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【ホワイトペーパー】263名の現場の声から見る〜工場のIoT活用リアルな実態と最新動向〜

ホワイトペーパー

工場のIoT活用のリアルな実態とは

デジタルトランスフォーメーションの取り組みが加速する中、製造業を始めとする多くの企業がデジタル技術や データを活用した業務改善に取り組み始めています。そこで、アムニモ株式会社では、2019年10月に「工場の IoT活用」について企業へのWebアンケート調査を実施しました。IoTに関する取り組み状況やその課題に 対して企業はいま何を感じているのでしょうか。本調査レポートにて、アンケートの回答を一部抜粋し、企業の IoT関連の動向と「現場の生の声」を資料としてまとめました。ぜひ、貴社がIoTへ取り組む際の参考データとして ご活用ください。

このカタログについて

ドキュメント名 【ホワイトペーパー】263名の現場の声から見る〜工場のIoT活用リアルな実態と最新動向〜
ドキュメント種別 ホワイトペーパー
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取り扱い企業 アムニモ株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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IoT調査レポート 2019
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IoT調査レポート 2019 企業における工場のIoT活用 その実際とリアルな声とは デジタルトランスフォーメーションの取り組みが加速する中、製造業を始めとする多くの企業がデジタル技術や データを活用した業務改善に取り組み始めています。そこで、アムニモ株式会社では、2019年10月に「工場の IoT活用」について企業へのWebアンケート調査を実施しました。IoTに関する取り組み状況やその課題に 対して企業はいま何を感じているのでしょうか。本調査レポートにて、アンケートの回答を一部抜粋し、企業の IoT関連の動向と「現場の生の声」を資料としてまとめました。ぜひ、貴社がIoTへ取り組む際の参考データとして ご活用ください。 調査概要 回答者のプロフィール 本レポート記載のアンケートは以下の要領で実施しました。 モノづくりに関連する企業が大半だが、物流関連も一定数あり 【調査方法】 IoTは「モノのインターネット」という訳が示すように、特定分野に 株式会社アペルザが管理するWebサイトにおいて、プレゼント企画 限定されることなく、さまざまなモノからデータを収集して活用で としてアンケート調査を実施 きる手段として、製造業を中心としながらも幅広い業界が関心を 【対象者】 寄せています。本調査においては、中でも「メーカー」が39%と IoTを自社利用、もしくは他社提案をご検討されている法人様 最も多く、「設備・装置メーカー」「製造業その他」と合わせて約 【調査実施機関】 4分の3の回答者がモノづくりに関連した業界に所属していました。 株式会社アペルザ 一方で「その他」業界の回答を個別に見ていくと、物流や倉庫業界 【調査時期】 を中心にIoTを検討していることがわかりました。 2019年10月 ● データ収集対象となる計測地点数 【有効回答数】 ● 検討しているIoTの用途 263名 ● IoTの導入検討時期 など 【アンケート内容】 業界 ● 興味のある製品・ソリューション 6% ● IoT化、データ活用に関して取り組みたいテーマ 18% ● 解決したい課題、現状のシステム環境 ● 収集したいデータ 39% ● データ収集対象となる計測地点数 ● 検討しているIoTの用途 29% ● IoTの導入検討時期 など 8% ■ 商社・販売店 ■ メーカー ■ 設備・装置メーカー ■ 製造業その他 ■ その他   1
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立場、職務区分 IoT導入への意欲と企業の状況について 回答者の約3割が「採用する立場」、4割近くが「活用する立場」で では、どの程度の企業がIoT導入に意欲を持っているのでしょうか。 あり、やはり現場に近い立場のほうが、関心度が高い傾向が若干 「現在IoTの導入を検討していますか?」との問いに対して、2割は ながら伺えます。 「すでに導入している」と回答。「導入を検討している」と合わせる 職務区分で見ると非常に多彩な職務者がIoTに携わっていること と6割超がIoT導入に前向きであることが判明しました。識者たち がわかりました。「技術系」が27%と中心で、製造に関わる他の によってIoTの重要性が訴え続けられてきましたが、実際に企業で 職種も含めるとほとんどが現場系の職務であり、IoTが製造業の も潮流となっていることが伺えます。 業務改善へのソリューションという点からは納得の結果でしょう。 それに続いて、「経営/マネジメント」「研究開発」が10%前後で 上位を占めました。IoTがビジネス変革や企業に与えるインパクトの 20% 認知が上がってきたことも関係しているかもしれません。 39% 立場 8% 41% 26% 29% ■ すでに導入している ■ 導入を検討している ■ 導入予定なし また、こうした企業の導入意向にかかわらず「IoTはどのような 使い方を検討されていますか?」と尋ねたところ、7割近くが、どちら 37% かといえば「自社で導入する製品・ソリューションに活用したい」 と答えました。およそ3割は他社向けを軸としたビジネスを見据えて ■ 決定する立場 ■ 採用する立場 ■ 活用する立場 ■ 関与しない  いるようです。 職務区分 80 70 70 33% 60 50 47 40 67% 28 30 27 21 19 20 14 11 9 10 4 3 2 2 2 2 1 0 ■ 自社で導入する製品・ソリューションに活用したい 技 研 経 営 生 商 営 電 製 機 保 品 生 資 製 そ 術 究 営 業 産 品 業 気 造 械 守 質 産 材 造 の ■ 他社に提案する製品・ソリューションに活用したい 系 開 / 系 技 企 / 設   設 メ 管 管 調 組 他 発 マ 術 画 マ 計 計 ン 理 理 達 み ネ / ー テ / 立 ジ 設 ケ ナ 品 て メ 計 テ ン 質 ン ィ ス 保 ト ン 証 グ 2
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企業がいま注目するIoTで取り組みたいテーマとは になりました。 「IoTシステム全体の構築」の観点も注視するべきポイントでしょう。 企業によって強みや課題が異なり、IoTで取り組むテーマもそれぞれ IoTは工場設備に加えてセンサー、ネットワークや分析を含め、さま です。そこでアンケート調査では、企業が「いま」注目しているテーマ ざまな要素を幅広く見通せる技術者の存在がプロジェクト成否を について再確認することにしました。「IoT化、データ活用に関して 分けるともいわれていますが、そのような人材が自社内に在籍する 取り組みたいテーマ」を3つまで挙げてもらったところ、もっとも ことは珍しいものです。企業としてはその分野への取り組みを意識 ニーズが多かったのは「遠隔監視・稼働監視」でした。設備や機器を するのは自然な流れです。 データで可視化し、稼働率の向上につなげたい多くの企業が取り 「その他」では「製品や従業員の安心・安全」との回答がありました。 組むテーマです。 食品トレーサビリティに関心がある企業であり、製品はもちろん、 その次に続くのが、人材不足や属人化の解消の面でも大きな効果を 携わる従業員にとっても責任範囲の明確化や作業負担軽減といった 発揮する「データを活用した品質管理・均質化」ですが、2位以降 「安心・安全」のメリットをIoTに対して見出しているものと考えられ は概ね横並びの結果となっており、活用目的はやはり“百社百様”で ます。 あることがわかります。「トレーサビリティの実現」「物流の効率化」 も少なくなく、製造と物流のサプライチェーン連携がIoTによって 実現する大きなテーマになり得るものと推察されます。 IoTでどんな課題を解決しようと考えているのか 120 IoT化、データ活用に関して取り組みたいテーマを 温度管理などを組みあせたソリューションや 109 下記より選択してください(3つまで選択可) メンテナンス目的でのニーズは多い 100 90 85 82 81 では具体的にIoTで何に取り組みたいのでしょうか。アンケートの 80 66 65 57 コメントから、課題や障壁、システム環境の現状とともに詳しく考察 60 43 していきます。 40 興味深い回答としては「、生産ラインで見つかった製品の不具合情報 20 を個体と紐づけ、開発部門へフィードバックできる仕組みをIoT技術 3 0 で構築したい」と、単なる可視化を越えてエンジニアリングチェーン 稼遠 品デ IoT低 デ 予 IoT ネ製 ト 物 そ 働隔 質ー シコ ー 知 シ ッ品 レ 流 の での活用を検討している企業がありました。 監監 管タ スス タ 保 ス ト・ ー の 他 視視 理を テト 分 全 テ ワ機 サ 効 ︵ ・ ・ ムで ム ー器 ビ フ 「遠隔監視・稼働監視」のニーズでは「委託倉庫会社で自社商品の均活 析 率用 構の の 全 クの リ質 化 リ し 築 自 体 化通 テ ー信 ィ 記 在庫および管理、出荷までを依頼しているが、その稼働状況を遠隔で化た 動 の 化 構 化 の 述 築 ・ 実 ︶ 把握したい」という物量に関するユースケースのほか、「温度・湿度現 などの情報や、稼働中またはエラー中といった機械のステータス テーマとしては、上記のような業務課題の観点だけではなくIoTの 情報を把握したい」「作業場と倉庫などの温度管理が自動ででき 導入では、システムを「いかに構築するか」自体も企業にとっての大きな ればよい」など環境に関するニーズも挙げられました。また「予知 テーマです「。製品・機器の通信化・ネットワーク化」の回答も一定数 保全」では「経年劣化するものの交換時期が知りたい」といった、 あったように、これまで通信機能のなかった設備をまずネットワーク プロアクティブなメンテナンスも望まれています。 化するところからというフェーズの企業も少なくありません。 構築そのものの課題としては、「低コストでのIoTシステム構築」が 課題になるのは、人的要素や機器の整備、コストなど 上位であることも見逃せません。一般論として、IoTがなかなか導入 データ活用は単なるデータ収集して可視化することだけが目的で されていない背景に「投資対効果」が指摘されています。いかに低 はありません。「属人的な工程が多いため、AI利用による効率化を コストで効率よく運用できるかを重要視していることが、改めて明らか 目指したい」という声があったように、AIを組み合わせた活用にも 3 期待が寄せられています。ただし、高度な活用体制はそう簡単に 行えるものではありません。IoT実現に向けて大きな障壁として挙げ られるのは「、収集したデータを分析活用できる人材の不足。データ 分析スキルを持つ人材の確保が喫緊の課題」など、技術者を含めた 人にまつわる要素に課題を感じる企業も少なくありません。 加えて、そもそも通信を前提に設計されていない機器が多いこと から、「設備が古く改造が難しい。技術に詳しい社員がおらずなか なか進捗しない「」設備が単独に稼働しており通信やネットワーク化 されていない」など、物理的なインフラ面の課題も改めて浮かび上 がります「。保有するデータ増加によりセキュリティによるリスクも 懸念材料」と心配する声も見られたように、インターネットへの通信 を行うことになればセキュリティの課題も解消しなくてはなりません。 では、必要なデータを集めて分析し課題を解決するためには、どの また、無視できないのがコストの観点です。「遠隔地にある電力 ような製品やソリューションが必要だと考えているのでしょうか。 メータの数値をリアルタイムに取得したい。しかし、予算が無いた 「興味のある製品・ソリューション」を3つまで選択してもらったところ、 め低コストで実現できる方法を模索中」「エンドユーザーの工場に 「データ分析用AI」が群を抜いて多く票を集めた形になりました。 導入しようとしているが、予算が合わない。低コストで構築できる これまで収集できなかった大量のデータをさばく必要があるだけで システムが必要」と、技術的には実現方法を見出せているものの、 なく、データを蓄積していながらも分析できていなかった設備も多い コストとの兼ね合いで思うように進まないという声も少なからず といわれています。分析には、人間ならではのデータの見方や分析の 見られました。「初期段階でのIoT化のコスト対効果の効率的な 仕方も必要になりますが、人間が気づかないような傾向を示唆する 試算」といった初期の課題を挙げる声もありました。 うえでもAIの力が期待されていることを示しているでしょう。 また、リアルタイムな稼働監視や、取り組みテーマとして関心が高い 企業がIoTで取得しようとしているデータとは 「予知保全」についても、同様に人間の能力では限りがあり、かつ それらは属人化しやすいため、AIによるデータ分析が必須です。 次に、IoTで課題を解決するために何が必要だと考えているのか、 IoT化とデータ分析のためのAIは一体として考えることが欠かせない データ面で見てみましょう。 ものという認識が定着しているようです。 「設備の稼働状況」「リアルタイムの生産状況把握」は、IoTの用途 として幅広く注目されており、アンケートの自由回答からもそれらを 示唆する傾向が伺えました。取得したいと考えているデータについて は、「水位などのレベル信号」「水分量(含水率)の経時変化、部位に よる偏り」と水に関するテーマのほか、「給湯と空気」「振動、温度、 湿度」「モーターや制御盤の絶縁抵抗」といった具体的な対象が 挙げられました。また、「経験者の五感による運転音、振動、流動 状態、沈殿状態」では、映像解析など、センサー以外での手法を 用いてデジタル化する必要がありそうです。 さらに「データ収集対象となる計測地点」の数を聞いたところ、 「1~5」が105人と最多で、次いで「21以上」が94人となり、大きく 2分される結果となりました。工場規模や利用シーンによる差異が 垣間見え、興味深い結果です。
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企業がいま注目するIoTで取り組みたいテーマとは になりました。 「IoTシステム全体の構築」の観点も注視するべきポイントでしょう。 企業によって強みや課題が異なり、IoTで取り組むテーマもそれぞれ IoTは工場設備に加えてセンサー、ネットワークや分析を含め、さま です。そこでアンケート調査では、企業が「いま」注目しているテーマ ざまな要素を幅広く見通せる技術者の存在がプロジェクト成否を について再確認することにしました。「IoT化、データ活用に関して 分けるともいわれていますが、そのような人材が自社内に在籍する 取り組みたいテーマ」を3つまで挙げてもらったところ、もっとも ことは珍しいものです。企業としてはその分野への取り組みを意識 ニーズが多かったのは「遠隔監視・稼働監視」でした。設備や機器を するのは自然な流れです。 データで可視化し、稼働率の向上につなげたい多くの企業が取り 「その他」では「製品や従業員の安心・安全」との回答がありました。 組むテーマです。 食品トレーサビリティに関心がある企業であり、製品はもちろん、 その次に続くのが、人材不足や属人化の解消の面でも大きな効果を 携わる従業員にとっても責任範囲の明確化や作業負担軽減といった 発揮する「データを活用した品質管理・均質化」ですが、2位以降 「安心・安全」のメリットをIoTに対して見出しているものと考えられ は概ね横並びの結果となっており、活用目的はやはり“百社百様”で ます。 あることがわかります。「トレーサビリティの実現」「物流の効率化」 も少なくなく、製造と物流のサプライチェーン連携がIoTによって 実現する大きなテーマになり得るものと推察されます。 IoTでどんな課題を解決しようと考えているのか 温度管理などを組みあせたソリューションや メンテナンス目的でのニーズは多い では具体的にIoTで何に取り組みたいのでしょうか。アンケートの コメントから、課題や障壁、システム環境の現状とともに詳しく考察 していきます。 興味深い回答としては「、生産ラインで見つかった製品の不具合情報 を個体と紐づけ、開発部門へフィードバックできる仕組みをIoT技術 で構築したい」と、単なる可視化を越えてエンジニアリングチェーン での活用を検討している企業がありました。 「遠隔監視・稼働監視」のニーズでは「委託倉庫会社で自社商品の 在庫および管理、出荷までを依頼しているが、その稼働状況を遠隔で 把握したい」という物量に関するユースケースのほか、「温度・湿度 などの情報や、稼働中またはエラー中といった機械のステータス テーマとしては、上記のような業務課題の観点だけではなくIoTの 情報を把握したい」「作業場と倉庫などの温度管理が自動ででき 導入では、システムを「いかに構築するか」自体も企業にとっての大きな ればよい」など環境に関するニーズも挙げられました。また「予知 テーマです「。製品・機器の通信化・ネットワーク化」の回答も一定数 保全」では「経年劣化するものの交換時期が知りたい」といった、 あったように、これまで通信機能のなかった設備をまずネットワーク プロアクティブなメンテナンスも望まれています。 化するところからというフェーズの企業も少なくありません。 構築そのものの課題としては、「低コストでのIoTシステム構築」が 課題になるのは、人的要素や機器の整備、コストなど 上位であることも見逃せません。一般論として、IoTがなかなか導入 データ活用は単なるデータ収集して可視化することだけが目的で されていない背景に「投資対効果」が指摘されています。いかに低 はありません。「属人的な工程が多いため、AI利用による効率化を コストで効率よく運用できるかを重要視していることが、改めて明らか 目指したい」という声があったように、AIを組み合わせた活用にも 期待が寄せられています。ただし、高度な活用体制はそう簡単に データ収集対象となる計測地点はいくつですか? 行えるものではありません。IoT実現に向けて大きな障壁として挙げ られるのは「、収集したデータを分析活用できる人材の不足。データ 分析スキルを持つ人材の確保が喫緊の課題」など、技術者を含めた 94 105 人にまつわる要素に課題を感じる企業も少なくありません。 加えて、そもそも通信を前提に設計されていない機器が多いこと から、「設備が古く改造が難しい。技術に詳しい社員がおらずなか なか進捗しない「」設備が単独に稼働しており通信やネットワーク化 22 42 されていない」など、物理的なインフラ面の課題も改めて浮かび上 がります「。保有するデータ増加によりセキュリティによるリスクも ■ 1~5 ■ 6~10 ■ 11~20 ■ 21以上 懸念材料」と心配する声も見られたように、インターネットへの通信 を行うことになればセキュリティの課題も解消しなくてはなりません。 では、必要なデータを集めて分析し課題を解決するためには、どの また、無視できないのがコストの観点です。「遠隔地にある電力 ような製品やソリューションが必要だと考えているのでしょうか。 メータの数値をリアルタイムに取得したい。しかし、予算が無いた 「興味のある製品・ソリューション」を3つまで選択してもらったところ、 め低コストで実現できる方法を模索中」「エンドユーザーの工場に 「データ分析用AI」が群を抜いて多く票を集めた形になりました。 導入しようとしているが、予算が合わない。低コストで構築できる これまで収集できなかった大量のデータをさばく必要があるだけで システムが必要」と、技術的には実現方法を見出せているものの、 なく、データを蓄積していながらも分析できていなかった設備も多い コストとの兼ね合いで思うように進まないという声も少なからず といわれています。分析には、人間ならではのデータの見方や分析の 見られました。「初期段階でのIoT化のコスト対効果の効率的な 仕方も必要になりますが、人間が気づかないような傾向を示唆する 試算」といった初期の課題を挙げる声もありました。 うえでもAIの力が期待されていることを示しているでしょう。 また、リアルタイムな稼働監視や、取り組みテーマとして関心が高い 企業がIoTで取得しようとしているデータとは 「予知保全」についても、同様に人間の能力では限りがあり、かつ それらは属人化しやすいため、AIによるデータ分析が必須です。 次に、IoTで課題を解決するために何が必要だと考えているのか、 IoT化とデータ分析のためのAIは一体として考えることが欠かせない データ面で見てみましょう。 ものという認識が定着しているようです。 「設備の稼働状況」「リアルタイムの生産状況把握」は、IoTの用途 として幅広く注目されており、アンケートの自由回答からもそれらを 150 興味のある製品・ソリューションを選択してください127 示唆する傾向が伺えました。取得したいと考えているデータについて (3つまで選択可)120 98 は、「水位などのレベル信号」「水分量(含水率)の経時変化、部位に 87 90 78 76 よる偏り」と水に関するテーマのほか、「給湯と空気」「振動、温度、 62 湿度」「モーターや制御盤の絶縁抵抗」といった具体的な対象が 60 挙げられました。また、「経験者の五感による運転音、振動、流動 30 状態、沈殿状態」では、映像解析など、センサー以外での手法を 3 用いてデジタル化する必要がありそうです。 0 デ 稼メ施 IoT 販生 無 エエ そ さらに「データ収集対象となる計測地点」の数を聞いたところ、 ー 働ン設 / 売産 線 ッッ の タ 状テ管 M2M 管管 モ ジジ 他 「1~5」が105人と最多で、次いで「21以上」が94人となり、大きく 分 況ナ理 イ 理理 ジ AIコ ︵ン 析 把ン/ ン シ/ ュ フテ ー ピ 用 握ス ス ュ リグ ル ー ー2分される結果となりました。工場規模や利用シーンによる差異が AI シ/ レ テ / 記ス ー デ テシ ム バ ィ 述テ 垣間見え、興味深い結果です。 ョ イ ン ︶ム ン ス グ・ 4
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アムニモで実現できるソリューションと 薬液タンクの残量モニタリングレシピ これからの企業のIoT 薬液の残量が少なくなったタイミングで、管理者へ通知し適切な 発注点をお知らせします。貯まったデータを活用し、使用量の傾向を 難しいIoT構築作業を簡単に行えるソリューションも登場 つかみ、計画的な発注をすることができます。 アンケート回答によって明らかになった課題を集約すると「、構築の 専門知識「」コスト」をどうクリアするかがポイントになります。 地下機械室における酸素濃度管理レシピ その中でアムニモが提供するのは「測る「」つなげる「」活用する」という 地下作業場における酸素濃度を測定し、危険度を遠隔でモニタリング 目的のために、必要なIoT通信機器や通信回線、クラウド上のシステム することができます。見回り業務が簡易化するとともに、酸欠やガス まで、システム構築することなくワンパッケージで簡単に活用できる 漏れによる労働事故を引き起こすリスクが軽減します。 サービス“Measurement as a Service(MaaS)”です。IoTは「構築が難 しい」という概念を覆し「、加入「」設置「」開始」の3ステップで誰でも ベアリングの振動監視レシピ 手軽に使い始められるサービスになっています。 ベアリングの振動を監視し、異常な振動を検知した場合に通知 またサブスクリプション契約によって毎月一定額の経費負担で短期 します。ダウンタイムを減少できるだけでなく、貯まったデータを活用 利用も可能なので、大がかりな設備投資を必要とせず、上申しやすく し、生産設備への障害発生の傾向を予測することもできます。 スタートしやすい仕組みです。申し込みも、基本サービスはECサイト を通じて簡単に加入できます「。設置」についても、スマートフォンで 工場向け部品在庫量見える化レシピ ゲートウェイデバイスのQRコードを読み取るだけの簡単操作で登録 重量センサーを活用し、部品の残量を把握できるため、部品発注の ができ、通信回線やクラウドの設定作業はすべて自動で完了します。 タイミングを簡単に把握できます。 自社の要件によって、どのようなIoT環境を構築するかは異なって きますが、手軽に構築できるソリューションを活用するのもIoTへの 食品ラインの加工温度モニタリングレシピ 取り組みを前進させるうえで1つの手段となります。 温度センサーを用いて、食品ラインを流れる食品の表面温度を測る ことができます。後付けが可能で、ピンポイントでモニタリングし、 環境データを活用した多彩な応用例を提供 生焼けなどの異常を検知します。 先に紹介したように、企業が取得したいと考えているデータとして、 工場の設備・装置の稼働データを挙げる企業が多く見られました。 このほかの製造業関連レシピ、飲食店やリゾート施設、病院、学校、 アンケート内で見られた具体的なキーワードとしては、温度、湿度、 ビル、オフィスといった公共事業向けのレシピ、農業やプラントなど 振動、圧力、水位、流量、電流・電圧などさまざまです。これらを応用 で利用できるレシピも多数用意しています。 すれば生産業務だけでなく、それに付随するさまざまな業務の改善 なおアムニモのクラウド化されたサービス基盤は、今後、SDKによる に活かすこともでき、さまざまな可能性が眠っています。 独自機能を開発したりAP(I Application Programming Interface)を なおアムニモでは「、お客様が今すぐ課題解決したいこと」を実現する 通じて外部サービスと容易に連携したりできる仕組みを拡充して センサーデバイスの選択からIoTアプリケーション構築方法までを いく予定です。こうすることで、AIなどの機能による高度化を図る際 公開した「amnimoレシピ」を用意しており、今回アンケートで見られ にも、スムーズに取り入れることが可能になるでしょう。IoTの対象 たような環境データを取得することで業務の自動化を支援する 機器や活用領域を柔軟にスケールできるため、将来の大規模導入に ソリューションを提供しています。ごく一例ですが、以下のようなレシピ あたっても入れ替えの無駄や移行がありません があります。 5
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終わりに 競争力を得るためのデータ活用は、急に結果が出るものではあり ません。前提としてデータが無くては始まらないのです。検討も 大切ではありますが、「早く始める」ほど効果が出るため、投資対 効果も得られます。 「人」の観点からもIoTに取り組まない理由はありません。ベテラン からの技術継承が急務となっている現場も多く、IoTプロジェクト によるデータやプロセスの可視化も期待されています。働きやすい 環境を整備することが企業の価値と直結し、将来を担う人材の 安定確保にもつながります。 さらには国連が掲げる目標SDGsへの対応が、消費者や投資家から の判断に影響する要素となっています。一例として、食品工場や サプライチェーンをリアルタイムで「見える化」し、在庫や生産の ロスを減らすことが企業の存続にとって無視できないテーマと なっているのです。 こうした「IoT待ったなし」のいま、構築に頭を悩ませるのではなく、 「IoTは使うもの」の発想を持って取り組み始めてみてはいかが でしょうか。 〒180-8750 東京都武蔵野市中町2-9-32 Tel 0422-52-6779 Email info@amnimo.com URL https://amnimo.com ※掲載している会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。 ※掲載内容は2020年1月現在のものです。 6