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【ECAD(R) / 導入支援サービス 導入事例】大森機械工業株式会社 様

事例紹介

設計から調達までのプロセス標準化に成功

◆ECAD dio導入までの経緯
選定に際しては電気設計CADだけではなく、現状の電気設計の課題解決についても同時に検討が行われました。ECAD dioは使いやすい事、登録した部品を自動配置できる利点などが高く評価されました。
課題解決を満たす事ができるワコムの提案が評価され、ECAD dio 20ライセンスと導入支援サービス及びプログラム開発支援をご採用いただきました。

◆ECAD dio導入後の成果
設計の標準化で図面の描き方を全社統一
独自の「設計手順書」作成と社内展開
設計から調達まで一貫したシステム化
作業時間の短縮
電気設計のコスト管理

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このカタログについて

ドキュメント名 【ECAD(R) / 導入支援サービス 導入事例】大森機械工業株式会社 様
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 201.7Kb
登録カテゴリ
取り扱い企業 株式会社ECADソリューションズ (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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ECAD® / 導入支援サービス 導入事例 大森機械工業株式会社 様 設計から調達までのプロセス標準化に成功  昭和23年(1948)創業の大森機械工業株式会社(以下、大森機械工業)は包装機 業界のリーディングカンパニーです。お客様のご要望に合わせたオーダーメイドの包 装機械を設計・製造し、食品や医薬品など身近な製品の「包装」を支えています。 1955年、日本初となる魚肉ソーセージ用の全自動充填結紮機を開発して以来、安定 成長を続ける包装業界をメインターゲットに包装の可能性を追求しています。 今日 では、日本の包装システムメーカーとして、さらなる革新、会社力向上、グローバル展 開、持続的発展により、世界のトップ10入りを目指しています。 ECAD dio導入までの経緯  選定に際しては電気設計CADだけではなく、現状の電気設計の課題解決についても同時に検討が行われま した。ECAD dioは使いやすい事、登録した部品を自動配置できる利点などが高く評価されました。 また、『10 年後も使えるシステム』を目標にシステム検討が行われた結果、下記の課題解決が求められました。  【課題1】 どの設計者でも同じ品質・同じ時間で設計ができるようにする  【課題2】 個人管理、紙管理になっていた図番管理をデータで行い、共有化、ペーパーレス化する プロジェクト総責任者  【課題3】 図番管理及びコスト管理をするため基幹システムと連携する 常務執行役員 齋藤 取締役 これらの要求を満たす事ができるワコムの提案が評価され、ECAD dio 20ライセンスと導入支援サービス及 びプログラム開発支援をご採用いただきました。 ECAD dio導入後の成果  導入プロジェクトは大森機械工業、日本IBM、ワコムの3社協力のもと行われ、以下を実現する事ができま した。 ① 設計の標準化で図面の描き方を全社統一 プロジェクト責任者 ② 独自の「設計手順書」作成と社内展開 技術生産本部長付 ③ 設計から調達まで一貫したシステム化 福嶌 様 ④ 作業時間の短縮 ⑤ 電気設計のコスト管理 ① 設計の標準化で図面の描き方を全社統一 従来は3つある事業部が別々に電気設計を行っており、それぞれの事業部で図面の描き方が異なって いました。また、全ての図面を描いていたため入力ミスなども発生し、設計の工数増加の要因になって いました。 この課題を解決するため、データでの図番管理を行って共有化し、標準図とモジュールを組み合わせ プロジェクトリーダー ることを基本とした設計手法の標準化を行いました。その結果、事業部の垣根を超えて図面の描き方 技術生産本部 第1事業部第1電気設計部 第2グループ を全社統一でき、さらに若手もベテラン設計者も同じ品質の図面を作成でき、工数を減らすことができ チーフ るようになりました。 利根川 様 裏面へ続く
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② 独自の「設計手順書」作成と社内展開 設計の標準化実現のためもう1つ取り組んだことがあります。それは設計手順書の作成です。ワコムが 導入支援サービスで作成した「設計手順書」の雛形を基に、大森機械工業が独自の電気設計のノウハ ウを盛り込んで作られました。この「設計手順書」は単なる操作マニュアルではなく、設計シーン毎に遵 守されるべき設計ルールが明記され、その設計ルールを具体的な手順として記述した構成になってい ます。 この手順書の設計者への展開は、ワコムによる教育を受けたECAD dioのスペシャリストの手によって 大森機械工業株式会社 行われています。 http://www.omori.co.jp 【本社】 ③ 設計から調達まで一貫したシステム化 〒343ー0822 埼玉県越谷市西方2761 図面から抽出した図面管理情報や部品情報を、基幹システムであるIBM® Power Systems™へ TEL: 048-988-2111(大代表) 自動登録を行い、購買帳票の自動作成といった一連の作業を自動化することで、設計から調達までを 一貫したプロセスとしてシステム化することができました。 導入プロジェクト概要 また、大森機械工業が機械設計データの管理用に独自開発した管理システム「Model Manager」 大森機械工業・日本IBM・ワコム をベースに電気設計の管理機能を追加・改修した「E-CAD Manager」が今回開発されました。「 合同プロジェクト E-CAD Manager」とECAD dioを連携させるプログラムにより、設計した図面の検図、承認といっ 【期間】 たプロセスについてもペーパーレスを実現しています。 2013年12月~2014年6月 これらを実現する追加機能のプログラム開発には「ECAD dio COM-API」というECAD dioに標準 【設計の改善】 搭載されているプログラム作成を支援するインターフェースの利用が不可欠でした。今回のプロジェ 大森機械工業、ワコムで実行 クトでもこれを使った数々のプログラムがワコムだけでなく、大森機械工業でも開発され、自動化・標 【管理の改善】 準化に貢献しています。 大森機械工業、日本IBM、ワコムで実行 ④ 作業時間の短縮 導入支援・プログラム開発 サービス 従来手動でExcelシートに作成していた自社フォーマットのブロック表をECAD dioの部品表の情報 ・部品マスタ登録方法指導 から自動的に作成させる仕組みに変えて改善を行いました。また、部品の配置についてはこれまで部 ・「設計手順書」の雛形作成 品一個一個の大きさを調べて反映していたものが、ECAD dioによって部品登録のデータからそのま ・スペシャリスト育成 ま部品配置に結びつく形になりました。これらの改善効果により一般的な図面作成作業において、お ・プログラム開発 およそ20%の時間短縮を実現しています。 2014年10月取材 ⑤ 電気設計のコスト管理 2017年11月更新 電気設計のコスト管理を実現するということも今回の大きなテーマのひとつでした。会社で統一され た部品情報データベースを構築し、使用する部品を統一することで部品管理ができ、コスト低減も期 待できます。また基幹システムであるIBM Power Systemsによって受注管理、図番管理、使用部 品の管理等が行われ、電気設計についてコストの管理が可能になりました。 今後の展望 今後も標準化促進、コスト見直しなどを行っていきたい  「現在標準化されたシステムで運用しているのは大森機械工業で製造している全機種のうち3割くらいと いうところです。今期中に全機種に展開することで、標準化の促進、コストの見直し、出先での情報共有など 様々なことができるようになるよう進行中です。」 移行プロジェクトの総責任者で大森機械工業株式会社  常務執行役員 齋藤取締役は今後の展望について話されました。 ワコムは今回実行したプロジェクトと同様にECAD dioの販売だけでなく、お客様の課題を解決するためのさ まざまなプログラム開発や導入支援、導入後のサポートを含めたソリューションの提供に今後も注力してまい ります。 ※ ECAD、ECAD dioは株式会社ECADソリューションズの登録商標です。 ※ 会社名、製品名などの固有名詞は各所有者の商標あるいは登録商品です。 ©2017 ECAD Solutions Co.,Ltd. All Rights Reserved. ※ 掲載の記事・写真などの無断転載および使用を禁止します。 Providing CAD solutions since 1984 お問い合わせ、ご用命は下記へお申し付け下さい。 株式会社ECADソリューションズ 〒330-0081 埼玉県さいたま市中央区新都心4-3 ウェルクビル6階 本社: 048-615-6350 大阪: 06-7709-9101 名古屋: 0562-47-8550 http://www.ecad-sol.com