【e-F@ctory導入事例/活用例_vol.2】低コストなIoT化で設備停止時間25%削減!

導入事例／活用例 生産性向上 低コストなIoT化で 設備停止時間 25%削減! 詳しくは 工程や設備の多いラインで、少人数での多品種生産を実現 中面へ! したいと考えていたA社。汎用ツールを活用した低コストな IoT化により、設備停止時間を約25%削減することに成功した。 その秘訣とは？

お客様の お困りごと 工程や設備の数が多いラインで、 少人数での多品種生産を実現したいと考えていたA社。 トレーサビリティを実現できておらず、改善や品質管理も困難な状況だった。 1ラインに1人なので 設備停止に気付かない 多品種で工程も多く、 どう改善したら良いか わかならい 品質管理のための トレーサビリティにも 取り組みたい 改善 したこと ライン担当者のウェアラブル端末へ設備停止をリアルタイムに通知し、 ダウンタイムを削減。さらに、収集したデータをBIツールで分析し、設 備・運用方法を改善。これらの施策により、ひと月の設備停止時間 を51.3時間から38.0時間に約25%削減。 Before Af ter 設備停止 時間 51.3時間/月 38.0 約25%時間/月 削減

ココが ポ イ ン ト Point 設備や品質に異常が発生した際は、現場担当者のウェアラブル端末 1 にアラートを配信することでダウンタイムを削減。 Point 生産ラインの情報をデータベースに自動登録できるトレーサビリティ 2 システムを構築。さらに汎用ツールを活用し、低コストでIoT化を実現。 分析スタッフ 加工・品質等の 分析用の情報 データを分析し データベース 分析ツール 改善方法を検討 アラート情報 ! リアルタイム情報 異常が発生したら ウェアラブル端末 生産ラインの情報を ウェアラブル端末に 現場担当者 アラート通知 データベースに自動登録 情報連携用PLC (加工・品質等のデータを送信) ラインサイドの リアルタイムモニタ 作業者 保全 これなら すぐに設備停止に 制御用PLC 気づけるね 低コストなIoT化のシステム構成は次ページへ 費用対効果 費 用 構築期間 回収期間 約400万円 2年 3年 ／ライン（システム構築費込） （構想期間含む） ※回収期間の考え方 1カ月あたり53.3-38.0=13.3時間の追加生産が可能であり、生産数×単価に換算すると、本事例では1カ月あたり約11.2万円分の回収であった。このため、約400万円の回収期間は、400万÷11.2 万=約36カ月（3年）となる。

低コストなIoT化の概要 本活用例でご紹介したシステムは、汎用シーケンサMELSEC iQ-Rで構成されており、三菱電機が提 供するMESインタフェースユニットを利用することで、設定のみで生産ラインの情報をデータベースに保存 することが可能です。データベースに保存された情報は、汎用ツールで活用しています。 システム構成 分析ツール 無償ソフトを活用 データベース データベースの アラート通知 市販ウェアラブル端末 情報を 汎用ツールで活用 リアルタイムモニタ 表計算ソフトで開発 ご購入が必要な機器 情報連携用PLC １ 汎用シーケンサMELSEC iQ-R 設定のみで生産ラインと データベースを連携可能 2 MES インタフェースユニット CC-Link IE Fieldなど 制御用PLC 機器構成（例） タイプ 形 名 概 要 標準価格(円) 1 汎用シーケンサMELSEC iQ-R シーケンサCPU R16CPU シリンダのセンサON/OFF信号から移動時間を計測し、動作回数をカウント。移動時間を監視し、設定値を超えるとアラームを発信。 380,000 ベースユニット R35B 5スロット 21,000 電源ユニット R61P 入力：AC100～240V 出力：DC5V 6.5A 20,000 CC-Link IE フィールドユニット RJ71GF11-T2 装置内の制御用PLCからシリンダのセンサON/OFF信号等を受信するための ネットワークユニット ※本ユニットの要否は主に対象装置の制御装置に依存します。 50,000 2 MESインタフェースユニット RD81MES96N パラメータ設定のみで、生産ラインの情報をデータベースに自動登録するためのユニット。 230,000 〒100-8310 東京都千代田区丸の内2-7-3（東京ビル） 商標、登録商標について 本社機器営業部…（03）3218-6760 神奈川支社………（045）224-2624 中国支社…………（082）248-5348 本文中における会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。 北海道支社………（011）212-3794 北陸支社…………（076）233-5502 四国支社…………（087）825-0055 東北支社………… （022）216-4546 中部支社………… （052）565-3314 九州支社………… （092）721-2247 安全に関するご注意 関越支社………… （048）600-5835 豊田支店………… （0565）34-4112 本資料に記載された製品を正しくお使いいただくため 新潟支店………… （025）241-7227 関西支社…………（06）6486-4122 ご使用の前に必ず「マニュアル」をお読みください。 この印刷物は、2020年6月の発行です。なお、この印刷物に掲載した内容は、改善のために予告 なく変更する場合がありますので、ご採用の節には、事前に弊社までお問い合わせください。 2020年6月作成