構体製造時に発生する溶接歪みの品質管理
国内鉄道車両製造メーカー X社
生産技術部（台車、構体、儀装部）N様事例：
ステンレス構体は、溶接によって6面体を組み上げていくため、溶接工程で生じた誤差が完成した構体では場所によっては数センチに及ぶことがあります。
SUS 鉄道構体製造時に発生する溶接ゆがみとその検査方法を紹介いたします。
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アンリツはCreaform (クレアフォーム)社製3Dスキャナーを取り扱っております。
【HandySCAN 3D】
携帯性に優れ、対象物を高精度に（最大0.025 mm）短時間でキャプチャーできるのが特長です。
環境の変化や対象物の動きにも左右されずに測定できるため、品質保証や製品開発向けの理想的なツールです。
【Go!SCAN 3D】
セットアップ不要で、対象物に向け、撮影するだけでスキャンできるよう設計されています。
小さな部品でも、大型の対象物でも、誰でも数分でカラー情報付きでスキャンできます。スキャン経験がなくても心配いりません。
【MetraSCAN 3D】
品質や効率性に妥協したくない生産責任者やメトロロジー責任者向けに特別に設計されたスキャナー(3D光学式CMM)です。
MetraSCAN 3Dは、対象物が動いたり、振動や不安定要因があるといった、あらゆる生産環境に耐え得るだけでなく、3D測定ワークフローも加速させます。
※アプリケーション：
寸法検査,リバースエンジニアリング,プロトタイピング,設備管理,非破壊検査,文化財,デジタルアーカイビング
このカタログについて
| ドキュメント名 | 鉄道業界での3Dスキャン事例 |
|---|---|
| ドキュメント種別 | 事例紹介 |
| ファイルサイズ | 1.1Mb |
| 登録カテゴリ | |
| 取り扱い企業 | アンリツ株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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Leaflet
鉄道業界での3Dスキャン事例
構体製造時に発生する
溶接歪みの品質管理
3次元形状測定ソリューション
国内鉄道車両製造メーカー X社
生産技術部（台車、構体、儀装部）N様
画像はイメージです 実際の解析画面
ステンレス構体は、溶接によって6面体を組み上げていくため、溶接工程で生じた誤差が完
成した構体では場所によっては数センチに及ぶことがあります。
課題：SUS 鉄道構体製造時に発生する
溶接ゆがみとその検査方法
現状
☹発生したゆがみは、主に熟練工が完成後処理を加えることで現場で要求公差に入
るよう調整している。
☹ドア周辺など、溶接歪みによる寸法のズレが、ドアのはめ込みや電気部品の儀装時
に問題になり、リードタイムに影響大である。
☹ノギスやポールでは寸法測定はできてもそれは検査のパスを判断するためのデータで
あり、面情報を取得しない限り傾向分析、品質改善にはつながらない。
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ソリューション：
追跡型ハンドヘルド3Dスキャナ
MetraSCAN
X社生産技術部では、台車製造検査工
程では既にアーム型3Dスキャナを導入済で
あり、以下の条件を満たす高精度のハンド
ヘルド3Dスキャナを探していた。
✓ アーム型3Dスキャナと同精度である
こと。 導入の決め手：溶接ゆがみ発生の傾
✓ 工場内で移動でき、振動環境でも 向分析と溶接工程後の艤装工程リー
高精度に計測できること。 ドタイム短縮
✓ 届きにくい難しい箇所のデータも取 『振動環境でも高精度に計測できるところ
得できること が気に入っています。特に、完成構体に乗り
✓ 既存の二次元計測ポイント以外の 込んで車内を計測する際、機材や計測員
箇所も3次元で計測できること。 の重みで車両が微妙に揺れるため、従来は
✓ 取得したデータが溶接、組立精度 計測に難がありましたが、MetraSCANは振
の傾向分析に役立つ可能性がある 動環境でも問題なく計測ができます。』
こと。 水密溶接時に
✓ 既存の3D CADソフトウェア、寸法 拘束治具なし
検査ソフトウェアを使いまわせること。
✓ 将来、3Dスキャナが部門内で人気
者になり、いろいろな計測に活用さ
れ製造DXの一翼を担う可能性が
あること。
水密溶接時
実際の計測風景 拘束治具あり
屋根の歪修正
工程前に拘束
治具取外し
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アンリツ株式会社 環境計測カンパニー 営業本部
営業推進部
〒243-8555 神奈川県厚木市恩名5-1-1
TEL：046-296-6523 メールアドレス：contact-ps@anritsu.com
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