランクシャフトの角度毎の結果 統計量解析機能(ORNV-TDA) 一般のFFTアナライザではFFT演算に合わせた時間幅、表示 速度の設定しかできませんがこのデータロガー機能により時系列 信号の任意時間幅での連続モニターができます。 ・ FFTアナライザの分析レンジに関係なくオンラインで任意区間 の時間波形を連続スライド表示ができます。 ・任意時間区間の実効値、ピーク値、最大値、最小値を数値で 表示、尖度(クルトシス)、歪度(スキューネス)、波高率(クレスト ファクター)の演算表示ができます。 ・これらのパラメータの時間変化、回転速度による変化のグラフ が得られます。 CVT用複数回転パルス演算機能(ORNV-CVT) CVTの入力側プーリーの回転数と出力側プーリーの回転数から 入力側プーリーの回転数 ベルトの回転数を算出する機能です。この機能と次数比分析オプ ションを組み合わせることでCVTのベルトの回転数をリファレン スとしたトラッキング分析や次数比3次元分析が可能になります。 ベルトの回転数 回転数間演算機能一覧 ̶ ・ 四則演算 ・ 三角関数 ・ e(定数) ・ 指数関数 ・ p(i 定数) 出力側プーリーの回転数 Multi JOB FFT Analyzer OR30 Series 19
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音響解析オプション 1/N(1/1、1/3、1/12、1/24)オクターブ分析機能(ORNV-OCT) 人が耳で感じる音の周波数分布は、一定バンド幅のFFT演算では得られません。人の耳の周波数分解能に合わせてバンド幅が周波数に比例 して変化するオクターブ演算が必要です。OR30シリーズでは、一定バンドで細かい分解能が得られるFFT演算と定比バンドのオクターブ・ フィルタ演算を同時に行い表示します。時系列信号も同時レコードされます。1/1、1/3オクターブバンド分析は騒音や音響測定で標準的に 行なわれる規格化された手法です。騒音信号の聴感判断はA特性付きのオーバオールや1/3オクターブスペクトラムが通常使用されます。 他に1/12、1/24オクターブバンドの分析ができます。OR30は内蔵DSPを使った高速ディジタルフィルタ演算により20kHzで32チャンネル 同時分析ができます。(オプション)FFT分析や次数比オーダトラッキング分析も同時に行えます。 1/3オクターブ分析の平均、MAX、MIN値 FFT分析と1/3オクターブ同時分析・表示 心理音響解析機能(ORNV-SQ-PSY) 人により感知される音を評価する場合には、どのような音が耳に到達し耳の中でどのように 検知されるのかを考慮する必要があります。このような観点から音を分析するために心理 音響解析技術に基づく音質評価が行われております。本機能は心理音響解析技術の中で 一般的に使用される下記6つのパラメータを算出する機能です。これらのパラメータを使用する ことで、これまで困難とされてきた音の官能的な評価を定量的に実施することができます。 ・ ラウドネス:耳の周波数特性ならびにスペクトラムマスキングの影響を加味した音の強さに 関する感覚量を表すパラメータです。ISO532Bに準拠した値を算出します。 ・ シャープネス:低音と高音のバランスを表すパラメータです。音の甲高さを表します。 ・変動強度:音の大きさの時間的な変動を表すパラメータです。音の変動感を表します。 ・ラフネス:変動強度よりも早い時間変動を表すパラメータです。音の粗さを表します。 ・トーナリティ:暗騒音に対する純音の割合を表すパラメータです。純音感を表します。 ・明瞭度:語音の明瞭度を表すパラメータです。 異音解析/サウンドデザイン機能(ORNV-SQ-FIL) 音圧信号に対して実施したカラースペクトログラムやウォーターフォール分析の結果から異音 に該当する部分を特定することは容易ではありません。また近年では自動車、家電をはじめ として製品から発生する音を改良する動きが見受けられます。 本機能は、カラースペクトログラムならびにウォーターフォール分析の結果に対して各種 フィルター処理を施し音圧信号の周波数特性を変更する機能です。音圧信号に含まれる特定 の周波数帯域(倍音成分、高調波成分およびノイズ成分)を強調/減少させることで、全体的な 音質を調整することができます。また本機能には次数フィルタが搭載されており、回転数の 倍数成分のみを強調/減少させることができます。音声データを聴覚で確認しながら各種 フィルタを適用することで、異音成分の特定に加えて積極的な音作りをすることができます。   20 Multi JOB FFT Analyzer OR30 Series